まだ起こっていないことを心配する必要はありません!不安を消し去る方法!

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悩みというのは、心に大きな負担となります。

また、心に負担がかかることによって、さらに悩みは深まります。

この記事では、不安や恐怖によって眠れななくなったり、自分を見失ったりしてしまう、悪循環から脱出するために、ネガティブな思考を取り除いていく方法をご紹介します。

不安や恐怖というのは、自分自身の内面から生み出されているものだということを、始めに認識しておきましょう。

まずはそこから始めて、その湧き上がってくる不安の正体を見つめ、向き合っていくことによって、解決の道へと前進できます。

最終的には、必ずその不安、恐怖は消え去っていきますので、心を落ち着かせて、ひとつずつ取り組みましょう。

不安や恐怖は向き合うことで消滅する

未来への不安や、ありもしないものに怖れることは、逃げることでさらに増幅されてしまうものです。

感情に蓋をして自分に嘘をついたり、強がって見ないふりをしても、それはさらに大きくなって襲ってきます。

その不安や恐怖は、長年見ずに逃げてきたものが、塊のようになって出来上がり、自分自身で成長させてしまったものです。

その、まだ起こってもいないことに怖れること、つまり妄想に苦しむことから脱出したいのであれば、逃げるのではなく、向き合って、受け入れていくことから始めてみましょう。

妄想を消し去る唯一の方法は、そういった弱い自分、怖れている自分を認め、しっかりと抱きしめてあげることです。

湧き上がる不安や恐怖は、外側の影響ではなく、内側で起こる現象です。

無理をしていること、頑張っていること、強がっていることがあるのであれば、それをやめて素直になってみましょう。

まだ起こっていないこと、ありもしないことを妄想し、怖れて苦しむのであれば、その自分に気づいてあげて下さい。

「あ、また私は怖れているな」

「今、不安になっているな」

と自分を客観的に見てみるだけで、心が少し軽くなるのがわかるはずです。

そして、なぜ自分がそのように感じてしまうのか?

それは本当に怖れるようなことなのか?

ということを、しっかりと考え抜いて、悩み抜いて、怖れていることと向き合ってみて下さい。

また、それが現実として起こっていることなのか?

仮にそうなったとして、そこまで怖れることなのか?

なども、冷静に見つめていきましょう。

怖れている自分を認め、限界まで悩み尽くしてしまえば、いつの間にか恐怖心は消え去っていることでしょう。

心配事の9割は起こることはない

これから先のことや、失敗した時のことを考え始めると、思考はどんどん複雑な方向へと向かい、その不安は膨らみ続けます。

人間は、意識していること、思考することを脳内で増幅させてしまいます。

不安に思っていることは、考えれば考えるほどに不安になっていくのはそのせいです。

気づかなければいけないことは、それは今起こっていることではない、まだそうとは決まってはいないということ。

また、心配事や不安を抱えたままでいると、その通りの結果へと近づきやすくなってしまうため、不安になっている自分を客観視して、早めに気づいてあげましょう。

実際には、あれこれと考えすぎてしまっていることの9割は単なる自分の妄想であって、特に深く考えることなく過ごせば、何事もなく日常的に物事は過ぎ去って行きます。

つまり、考えるだけ時間の無駄となり、無意味なことにエネルギーを消耗してしまっているだけとなります。

嫌な考えが頭をよぎってしまった時には、出来るだけ早めにそのことを考えるのをやめてしまいましょう。

心の怖れが不安を創り出している

不安なこと、心配なことというのは、まだ起こっていない事への単なる妄想でしかありません。

しかし、長年染み付いた思考の癖というのはなかなか治るものでもなく、無意味に自分を苦しめてしまいます。

なぜ、自分が不安になってしまうのか?

その答えは、自分自身の心の中に眠っています。

まだ何もしていないのに、何も起こっていないのに、そうとは決まってはいないのに、漠然とした不安があるのは、心の怖れによるものです。

失敗を恐れ、挑戦を怖がることによって、上手くやる方法、安全な正解の道を先に知らないと不安になるからでしょう。

その原因となるのは、過去の大きな失敗や挫折、自信を失うような体験で在ったり、裏切られた経験などが考えられます。

ただ、たとえそうだったとしても、だからと言って何もしないで失敗ばかりしていては、自分の力で何かに取り組むことを避けるようになってしまうだけです。

誰かに失敗を責められたり、大きなペナルティを負わされてしまったりすれば、確かに怖れを払拭することに時間はかかります。

しかし、不安になること、心配事が妄想であること、その原因は心の怖れであるということに気づいているだけでも、そこから大きく成長できるようになります。

小さなことからひとつずつ取り組み、成功体験を積み重ねて、沢山の失敗も重ねていき、経験という物を積み上げていくことによって、怖れはなくなり、不安や心配事に無意味に囚われなくなります。

不安を消し去る3つの方法

「それはわかってはいるけれど、どうしても不安で仕方がない」

そういった場合には、不安になっている自分を癒し、その不安を消し去る方法を実践してみることをおススメします。

以下の3つを順に取り組んでみると、少しずつ不安が和らいでいくことを感じられるでしょう。

1.紙に書き出す(誰かに話す)

まず、自分が抱えている「不安な気持ち」を外に吐き出してみましょう。

何に不安になっていて、どのようなことを怖れていて、自分が何を感じているのか。

これらを紙に書くなり、誰かに話すなりしてみて下さい。

わかりやすく文字にしたり、言葉にしてみることによって、冷静に自分の気持ちが理解できるようになります。

思考するばかりで、頭の中が不安でいっぱいになっている時には、間違った対象に対して不安を抱いていることがほとんどのため、「本当は何が不安なのか」「自分はどうしたいのか」を見えやすくするために、吐き出してしまいましょう。

ただ、紙に書く、誰かに話すだけで、気持ちは落ち着き、本来の自分としての落ち着きを取り戻すことが出来ます。

実はそうでもなかったと胸をなでおろすこともあれば、別の何かに気が付くこともあります。

一人の時間に思いを紙に書いてみる、信頼できる身近な人に、「こんな風に思うことがあるんだ」と話してみるといいでしょう。

必ず何かの変化が起こりますので、自分の不安な気持ちに蓋をせず、ゆっくりと向き合って生きましょう。

2.思考を止めてみる

意識というのは、一度そこに向けてしまうと、それが大きく拡大していくため、不安になることばかりを思考していると、さらに不安になります。

悩んだり、考えたりしても、何も解決されることはなく、無駄にエネルギーを消耗していくことに気づくでしょう。

それならば、いっそのこと思考を止めてしまうことです。

思考を止めるためには、何かに打ち込んでみたり、単純な作業にとりかかってみるといいでしょう。

ただ景色をボーッと眺めるだけでもいいですし、お風呂につかって何も考えないのもいいでしょう。

「何も考えない」という時間が、意外にも不安を消し去ってくれますので、考えなくても出来る活動を取り入れてみましょう。

また、不安と疲労は密接に関係していますので、思考を休めるために、単純な動きを繰り返してみるというのもいいでしょう。

呼吸に意識を向けて、ただ息をするだけであったり、目的もなく歩き続けたりすることも効果的です。

自転車などで街をフラフラしてみたり、軽く走ってみたりするだけでも違います。

考えない、思考を止めるということによって、不安はどこかえ自然に消えて行ったりします。

3.出来ることをやっていく

悩むのをやめるのと同時に、なんでもいいので行動を起こしてみましょう。

この時に、「不安に煽られた行動」は避けて、日常生活の中で、とりあえず出来そうなことから始めてみましょう。

どんな小さなことでも構わないので、今の自分に出来ることを積み重ねていくと、自然と心は落ち着き始めます。

ひとつひとつ、コツコツとこなしていくことで、自然に不安を感じなくなっていくものだったりします。

おススメは、部屋や水回りの掃除、いらないものを整理したり片づけたりといった作業です。

日常の皿洗いや洗濯ものの処理も、意外にも効果的です。

何かを少しずつやっていき、小さなことからこなしていくことは、その成功体験によって自己肯定感が高まり、そのうち不安は消えて自分に自信が持てるようになります。

良いか悪いか、正しいのか間違っているのかは別として、何でもいいので身近なことをやってみましょう。

また、不安に感じる時間は減っていき、少しの恐怖にも耐えられるような自分が出来上がっていきます。

考えることをやめて、思いつくことを全てやっていけば、自然と心は強く再生されていきます。

規則正しい生活を送ってみよう

不安になりやすい人というのは、性格と思い込みがちですが、不安を感じにくい、強いメンタルの人間に変わることは可能です。

睡眠不足や、偏った食生活、運動不足によって、自律神経の乱れであったり、脳内ホルモンの減少によって、ネガティブになりやすくなります。

「不安を感じやすい」「ありもしない妄想をしてしまう」と自分自身で認識出来ている人は、頭で考えようとせずに、まずは自分の日常を見直してみるのもいいでしょう。

睡眠時間を今よりも30分延ばす、栄養バランスのとれた食事をする、軽めの運動を習慣化する、といったことを、生活の中でほんの少し取り入れるだけで、ポジティブな自分へと変わる可能性はあります。

出来る範囲内から、徐々に習慣をシフトさせることによって、毎日を明るく生きられるようになるかもしれません。

改善できるポイントを見つけたら、是非チャレンジしてみることをおススメします。

全ては上手くいくように出来ている

何があったとしても、最終的には上手くいくように出来ています。

世界、宇宙というのは非常によく出来ているもので、どんなことがあったとしても、それを補うものが現れ、愛と調和へと向かいます。

全ては、物事の均衡を保つための働きであって、何がどうなろうと上手くいきます。

それは、自然界にあるもの全てが教えてくれます。

だからこそ、ありもしない未来への妄想に悩まされなくてもいいのです。

心配しているようなことはまだ起こってはいませんし、例えそうなったとしても、それはそれで上手くいく何かが起こります。

これまでの出来事を思い出してみても、きっとそうだったはずです。

ピンチになれば、必ずそこには救世主が現れます。

もうダメだと思った時に、一筋の光が射します。

未来を不安にさせる情報に惑わされず、全ては上手くいっていることに気づきましょう。

行動すればどうってことない

「ああなったら嫌だな」「もしこうなったらどうしよう」

それらの不安は、ただの「不安」という妄想でしかありません。

高さに足が震えてしまうかもしれませんが、海へ飛び込んでしまえばどうってことないのです。

あれこれ考え続けるよりも、そこへ行ってしまえばなんてことありません。

不安に意識の焦点を合わせれば合わせるほど、不安は大きく見えます。

それは、対象物に目線を送り、近づいてみている時にそれが大きく見えるのと同じです。

怖れていることは起こりませんし、例えそうなったとしても、この世界、宇宙の視点からみれば、ささいなことであり、どうでもいいことだったりします。

やってみればどうってことなかったり、終わってしまえばそうでもなかったことばかりです。

「不安」というありもしない幻想に騙されて、行動しなければ、そのまま人生は終わってしまいます。

全ては上手くいくように出来ているのですから、やりたいことをどんどんやって、行動し続けましょう。

人生は楽しいもの

忘れてはいけないことは、私たちは何のために生きているのかということです。

生きることは、幸せになるためのものであって、生きることそのものが幸せで在るということです。

人生では、苦しいことなどひとつも存在しないのです。

生きることは、素晴らしいことであって、人生は楽しむためにあるものです。

いつ終わるのかわからない人生を、大切な時間を、二度とない今という瞬間を、不幸なものにしないこと。

不安や恐怖にばかり囚われて毎日を過ごしても、何も楽しいことはありません。

どのように今を生きるのかは、全て自分次第です。

仮に、心配しているような出来事が実際に起こったとしても、それはさほど大した問題ではなかったりするものです。

生きていれば、様々なことが起こるものですが、それもこの世で生きるということの経験のひとつです。

それでも、人生は最終的には上手くいくように出来ていますし、誰もが幸せになれるようになっています。

世界はあなたが思っている以上に素晴らしいもので、未来はあなたが思っている以上に明るく、人生はあなたが思っている以上に楽しいものです。

悩むのをやめて、出来ることをやり、楽しいことを選びましょう。

笑うことで、誰もがあなたに微笑みかけます。

怒りや憎しみ、不安や恐怖に身を委ねるのではなく、あなたの心が温かくなる方向へと向かいましょう。

人生をもっと楽しく、ダイナミックに生きていきましょう。

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