今の状況がとても苦しい。
何をやってもうまくいく気がしない。
過去のトラウマや嫌な出来事をできることならリセットしたい。
一度きりの人生をやり直したいのなら、いざ断捨離です。
今のこの時代になぜ断捨離が注目されているのか？
「やましたひでこ」という方がとても有名なようですが、私は断捨離という言葉をどこかで知って、実践した時にはその方の名前は知りませんでした。
確かに、先に知識をインプットすれば予備知識は得られますが、一番てっとり早いのは実践すること。
臆することなかれ。
私は断捨離を実践してみて全ての意味を体感することによって理解することができました。
人生はリセットすることはできませんが、リセットすることはできます。
意味のわからないことを言っているようですが、実際にそうなのです。
人生はただの幻想
生きていると過去というものは記憶として残ります。
そして、未来というのはまだ未知なるもの。
それらはただ、映画をまだその段階までしか見ていないというだけ。
自分の生きる中で見ている世界は、自分の心が全て作り出しているものです。
やり直すことや、リセットすることは、ただ最初に戻るということではありません。
リセットするのは、自分自身の心。
それはいくつになってもできること。
ただ、途中のセーブポイントから新たな気持ちでスタートするだけの話です。
「あの時の戻りたい」
「もう一度やり直したい」
そんな風に思うこともありますが、果たして本当にそうでしょうか？
本当に戻りたいですか？
戻ったらうまくいくと思いますか？
嫌なことや辛いことがあったからこそ今のあなたがいるのです。
どの時点でも、人生は今という瞬間しか存在しません。
今がスタートであり、ファイナルであり、全てです。
心をリセットすれば、何回でもやり直せるのです。
嫌なら全部捨ててしまえ！
悩んだり、辛さを感じるということは、何かが嫌だということ。
だったらそれら全てを捨ててしまえばいいんじゃないですか？
このシンプルな選択ができないから人は悩むのです。
嫌ならやめたらいいんじゃないですか？
好きなことだけすればいいんじゃないですか？
自分を苦しめるものは全て捨ててしまえばいいんじゃないでしょうか？
それをなぜ恐れるのか？
孔子も「やましいことがなければ何を恐れるのか」と言っています。
できないのはあなたが何かを隠して目を背けているから。
怖いのは本当はそうはしたくはないから。
その真実に早く気づかなければ人生は好転することはありません。
断捨離で自分を知ることができる
リセットしたい、やり直したいと本当に願うのであれば、一度全てを捨てる覚悟を決めて下さい。
それができないのであれば、あなたは本当はやり直したいと思っていないということです。
「違う」「そうじゃない」
といくら言ったところで、それらは全て言い訳にしかなりません。
人間は、本当にやりたいことへは本能に従って行動します。
やり直したいのであれば、全部捨てて下さい。
今すぐ捨てて下さい。
この究極の選択を自分に課せることが断捨離の真意です。
本当にやり直したいですか？リセットしたいですか？
したいと思うのなら、そのまま全部捨てればあなたの心はリセットされるでしょう。
また、捨てることができなければそれもまた自分という存在を知ることになるでしょう。
いずれにしても、断捨離という作業を自分に課せることでやり直すことができるのです。
捨てるも持つも同じ意味
捨てることによって執着していたものと別れる。
それまで大切にしてきたものはこれからも大切にする。
どちらも同じ意味です。
何も捨てることだけがリセットなわけではなく、持つことの大切さを知ることもリセットです。
自分には必要のなかったもの、本当に大切にすべきもの。
それを知るということが本当にやり直すという意味です。
そこで心がリセットされ、あなたはまた自分の人生をもう一度スタートさせます。
それまで、世間の価値観や、周囲の評価に惑わされて自分が見えなくなっていたのでしょう。
苦しくなるということはそいういうことです。
誰かから抑えつけられたり、必要以上い自分を責めてしまったり。
ですが、いつでもあなたが正解ですし、誰もあなたを責めることなどできません。
あなたがやることが全て正しいことです。
それをただ見失って悩んでしまっているだけで、リセットすればそれを思い出せます。
断捨離すれば、本来の自分を必ず取り戻すことができます。
心地のいい人生をスタートさせることができます。
子供のような心で、ただ素直に行動するだけ。
不思議なものでその単純なことを人は忘れてしまいます。
物を持ちすぎてはいけません。
人の意見を聞きすぎてもいけません。
全てを諦め、全てを手放して下さい。
断捨離することで、どんな時でもあなたの人生はやり直すことができるのです。