1月も下旬となり、さすがの暖冬でも外気温が下がってきました。
ガーデニングの作業は、土づくりか防寒対策、寒肥くらいのもの。
花いっぱいの春を楽しみに作業を行う季節ではあるのですが、どうしてもまた増やしやうんですよね。
どんな趣味であっても、増やしていってしまうのはあるあるではないでしょうか?
以前、アクアリウムにハマっていた時も、どんどん水槽が増えていく、どんどん色んな魚種や水草、レイアウトスタイルへ手を出してしまう。
どうしてもそうなっちゃうんですよね。
アクアリウムをやめた頃に、学んだことは、「広げすぎると崩壊する」ということだったのですが、新しい趣味を始めると、やっぱりそうなってしまう。
これはまあ、わかっていても経験したいという欲求から起こる行動なのでしょうね。
どんなことでも、無理に広げて、キャパを超えてやってしまうと、全てが水の泡になりがちなのですが、それでもやっぱりあれこれと手を出してしまうのも、ひとつの人生経験だと思えば、否定はしなくてもいいかなって思えます。
ガーデニングでも、一時期はかなり手広くやってしまい、随分と時間とエネルギー、お金を溶かしてしまったのですが、そういったことも決して無駄ではなく、経験にはなるので良き思い出になっていきそうです。
というわけで、やりたいことがあっても、どうにもならないガーデニングの1月下旬のタイミングで、まさかの苗の爆買いしちゃいました。
爆買いと言っても、その規模は人それぞれ違うので、私にとってという解釈となります。
使ったお金を振り返るたびに、「今度は控えよう」「もうちょっと大切にいこう」と思っていても、やっぱりその時になると欲しくなって手が伸びてしまう。
これはこれで、それだけガーデニングが好きで、情熱的な趣味になっているってことなのでしょうね。
昔、「食えもせんもの育ててどうするんだ?」と年配の方に言われて、野菜作りへ移行したこともありますが、やっぱり私は、食べられなくても、何の利益にならなくても楽しいと思えるのは、花を植えること、育てることだなって、今ではきちんと自分の「好き」を大切に出来ています。
好きなことって、「無限に続けらる感覚」があるかどうかです。
前置きがかなり長くなりましたが、今回は、その爆買いした苗たちの紹介と、植え付け前の状況を書き残します。
こちらは、オキザリス黄昏と雅です。
オキザリスは育てた経験はなく、ホームセンターで二つの苗が視界に入った時に、「ん?」と立ち止まった私。
「目を惹く」ってやつでしょうね。
それなりのお値段しますし、「また増やすのか~」という葛藤もあって、何度も苗の前を行ったり来たりしました。
悩んだあげく、やっぱりこれは買うべきだなと判断して、かごへ入れちゃいました。
これからどうするのか、寄せ植えか、日向のグランドカバーとして爆殖を楽しむか、シェードガーデンでゆっくり育てるか、色んな方向性で遊べそうで、そういったことを考えるのもまた楽しかったりしますね。
次は、ゴールデンレモンタイムとクリーピングタイムの、タイム兄弟です。
モリモリになるといいかなって思って買いました。
オキザリスもタイムも、考えて植えないといけないのですが、特にタイムは後から大変な思いをしないためにも、どう植え付けるのは時間をかけて考えてみようと思います。
せめて、やるならタイム兄弟の二つを鉢に寄せ植えとして植えて育ててみる方向性かなと思っています。
間違っても、いきなり地植え、花壇への植え付けは今のところやめておこうかなと。
次はローダンセマムです。
淡い色のピンクの花びらと、少し徒長したように背が高くなるののが魅力的。
冬越し、夏越しの難易度はわかりませんが、寄せ植えにも向いてるし、地植えで大きくしてみるのも面白いかなあと思って買ってみました。
葉や茎の色も、シルバーグリーンで、かわいらしさの演出には抜群ですね。
最後に、「なんでそんなに?」と思われそうな、PWストロベリーホイップの苗の3株購入です。
ホームセンターでぎゅうぎゅうに詰められていたので、少し曲がったり徒長したりもありますが、どれだけ大きくなるか、管理によってどんな差が出るのかなどの実験をしてみたくて、まとめ買いしました。
どのような実験を取り組むのかは、まだ考え中ですが、ピンチや固形肥料、液体肥料の施肥による差なんかを見ると面白いのかなと考えています。
適当に置いたらいい感じになった
今回、花の苗を爆買いしてしまったタイミングが、1月の下旬。
これから外気温が下がっていくこの時期に、一体どうするのさ?って自分でも思いながら、手が止まりませんでした。
おまけに、数日後に寒波予報で、4日連続で氷点下の日が続くようです。
せっかく買ったこの苗たちをどうしようかと考え、まず植え付けだけはやめておこうと思いました。
じゃあ、どこで管理する?ってなった時、日が少しでも当たる場所で、霜がおりない、雪が降り積もらない軒下ってなったら、玄関の脇の郵便受けの横に、ちょっとしたスペースがあることに気づきました。
買って帰ってからそのまま、とりあえずここに置いておこうと、置いてみたら。
なんだか小さなミラクルが起きた感じになっちゃいました。
適当に選んだ苗の段ボールと、適当に入れてた苗の配置。
適当に見つけたスペースに置いてみたら、全ての適当さがミラクルな景色を見せてくれて、一人で感動してしまいました。
現時点の状態が、これです↓↓↓
植え付けも何もせず、買ってきて置いただけのこれ。
「もうこれで完成じゃね?」
と一人で感動してました。
苗ごとの写真の撮影は、置いたあとにひとつずつ取り出して行いました。
よく見ると、タイムが隠れてしまっているのですが、撮影のために取り出す前は気づきもせず、このまんまで「なんだかいい感じ」を楽しんでいました。
上から見下ろすとこんな感じです↓↓↓
なんでしょうかね、この完璧に近い寄せ植えのような光景は。
段ボールのサイズ、切ってある高さ、苗の配置などの全てがミラクルに見えるのですが、本当に適当に入れて適当に置いただけなんですよね。
さらに、立った状態で玄関へ入る時の視点からみるとこうなります。
↓↓↓
この記事を書きながら、この写真を見ていても、「もうこれでいいじゃん!完璧だわ」って改めて思いますね。
適当って素晴らしい。
何も考えずに生まれて芸術に感動。
これはなんだか、自然が与えてくれる奇跡の光景に近いものがあるかもしれないですね。
このまま寒波を乗り切れるか?!
この状態に、とても満足している私ですが、問題は明日からやってくる4日間の寒波を乗り切れるのかどうかです。
まだ1月下旬ですので、来月からの生育も気にはなりますが、とりあえずは目の前の寒波対策。
結果はまた後日記事にしてみようと思います。
それぞれの特性を知り、耐寒性も把握しておき、せっかく買った苗ですので、きちんとした対策で守りながら育てて行こうと思います。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
それぞれのガーデンライフを楽しみましょう。