楽しいことをやるだけで全ては解決していく!

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何かの問題が起こった時、悩みを抱えてしまった時、どうしてもそこから抜け出すことが出来ずに、辛さや苦しみを抱え続けてしまいます。

この悪循環から脱出する方法は、「問題へフォーカスしない」ということです。

問題や課題に取り組み、解決する場合もありますが、それが「楽しい」と感じることなのであれば、すんなりと解決していくことが出来るでしょう。

しかし、それが「辛いこと」「苦しいこと」なのであれば、それを解決しようと必死にならないほうが、解決への近道となります。

「本当にそれで大丈夫?」と感じるかもしれませんが、心配しなくても大丈夫です。

ほとんどのことは、思っている以上の悲惨な結果にはなりませんし、放っておいたら勝手に解決していきます。

「心配事の9割は起こらない」と言われていますから、別に慌てなくても、焦らなくても自然に解決していくことがほとんどです。

また、引き寄せの法則でも、不安は不安な出来事を呼び寄せる、良い気分でいれば良くなっていくと語られています。

これらの思想を、昔は「スピリチュアルは胡散臭い」などの見方が強かったのですが、脳科学や量子物理学の観点からも、それが真実であることがわかってきています。

ネガティブな方向へ意識を向けていくと、さらにネガティブを感じ続けることになります。

別の側面では、ビジネスの神様と言われる稲森和夫さんも、書籍の中で「不安な衝動にかられて行動すると、結果はその不安が的中する」と語られていますので、やはりこれは真実となります。

精神疾患でも、漠然とした不安に襲われ続ける「強迫性障害」の治し方としても、「不安な行動を我慢して動かない」を繰り返すことが挙げられています。

つまり、問題へフォーカスして、悩みをどうにかしようとして何かのアクションを起こせば起こすほど、その傷口は開いていってしまい、どんどん膨らんでしまうということです。

こうした現象は、様々な場面で感じ取ることが出来るはずで、あなたがもし何かに悩んだり、苦しんだりしているのであれば、これまでの自分の感じてきたことと、その後にとった行動、そしてその結果をよく思い出してみるといいでしょう。

子供が勉強をしないからと言って、「勉強しろ!」と口うるさく言って、上手くいきましたか?

いつも「お金がない」と嘆いて、節約ばかりをしてお金を気にして生きていて、楽しかったですか?

「あの人嫌い、どこか行って欲しい」と、そればかりを考えていて、いつもそういったことを口走っていて、人間関係が良好になりましたか?

問題というのは、自分の外側にあるのではなく、内側です。

世界の中で、自分にとって嬉しいこと、嫌なことはいつでも表裏一体で存在しています。

その、「どちらを見ているか?」ということで、自分の人生、生きる世界は決まっているのです。

いつも問題へフォーカスして、悩みを抱えて、それをどうにかしようと躍起になっていると、次から次へと問題が降りかかるのは当然のことです。

本当の意味で、悩みや問題を解決したいのなら、「そういうもの」と受け容れて、悩まない、問題視しないという意識を持つことによって、全てが解決されていきます。

他人は変えられない

私たちが生きて行く中で学ばなければいけないことは、「他人は変えられない」という事実です。

結果的には、「他人を変えること」は可能なのですが、変えようとアプローチすることは、無駄な努力です。

自分がどうあるべきか?を真剣に考えて、自分自身の意識と、日々の行いを変えて行った時に、自分を取り巻く人たちの行動や言動、世界の動きは変わっていきます。

自分の身の回りの世界というのは、自分の心を映し出した鏡であって、鏡へどれだけアクションをとっても、自分がそこに映るだけとなってしまうからです。

「他人は変えられる」のですが、「他人は変えられない」ということを忘れないことです。

まずは、「自分が変わる」から始めてみて、その結果を鏡の世界を通して観察してみるといいでしょう。

完璧を求めない

人間は、誰しも完璧な存在ではありません。

それだけでなく、自分の考える「完璧」とは一体どんなものなのかも知らなければいけません。

未完成であるからこそ、未熟であるからこそ、それが人間というもので、完璧でない存在そのものが、すでに「完璧」として完成されていると知っておきましょう。

ストレスを感じたり、悩んだりするということは、自分が自分以外の外側の世界を、都合よくコントロールしようとする欲から感じるものです。

他人は変えることはできませんし、世界とはそういうものです。

アンチは必ず一定数存在していますし、全員が自分の思うようには動きません。

みんなが頑張っていても、必ずそのうちの一部は怠けます。

そういった、怠ける人であったり、アンチがいることによって、世界は成り立っていますので、消すこと、都合よく染めること、自分の思い通りに支配することなど出来ないのです。

欲望には終わりがない

自分を苦しめているのは、身近にいる誰かや、環境ではなく、いつでも自分自身です。

FPのアドバイスで、こんな考え方があります。

「負債や支出はストレスに比例する」

「不足を感じる時、お金がないと思う時は、自分の欲が増している」

ということものです。

自分の置かれている環境を、もう一度よく見渡してみるとわかると思います。

安心して寝るところがあり、蛇口をひねれば綺麗な水が出て、それなりに美味しいご飯が安く食べられる。

働きたいと言えば仕事がもらえて、生きて行けるだけのお給料はもらえる。

私たちは、いつでも申し分なく幸せなはずなのですが、不幸だと感じるのは、自分の中に「もっと、もっと」と思う心があるからなのです。

欲望には終わりがありません。

「もっと、もっと」と欲しがる心を持ち続けることが、不幸の始まりで、その自分の意識をどこかで落ち着かせ、「今が幸せで在る」とどこかで感じなければ、生涯不幸な生き方をすることになってしまいます。

今ある幸せを見つけていく

幸せな心を持てば、課題や問題へ取り組んで解決していくことも楽しくなっていきます。

ですが、それをネガティブな要素と捉え、必死にどうにかしようとしたり、落ち込んだり、ムキになったりすると、無駄にストレスを自分で感じてしまうだけです。

まずやらなければいけないことは、その問題へフォーカスして頑張るのではなく、力を抜いて、今の生活の中での幸せを見つけていくことが先です。

その問題は放っておいて、自分が何に幸せを感じ、どうなれば楽しくなり、嬉しい気持ちになれるのか。

それを見つけて、小さなことから取り組んでいってみましょう。

気分の良くなること、幸せを感じられること、楽しいことをまずはやってみるのです。

好きなスイーツを食べてみるのもいいし、気分が上がる映画を見てみるのもいい。

部屋の掃除や模様替えをして気分を変えてみてもいいし、どこか遠くへ行ってみて、綺麗な景色を見てみるのもいいでしょう。

自分自身の気分が切り替わるものなら、何でも構いません。

心が穏やかになり、楽しい気分を取り戻すことが出来たら、そこから問題や課題へ少しずつ取り組んでいってみるといいでしょう。

やってはいけないことは、怒り、悲しみ、妬み、恨み、僻み、不安、恐怖という気分を心に持っている時に、行動しないことです。

それはさらに大きくなって、自分へと返ってきますので、それらのネガティブな気持ちが手放せるまで、別の何かをやってみることです。

前向きな気持ちを取り戻せたら、必ずその次は上手くいくようになります。

人生を楽しもう

生きることは、とても楽しいものです。

いつも悩みを抱えたり、問題ばかりに頭を悩ませていて、楽しいですか?

それを選んで考えているのは、いつでも自分です。

現実をどのように捉え、何を選択肢、何に意識を向けるのかは、いつでも自分で決められます。

生きることを楽しみましょう。

悩みや問題も、解決することが面白いことだと認識してみましょう。

嫌だと思っていることも、楽しいことだと考えられるようになれば、何だってやれるようになっていきます。

誰かと比較したり、理想と現実とのギャップに無駄に苦しまなくてもいいのです。

全てを楽しみ、ポジティブに生きて行くために、気分を上げて、今日という一日を思いっきり楽しんで生きてみるといいでしょう。

それだけを心がけていれば、問題や悩みはいつの間にか消えていってしまいますよ。

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