様々なことにチャレンジしても、なかなか続かないことが多くて悩んでいますか?
あまりにそういったことを繰り返すと、かえって自信をなくしてしまいます。
新たな取り組みを継続していき、習慣化するために、簡単なコツを2つほど紹介していきます。
あなたがもし、何かにチャレンジしたい、身につけていきたいものがあるのなら、継続すること、習慣化することが最も近道です。
今の自分を受け容れる
あなたには、何かの目的があって、目標に向かってチャレンジをしてきたのでしょう。
この記事へ訪れているということは、それが続かないことに嘆き、悩んでいるからだと思われます。
悔しいかもしれませんし、自分が嫌になるかもしれませんが、まずは現状の自分、ありのままの自分自身を素直に受け容れることから始めましょう。
チャレンジすることというのは、これまでには出来ていない事だからこそチャレンジであって、自分を責めるのではなく、受け容れるだけで十分です。
そこから、どうして続けられないのかを考え、自分がどうすればやっていけるのかを見つけ出すことが大切です。
出来ることと出来ないことがあり、出来ることの範囲内から、ほんの少しだけ頑張ってみることで、それが続くようになっていき、先週、先月、去年、三年前には出来なかったことが出来るようになっていきます。
今は出来ない、続かないのは仕方のないことですので、まずは事実を受け容れてから、継続できる、習慣化するためのコツを身につけていきましょう。
継続して習慣化する2つのコツ
どんなことでも、習慣化さえ出来ればそれが自分の強みとなります。
しかし、習慣化するまでが最も難しく、挫折もしやすいプロセスとも言えます。
だからこそ、最初の課題と目標設定、取り組みへの考え方、続けられるコツを知っておくことが重要になります。
これから、とてもシンプルに考えることの出来る習慣化のコツを紹介していきます。
あなたの取り組みをもう一度振り返ってみて、これからやっていくことへ役立ててみましょう。
1.目標設定を見直そう
取り組みが続かない場合は、そもそも目標の設定が間違っていることが考えられます。
目標は、ほんの少しだけ力を出せばやれそうなこと、届きそうで届かないような微妙なラインへ設定するのが最良です。
継続できない、挫折するのは、今のあなたに対して目標が高すぎるからです。
よくある失敗例は、昔は出来ていた自分を思い出し、それを自分のラインと考えて目標を設定してしまうことです。
成長は、あくまで今日よりも明日、といったプロセスで進む必要があり、まずは今の自分の出来ることと出来ないことをスタートラインとし、そこから新たなチャレンジを考えないと、ハードルが高すぎて嫌になります。
また、ある一定期間だけ続けられたとしても、その反動が出てしまったり、疲れ切ったり燃え尽きたりしてやめてしまう可能性もあるので、続けられない人こそ、もっともっとハードルを下げるべきです。
あなたが掲げている目標が、何か数値化できるものであれば、その半分、さらにそのまた半分くらいがちょうどいいと思われます。
「それでは物足りない」「やった気がしない」と思うかもしれませんが、あくまで目標は「継続して習慣化すること」だということを忘れないことです。
サステナブル(=持続可能な)という言葉があるように、大切なことは、続けられるかどうかです。
どれだけやったかの総量は、結局は短期的な数値よりも、長期的な数値のほうが大きくなり、力にもなります。
続かないことで悩んでいる時には、目標設定を下げましょう。
それでもダメなら、さらに下げましょう。
どれくらい続いたのかを計測しながら、今の自分にとってちょうどいいラインを見つけて、その高さをまずは維持していくことへチャレンジしてみましょう。
2.今日だけやる
「今日、1回だけやる」ということだけを覚えておきましょう。
取り組むことを継続し、習慣化させていくたまに必要なことは、「今日やる」ということだけです。
目標を設定したら、「今日、1回だけやる」を忘れないようにしてみると、毎日出来るようになっていきます。
やった回数、取り組んだ結果、どれだけやるのかは一旦は忘れて、「今日、1回だけやる」だけ強く意識しておくと、とりあえずやろうとはします。
継続は、「明日でいいや」とやらずにいる1日を過ごさないことで、可能になります。
自分の中で決めるルールは、どんなものでも構いません。
「目に入ったら1回だけやる」
「歯磨きの後は必ず1回だけやる」
など、1回だけやるルールと組み合わせを決めておくと、忘れずに出来るようになっていきます。
ルーティンを継続して習慣にしてしまおう
継続していくコツは
1.ハードルを下げる
2.1回だけやる
というこの2つだけです。
始めのうちは思うような結果が出なくても、そのうちそれが習慣となり、いつの間にかさらに高い目標へと取り組むように、自然に変化していきます。
試験勉強の場合、まずは1日1回だけテキストを触る、開くという動作を毎日やってみましょう。
運動習慣を身につけたいなら、スポーツ系の動画を見る、昼間は運動しやすい服装をする、などから始めてみてもいいでしょう。
また、習慣化へ移行するためには、一連の動作を組み合わせて行うとスムーズだと言われています。
これを、ルーティンと呼び、ある一定の動作を自分で決めて、一定期間は反復して行っていきます。
少しだけ忍耐のいる期間ではありますが、まずは簡単なルーティンを組むことと、それを忘れずに1日1回やることを続けましょう。
起きたらすぐにスポーツ系の動画を流して、動きやすい服装に着替える。
お風呂上りに必ずテキストに1回は触る。
など、複数の動作を組み合わせておくと、習慣化しやすくなっていきます。
忍耐のいる一定期間を越えれば、それらの動作は無意識的に行われるようになっていき、そうなればもう続けることは楽になり、習慣化は成功となります。
まずは、焦らずに自分を受け容れ、簡単な目標を設定し、ルーティンを作って1日1回だけやるサイクルを作ってみましょう。
いつか必ず、あなたも出来るようになっているはずです。