
恋の悩みはいつの世も尽きないもの。
好きな人と別れてしまった。
ケンカしてしまった。
振り向いてくれない。
いつも好きな人には好かれない。
原因は、必ずあなたの中にあります。
人生の中で、最も心の中の感情が揺れ動くのが恋愛。
だからこそ、楽しい時もありながら、冷静さを保つことが難しかったりするもの。
恋愛なくして人生とは言えないほど、生きている中での大イベントとなります。
恋愛がうまくいかないことによって、他のことにまで影響してしまうことだけは避けたいもの。
しかし、恋愛もうまくいく方法はあります。
焦ることなく、自分を見つめ直し、改善していくことによって、状況は必ず好転していくことでしょう。
恋愛はテクニックやノウハウでするものじゃない
ここで紹介するのは、小手先のテクニックやノウハウではありません。
まず、いい恋愛をして、上手くいくように運びたいのなら、上手くいく方法を探すのをやめて、失敗を恐れないことです。
いい恋愛をするためには、まずは自分の中にある感性をしっかりと確立させることからです。
外側ばかり固めて武装することはやめて、内面から輝く力を生み出しましょう。
自分の気持ちが一番大切だということ
恋愛が上手くいかないと嘆くのは、何か期待する結果が先に決まっているからではないでしょうか。
「~なりたい」
「~したい」
「~であってほしい」
確かにそういった気持ちが強く表れてしまうのが恋愛でもあります。
しかし、その気持ちが強すぎると、それは他者へ対する要求が強まることにつながります。
また、第三者に相談しても、アドバイスは受け取る程度にしてその通りにはしないこと。
どうしたいかや、どう思われるかは重要なことではありません。
あなたが何を感じているのかということです。
一番大切なことは、あなたの心の中にあるものだということを忘れないようにしましょう。
自分の気持ちがはっきりしたらそれを伝えるだけ
気持ちの整理がつけばあとはやることはひとつだけです。
ただその自分の中にある気持ちを、自分の言葉で表現して相手に伝えるだけです。
恋愛は、難しく考えてしまうとどんどん悪い方向へと進みます。
「好き」なら「好き」と言えばいい。
「いいな」と思ったところを、しっかりと伝え、感じた喜びを素直に表現すればいい。
会いたい時には、「寂しいから会いたい」と伝え、離れたくなければくっついていればいい。
恋愛は二人でするものですから、タイミングやすれ違いがあるのは仕方のないことです。
ただ、結果を先に考えるのではなくて、まずは自分の気持ちをはっきりと伝えることからです。
自分の気持ちを相手へ伝え、表現する。
恋愛は気持ちの「告白」からスタートです。
付き合うかどうか、一緒にいられるかどうかはまた別の話です。
心を解放し、気持ちを伝えあっていくのが恋愛の醍醐味。
そこを怖れているようでは、上手くいくことはないでしょう。
できないのはなぜか考えてみて
恋愛とは、飛び込みたい気持ちと、傷つくことの恐怖がセットになっているものです。
ですが、本当に好きなのだったらお怖くもないですし、迷いもありません。
うまく気持ちを伝えられなかったり、怖くて言い出せなかったりするのなら、それは本当に好きではないのかもしれません。
その先の結果が怖いと思って気持ちを伝えられないのであれば、それは自分を守っているということ。
自分が傷つくことを恐れているか、プライドを守っているのか。
大事なのは相手よりも自分のちっぽけなプライド。
それは本物の恋愛とは言えませんし、そういった恋愛はうまくいきません。
最初にも話した通り、恋愛とは感情のぶつかり合い、魂のふれあいです。
様子をうかがって、相手の出方を見ながら安全策をとろうとしているのはただその人を手に入れたいという欲望です。
うまく付き合う方法を考え、一緒にいるためにはどうしたらいいのかということにとらわれている。
それはただ、互いに付き合いという形を維持するためにパートナーになるだけです。
怖くてできないのであれば、あなたの気持ちはその程度だということです。
彼氏彼女とケンカをした場合も同じ
仲良く付き合っていたはずなのに、ささいなことでケンカをしてしまうことがあります。
そうなってしまうと、冷静さを失ってしまって、ちょっとしたことから破局を迎えてしまうことにもなります。
ですが、本当の恋愛は、ケンカをすることから絆を強めていくものです。
平和に、互いに表面をなであって言いたいことも言わないようなパートナーとは恋愛しているとは言えません。
どんな感情であれ、ぶつかり合ってこその恋愛です。
そして、ケンカをした時こそもう一度考えなおしてください。
偽物の恋愛は、まわりの価値観、相手の言動や行動に影響を受けます。
ケンカをした時というのは、相手に対して怒りを感じています。
ですが、それは相手のやることや言っていることに捉われているからではないですか?
もっともっとよく考えてみて下さい。
「こんなこと言われた」「してくれない」
どうでもよくないですか?
大事なことは、自分がどうしたいのか。
ずっとずっと考えて思い出して下さい。
二人にとって本当に大切なことは、何を言ったとか、何をしてくれないとかではありません。
何がどうなろうが、二人の間に不変のものがあるはずです。
それはたったひとつのはずです。
それしかいらないのですから、一度は言い合いはしたとしても、ケンカをやめてまたこれからのことを二人で考えていけるはずです。
それさえ信じることができれば、どれだけ激しく口論になったとしても必ずまたうまくいくようになるはずです。
恋愛の絶対成功法則はいらないものを捨てること
恋愛というのは、自分の気持ちひとつでいくらでもできますし、必ずうまくいくものです。
そこに余計なものを付け足すから話がややこしくなりますし、うまくいくはずだったものもうまくいかなくなるのです。
世間の価値観、友達の意見、相手の言葉と行動。
そんなものは一切関係ありません。
自分がどう思ってどうしたいのか。
その思った通りの行動を自分がしているのかどうか。
人が辛さを感じるのは、思考と行動が一致しない時です。
あなたがうまくいかないと思って感じている辛さは、相手が振り向いてくれないからでも、別れたからでもありません。
その辛さの原因は、あなたがあなたの思った通りにしていないせいで感じている感情です。
相手から与えられた感情ではなく、自分で生み出している感情なのです。
余計なものは捨てて下さい。
全て断捨離して下さい。
あるのはあなたの気持と行動だけ。
それだけで恋愛は全て上手くいきます。
最初から最後まで素直であることが大切
恋愛で最もしてはいけないことは嘘をつくこと。
嘘と言っても、相手をだますような嘘は話になりませんが、もっといけないことは自分の気持ちに嘘をつくことです。
本当は好きではないのに手に入れたいという欲望から好きだと思い込もうとする。
逆に、本当は好きなのに自分のプライドも守ろうとして好きではないような素振りをする。
その嘘は必ずあなたを苦しめることになります。
人は自分の心には嘘はつけず、思考と行動が一致しなくなってとても苦しい気持ちになるのです。
恋愛では、最初から素直に気持ちを認め、素直に伝えること。
そして、素直に引き下がることも大切。
そうして恋愛をしていると、どんな恋愛だってうまくいくのです。
恋愛が「うまくいく」ということを勘違いしないように
恋愛をうまくいかせるために絶対的な法則は「素直であること」と「その通りに行動すること」の二つです。
自分に嘘をすかず、素直な気持ちで心にしたがって行動するだけで、全ての恋愛はうまくいきます。
これを言うと「そんなはずはない」という意見が確実にとんでくるでしょう。
ですが、否定したくなる場合は「恋愛がうまくいく」ということを勘違いしている可能性があります。
あなたは、好きな人ができた場合、気持ちを伝えたいですか?付き合いたいですか?
「うまくいく」という定義を、「付き合える」ということとイコールとしている場合、それは「手に入れたい」という支配欲ではないでしょうか。
「うまくいく」というのは、自分の気持ちを素直に伝えられるということのはずです。
素直に伝えられるということは、その人の前では恐怖を感じずにあなたは素直にいられるということ。
また、相手もそれを聞き入れる姿勢であるということは、相手もあなたといると素直で恐怖を感じないということ。
これが恋愛の形です。
「付き合いたい」というギャンブル的な告白は、ただ欲望を満たせるかどうかの勝負をしているだけ。
うまくいく恋愛というのは、付き合えるかどうかの賭けに勝つようなものではありません。
うまくいく恋愛というのは自然に流れでそうなっていくものです。
互いに恐怖心や、不安、不信感を感じずに自然と惹かれ合っていくもの。
そこには素直さしかありません。
また、例え相手とお付き合いができなかったとしても、その人と同じ時間を過ごしている間は素直な自分でいられるのであれば、それはすでにいい恋愛をして、「うまくいっている」と思えるものなのではないでしょうか。
うまくいくかどうかは、発展できるかどうかではありません。
自分が素直に行動に移せたかどうかだけです。
恋愛がうまくいくかどうかは、全て自分によって決まるものなのです。
そのためにも、何もかも捨てて下さい。
価値観も見栄もプライドも恥も恐怖も全て捨てて、ただ「好き」という気持ちひとつで行動することです。
恋愛にはそれ以外は必要ありません。
その気持ちに従って自分が行動している。
それが「恋愛」そのものなのです。
そして、その行動ができているのであれば、あなたのその恋愛はうまくいっているということなのです。
恋愛をどうしてもうまくいかせたいのなら、とにかく捨てて下さいね。