今すぐ出来る!漠然とした不安から脱出する3ステップ

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漠然とした不安にかられて、頭では「それは今は関係ないと」わかってはいても、抜け出せない状態に陥ることがあります。

不安は妄想であることはわかっていても、脱出方法を知らなければ、いつまでも不安を抱えたままで行動し続けることになります。

私たち日本人は、強い不安遺伝子を持っているために、すぐに不安になりやすい人種のようですが、「不安の正体」と、その「不安」たいする対処法さえ知っていれば、苦しむ時間は短く出来ます。

誰でも、気分良く、幸せに生きていたいものですので、不安という存在を知り、向き合い方を学んで実践してみましょう。

ここでは、すぐに不安になってしまう、一度不安になるとグルグル思考から抜け出せなくなる、といった場合に、早めに脱出していく方法を紹介します。

まずは、自分の中に「不安」や「恐怖」が生まれ、それに気づいたら一度立ち止まってみて、「不安」と正しく向き合ってみましょう。

この方法を覚えることによって、またどこかで「不安」になってしまった時に、上手く切り抜けることが出来るようになります。

そもそも「不安」は妄想だと知っておく

まず始めに、知っておかなければいけないことは、「不安」のほとんどは「まだ起きていない事」であったり、「今はいくら考えても意味のないこと」であるということです。

「心配していることの9割は起こらない」という言葉に沢山出会ってきたことでしょう。

それが真実であって、「不安」は妄想です。

そして、「不安」によって引き起こされる行動は、さらに不安を呼び込むものですので、どれだけ対処しても、自分自身の中から「不安」が解消されない限りは、終わりません。

「不安」を感じた時には、まずは「不安になっている自分」に気づいてあげましょう。

自分に気づくことによって、冷静に次の対処が出来るようになります。

「不安」による行動はしないようにする

日本人は、不安遺伝子による思考のせいか、文化として「不安」を原動力に行動することが多々見られます。

また、これらの文化によって出来た社会的理念としても、「不安」を与えて集団を支配したり、都合よくコントロールする手法が常用されています。

それが当たり前と思って生きて行くことによって、全ての行動が「不安」を払拭するためのものとなるため、無限に終わらない「不安」に悩まされていくことになります。

その行動を繰り返していくと、それは「強迫性障害」と呼ばれる人格を作ってしまうために、後からとても苦しむことになってしまいます。

まずは、「不安」を感じてある特定の行動をしてしまう傾向が自分に見られた場合、それをしない、「まあなんとあなるだろう」と「放っておく」という訓練から始めてみましょう。

全ての情報をシャットアウトする

「不安」を煽って、相手を都合よくコントロールしたり、支配したりする力は必ずどこかで働いています。

それが、意図的な場合もありますし、無意識的に当たり前として行っている人もいます。

そうした、いつも「不安」を使って行動している人や、情報に多く触れることによって、自分自身にも暗示がかかって洗脳されていきます。

まずは、「不安」を感じている時には、その自分に気づく、行動しない、情報をシャットアウトする、というところまでやっておきましょう。

暗いニュースばかり目につく、テレビやスマホ。

悪口や噂話ばかりの同僚。

怒ったり、落ち込んだりしている知人など。

自分自身の心を立て直すためにも、徹底的に避けましょう。

不安から脱出する3ステップ

上記は、不安から抜け出すための3ステップの準備です。

自分に気づき、不安行動を止め、情報を遮断したら、次は自分と冷静に向き合う時間です。

ここから、簡単に出来る3ステップを紹介しますので、何度かやってみて覚えておき、次に「不安」になった時に思い出して出来るようにしておきましょう。

ステップ1.何が不安なのか書き出す

「不安」と冷静に向き合うためにも、「自分は何が不安なのか?」を知る必要があります。

不安による行動を制限するとしても、それは全てではなく、対処できることもあります。

出かける時に、泥棒が入ることが不安なのであれば、鍵を閉めれば問題はありません。

それ以上に不安になる、「もし鍵を壊されたら・・・」といったところは、行き過ぎている妄想です。

確かに、そういった事例はあるかもしれませんが、確率としては物凄く稀なものですし、仮にそうなったとしても、自分に出来ることをやった上での結果は、ある程度は仕方のないことです。

不安なことを書き出してみると、自分自身に出来ることと出来ないことがあるのがわかります。

また、考えて対処できるものと、考えても意味の無いことにも分かれます。

自分を苦しめる不安は、この「考えても意味のないこと」の部分であることがほとんどなので、出来ることだけに集中して、他のことは、あまり長時間考えないようすることです。

ステップ2.とりあえず動く

小さな「不安」が自分の中に生まれ、その「不安」と向き合いすぎて、考えれば考えるほどに苦しくなっていきます。

それがわかっていても、また考えてしまうのがやっかいなところで、さらに苦しい方向へと思考は傾いていきます。

気が付けば、ステップ1の「考えても意味のないこと」まで考えるようになっていき、悪循環から抜け出せなくなっていきます。

これは、自分が「不安」と向き合うことを繰り返すことによって慣れていき、訓練していくことによって、「考えても意味の無いこと」を考えないようにすることが出来ます。

次の段階として、シンプルな方法は、「動く」ということだけです。

不安の罠にハマり、「これは例のやつだな・・・」と感じたら、何でもいいのですぐに動きましょう。

おススメは、その不安とは全く無関係の行動、「近所を適当に散歩」「音楽を聴きながらドライブ」「部屋の掃除や断捨離、模様替え」などがおススメです。

気分が変えられる行動は、日常の中にいくらでもあるので、自分なりの方法を決めておくといいでしょう。

ステップ3.瞑想、ストレッチをする

行動をしてみると、「不安」は最初に感じた時よりも随分と小さくなっていることがわかるはずです。

そのまま忘れてしまった場合には、無意識にステップ2の行動からどんどん楽しいことやっていくはずですので、何も考える必要はありません。

「不安」が小さくなったとはいっても、まだ記憶の片隅にあって、完全には抜け出せていない感覚があれば、瞑想やストレッチがおススメです。

もちろん、取り組む時には呼吸法もしっかりと意識してみましょう。

「不安」は、今とここに集中することによって、消え去っていきます。

瞑想によって、自分の思考と向き合っていき、徐々に呼吸と体へと意識を向けていきます。

そこから、ストレッチへと移行していき、体の伸びや呼吸、自分自身の状態をありのまま感じていきます。

「今」と「ここ」を「感じる」ということを続けていくと、不安はさらに小さくなっていき、ただそこにあるものとして見ることが出来ます。

不安が小さくなればシンプルな目標が見つかる

「不安」は、全く感じないという状態にはなることは出来ません。

人間が生物として持つ、生存本能であったり、自分自身が幸せでありたいからこそ感じるものです。

ただ、その「不安」に苦しめられてしまい、とても小さな行動ひとつで解決できることを、大きく捉えてしまうと、無駄にストレスを感じて心身への負担も大きくなります。

まず、不安を感じた時には、ここで紹介した、前準備と3ステップを実践してみましょう。

全てをやり終えると、とても単純なタスク、シンプルな答えを見つけることが出来ます。

「不安」を感じないためには、心を安堵させるためにはどんな行動が必要で、何をすればいいのかがわかるはずです。

人それぞれ、タイミングや環境、ライフステージよって目標は違いますが、答えはとてもシンプルなはずです。

その答えを掴むことが出来たら、その目標のクリアへ向かって行動するだけです。

ライフスタイルを変えてみよう!

冒頭にも書いたように、私たち日本人は、強い不安遺伝子を持っています。

そのためか、「不安」を原動力として行動する文化、社会的ルールを形成して生きることが常識となってしまっています。

ですが、それらを上手くかいくぐり、それら「不安」の影響を受け流して、全く違ったライフスタイルを作ることも出来ます。

ライフスタイルは、自分自身で決めていくものですので、人生のどのタイミングからでも新たな生き方へ変えることは可能です。

「不安」はあるものと認め、小さな力で解決し、行動の原動力をもっとポジティブなものに変えてみるだけで、人生は激的に変わります。

「楽しそうだからやってみよう」

「美味しそうだから食べてみよう」

「なんだかわからないけどめっちゃ好き」

「快適で幸せだ~」

といった感覚が、あなた自身を幸せな人生へと導いてくれます。

深く考えれば考えるほど、ネガティブになっていくように思考は出来ていますので、考え過ぎずに、「感じるもの」を頼りに進んでみると、そのうち「不安」なんてものは感じたとしても、とても小さく見えるものです。

今日から、今から始められることは沢山あります。

幸せへの道は、今目の前にありますので、自分の心に従って行動してみるといいでしょう。

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