マイジャーナルやブレインダンプ、感謝日記や褒めノートなどの、何かを書き出すワークが注目され、取り組む人たちが増えてきています。
これからやろうと思う人、始めてみて継続していきたい人。
日記を書き出すこと、継続して行うことによって、自分の人生へ様々なメリットを得ることが出来ます。
日記の効果は、続けることによって「幸福度が上がっていく」と言われています。
ここでは、すぐに感じられる効果を3つほど紹介します。
新しい習慣を始めたい、幸福を感じられる自分になりたい人は、これらをヒントに始めてみるといいでしょう。
1.思考がクリアになっていく
起こった出来事、感じたこと、思っていることを外へ出すことによって、脳内でパニックになっていた情報が、可視化されてわかりやすくなっていきます。
あまり制限は設けずに、どんどん書き出していくと、頭の中はスッキリとして、整理されていきます。
いらない感情を吐き出したり、自分自身が本当はどう思っているのかなども理解することが出来ます。
自分という存在を、ありのままで表現し、それらを客観視することによって、より自分への理解も深まっていきます。
自分の中に入り込んでいた、他人の価値観や感情、影響を受けていたこと、本当の自分等を切り分けて見ることができ、毎日書くことによって、それが思考や感情のリセットになります。
一旦外へ出してみて、必要なものとそうでないもの、本当にやりたいことや、ストレスに感じていることなど、わかりやすくなっていくために、毎日クリアな状態で居続けることが出来るようにもなります。
2.自分の課題が見えてくる
書き出すことで、ありのままの自分を客観視することが出来るようになり、どうすればいいのか、どう在りたいのか、どんな自分を目指したいのかもシンプルになります。
これによって、これからどうするのか、今何をやるのかも明確になり、次の自分の取り組むべき課題も見えてきます。
嫌なこと、失敗することがあっても、それを他人や環境のせいにして終わるのではなく、出来ることはやれていたのか、次はどうするべきなのかを見出し、それが課題となっていきます。
課題が見えるということは、次の目標設定へとつながり、自分の行動も変えてくれます。
自分の行動が変われば、これからの生き方も変わってくるので、生産的でアクティブな毎日が送れます。
3.自信がついてくる
失敗すること、出来ない理由を他人のせいにするのではなく、自分のやれることを見つけ出して取り組むことは、繰り返しおこなうことによって、それが自信へとつながります。
日記を書けば、毎日が不幸の連続ではなく、毎日は学びの時間であって、全ての出来事は自分を成長させてくれるものだと気づけます。
課題を見つけ、取り組み、失敗をしながらでも続けることは、確実に昨日の自分を越えていく力となります。
フィードバックとアクションの反復は、徐々に取り組みへのモチベーションを上げてくれ、どんどん自信がついていき、さらに挑戦できる自分へと成長させてくれます。
結果的に幸せになっていく
幸せになるために、何かを勝ち取ろう、得ようと奔走するよりも、自分自身の幸福度を高めていく方が、幸せへの近道です。
一見遠回りのように思えても、目先の損得に振り回されず、家に帰って日記を書き、一日を振り返って自分と向き合っていくほうが、結果的に幸せな人生を歩めるようになります。
あらゆる実験結果でも、日記を書き続けたグループと、そうでないグループに分けてみると、書いた苦グループのほうが幸福度が高まったというデータも出ているそうです。
やってみるとわかることばかりですが、実際にどのような感じがするのかは、日記を書いてみて体験してみるといいでしょう。
また、日記を書くことは、自分自身と向き合う大切な作業で、課題への取り組みのモチベーションアップにもつながるため、自然と他人の評価や、今ある不幸などには目を向けなくなっていきます。
幸せとは、小さな幸せが大きな幸せへと膨らむもので、幸福度が少しでも高くなれば、小さな幸せの種を見つけやすくなります。
その小さな幸せな種から、再び幸せを見出すことによって、さらに幸福度は高まり、さらに幸せを見つける、呼び込むことが可能になっていきます。
どんな形でもいいので、まずは書いてみるといいでしょう。
ノートとペンを用意して、好きなように書いてみて、それをしばらく眺めてみるといいでしょう。
そこから必ず、何かが見えてくるはずです。