どうしてこうも上手くいかないのか。
頑張っているのに、どんどん辛くなるばかり。
限界まで近づくと、なぜ認めてくれないのか?どうして私だけこんな目に遭わされるのか?と、やり場のない思いは他者へと向かい始めます。
これらの問題は、ほんの少しのことで簡単に解決されるのですが、一体何をどうすればいいのでしょうか?
上手くいかない時はそれ以上は頑張らなくていい
どれだけ頑張っても成果が出ず、いくらやってもしんどくなるばかり。
そういった場合、立ち止まって冷静に考えてみればすぐにわかります。
そのやり方では、思うような成果は出ないんだから、どれだけやっても意味がないということです。
日本人は、どうしても頑張りすぎてしまうところがあり、上手くいかなかった時に、「自分の努力が足りないからだ」と思うため、さらに頑張ります。
再び失敗してしまうと、どんどん頑張ってしまうようになります。
これによって、力が段々となくなっていき、「どうしてこんなに頑張っているのに」といった思いが芽生え始めます。
そのうち、無自覚のうちに人格が変わってしまって、周囲の人たちに攻撃的になり始めたりします。
人とのトラブルが増えて来たり、小さなミスを連発し始めると、そろそろ止まれの合図です。
問題なのは、失敗のあとにさらに頑張るという性質そのもので、それを修正しない限りは、何度も同じことを繰り返してしまいます。
上手くいかない時こそ、力を抜いて、一旦休んで、力を貯めてから再びやり直せばいいのです。
頑張っても頑張っても報われないのは、熱くなりすぎて余計な力が入ってしまったり、徐々にパフォーマンスが低下していっていることに、自分で気が付いていないからこそ、悪循環にハマっていってしまうのです。
上手くいかない時には、頑張るのではなくて、休みましょう。
辛くなった時にはもう我慢はしない
辛くなってきたり、苦しくなって来たりした時に、それに耐えて強くなろうとする傾向もあるのではないでしょうか。
もちろん、それなりに自分の中にエネルギーがある場合には、その忍耐によって肉体も精神も鍛え上げられていきます。
ですが、あまり我慢をして耐えようとしすぎてしまうと、心も体も破壊されてしまいます。
一度壊れたものは、中々修復出来るものではありませんので、そろそろキツイなというところで、一旦休みを入れるようにしましょう。
気合や根性なんてものは、その時に一時的に大きな力を発揮して、苦難を乗り越えるだけのもので、長続きはしないものなので、自分自身の心と体を守ることを第一に考えて、我慢はしないようにしましょう。
好きなように生きて行く
最も健全な生き方というのは、誰に何を言われようと、自分の生きたいように生きて行くということです。
他者から何かを強要されることによってかかるストレスは、心も体も蝕んでいき、自分の人生の時間を途方もなく奪われていきます。
自分で決めて、選んでいる道なのであれば、多少辛かったとしても耐えられるもので、ほとんどストレスを感じないものです。
しかし、本当はやりたくもないようなことを、無理矢理にさせられている状態が長く続くと、人生は不幸な方へと傾いていきます。
世の中には、他人を力で都合よくコントロールして自分の欲求を満たす人たちがいます。
それらに屈することなく、自分で決めて自分で進むことによって、徐々に上手く回り始めるようになるでしょう。
自分に優しくしていくだけでいい
大切なことは、いつでも自分の心と対話して、自分に優しくしてあげることです。
自分以外の誰かの言うことなど、参考程度にしかならないので、自分自身が心地よいと思うことだけを大切にしてみましょう。
いつでもどこでも、自分を救い、自分の味方をしてあげられるのは自分だけです。
自分が何が食べたくて、どこに行きたくて、何をしたくて、どこに居たいのか。
それを知っているのは自分だけです。
自分の人生というのは、自由なのですから、思いっきり自分を甘やかしてあげましょう。
そうすることによって、少しずつ世界との関係性は変化をし始めます。
自分の全てを解放する
「自分の全てを解放する」ということを言われても、何のことだかよくわからないかもしれません。
もっと、楽にシンプルに生きていいということです。
自分の外側のどこかに正解があるのではなくて、自分の知っている自分の中の答えが正解です。
そのことに気づくことが出来たら、これまでに抑え込んでいた自分、許せなかった自分、我慢していた自分をどんどん解放していってみましょう。
世界はただ、それを待っているだけですので、ありのままの自分を解放してあげるだけです。
自分を解放することも、自分に優しくしてあげることですし、自分自身を丸ごと開放して、受け入れて、愛してあげることが出来るようになれば、世界に愛されるようになります。
自分を縛り続けているのは自分で、解放する扉の鍵を開けるのも自分です。
それは、今すぐに始められることなので、怖れることなく進んでみましょう。
気が付けば問題が消えている
大抵の場合、何かの問題が起こった時に、その問題へと意識をフォーカスしていき、それをどうにかしようとしてしまいます。
そこから、負の連鎖が始まっていくことに気づかず、どんどん問題解決へアプローチしてしまいます。
そうしているうちに、気が付けばその問題の対象に振り回されていき、自分を見失います。
問題は、出来ることをある程度やれば、あとは放っておいても勝手に解決していき、それは問題ではなくなります。
頑張るのやめ、我慢をやめ、自分に優しくし、自分を解放すれば、問題はいつの間にか消えてなくなっているのです。
不思議に思うかもしれませんが、それが真実ですので、上手くいっていないのなら、やってみましょう。
問題だと思っているものは、本当はそれはそういうものであって、特に問題でもなんでもないものです。
ただ、自分がそこに意識をフォーカスしているだけであって、ただ自分を満たすことに専念していれば、それらは小さくなっていき、そのうち消えてなくなるのです。
今すぐそれをやろう
これから何をすればいいのかは、自分自身にしかわかりません。
問題解決に躍起になり、頑張りすぎてしんどくなってしまったのなら、「何がしたいのか?」を自分に問いかけてみるといいでしょう。
その中で、今出来ることがあるはずですので、それをひとつひとつ実行してみましょう。
その、自分主体、自分ファーストの行動を積み重ねていくうちに、世界の見え方が変わっていくことを実感できるはずです。
これをここまで読み進めているあなたの中にある、「それ」を今すぐに実行です。
出来ないなんてことはありません。
必ず「それ」はあなたを幸せへと導いてくれる一歩となります。
我慢なんてしなくていいのです。
頑張る必要などないのです。
努力なんて楽しめる程度でいいのです。
やりましょう。
行きましょう。
あなたの人生は、あなたのものです。
生きたいように生きていくことで、あなたの毎日は輝けるものになっていくことでしょう。