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モチベーションを上げて、維持して継続する方法

何をやっても続かない、すぐに挫折してしまう。

誰かに何かを言われると、すぐに心が折れてやめてしまう。

どうしてもやる気が出ない。

モチベーションは、私たちの日々の活動に大きな影響を与えるもので、上がっていれば行動出来ますし、行動できれば上がるもの。

それとは逆に、サボったり怠けたりしてしまうと下がり、下がるとさらに行動しなくなります。

行動とモチベーションは、いつも相関関係にあるものなのですが、これらの関係性をいつも上手く維持することが出来れば、どんなことでもチャレンジと継続が出来るものです。

新習慣を取り入れて、新しいことに挑戦してみても、失敗を恐れて踏みだせなかったり、嫌なことがあるとすぐにやめてしまったり、また今度にしようとすぐに怠けてしまったりと、様々な自分を見て、さらにモチベーションを下げてしまうといったことがあるのではないでしょうか?

ここでは、チャレンジや継続の重要なカギとなる「モチベーション」を、高め、維持するための方法をいくつか紹介していきます。

目標設定から見直してみよう

モチベーションがすぐに下がってしまう。

上がっていても、すぐに下がって行って、浮き沈みが大きい。

こういったことが原因で、新たに始めたことが続かない経験はあると思います。

この場合には、まずは一旦やめてみて、目標設定から見直してみるといいでしょう。

間違っても、気合や根性、頑張る、我慢、忍耐などには頼らないようにしましょう。

力任せに進むと、それは大きな挫折へとつながり、再びチャレンジする時に弊害となってしまうので、今は「今の自分」を受け容れて、認めて、「なぜモチベーションが上がらないのか?」を見つめ直してみることです。

モチベーションが上がらない原因として、目標設定の仕方にいくつかの要因が考えられますので、自分自身が設定している目標を、以下の項目をヒントにもう一度見返してみて、設定し直してみるといいでしょう。

・今の自分からはハードルが高すぎないか?

高すぎる目標は、かえってモチベーションを下げてしまいがちです。

また、あまりにも失敗を繰り返し過ぎたり、ただ辛いだけの苦行を重ねると、それが嫌になってしまうだけです。

大切なことは、自分自身の「成功体験を重ねていくこと」ですので、目標を細分化していく、ハードルを下げる必要があるかもしれません。

・楽しくやっていける範囲内か?

目標というのは、自分自身が理想とする状態に近づくためのもので、その努力の形が楽しいモノでなければ、当然続かないものです。

修行のような形であっても、そのストイックな状況に喜びを感じられるようなら、それは続くかもしれません。

ただ、全く楽しいと感じられないのであれば、続けられるわけがなく、モチベーションはすぐに下がるでしょう。

どんな目標であれば、「楽しむための工夫」が必要になってくるでしょう。

・何のためにやるのか?

何のためにそこへ向かうのか?目標としているのかによって、モチベーションの度合いは変わります。

自分の未来のため?家族のため?

人生を楽しくしていくため?

何のためにやっているのかを見つめ直せば、自分自身の本当の目的と、目標がズレていることにも気付けるかもしれません。

・手段が目的となっていないか?

目標設定で陥りがちなことは、手段が目的、目標となってしまうことです。

これは、モチベーションに大きく影響するもので、真の目的を見失うことによって、進むベクトルがズレていきます。

その目標を達成して、どうなりたいのか?どうしたいのか?が明確でなければ、目標へ向かう意欲は湧いては来ないものです。

再度、自分の目標を見返してみて、それは手段なのか、目的なのかを見極めてみるといいでしょう。

・達成した状態をイメージできるか?

目標は、あまりにも高すぎると、リアルにイメージが出来ないために、今、目の前にあるものとつなげていくことが出来なかったりします。

無意識的に、「これが何の関係があるの?」と感じることによって、取り組む意欲を失います。

イメージできる目標を設定することは、ハードルを下げることと同じで、ちょっと頑張ればやれそうなラインに目標設定することが理想です。

・その先にワクワクする未来が見えるか?

その目標を達成した時に、どんな状態になっていて、どんな感じがするのかを想像できれば、それが現在地から進むためのモチベーションとなります。

ワクワクする未来が想像できれば、いつでもモチベーションは維持できるはずです。

仮に、今はそうなれなかったとしても、確実にそのワクワクする未来へとつながっていると感じられれば、それまでの道のりはずっと楽しいもにになり、やる気が下がることはないでしょう。

目標を再設定してみよう

モチベーションが上がらない、続かない原因が、そもそも目標設定にあることが理解できたら、再設定してみることから取り組んでみましょう。

これが、「目標を再設定する」という最初の目標です。

先ほどの項目をヒントに設定していけば、再びモチベーションは上がってくるはずです。

「やれそうなこと」「これなら出来る」という小さな目標を作ることによって、クリアしていく感覚が楽しめます。

そして、この小さな自分の設定したゲームが、モチベーションの維持へもつながります。

いきなり理想へジャンプしようとするよりも、小さな目標を沢山達成していき、楽しみながら継続していけば、その「継続している自分」も背中を押してくれます。

本当にバカバカしい目標でいいので、それをゲームだと思って設定してみるといいでしょう。

ダイエットが目標であれば、まずは最初の目標は「痩せている人を見る」であったり「着たい服を決める」などでもいいでしょう。

筋トレを継続することが目標であれば、まず始めに、部屋の模様替えをして、「筋トレ器材だらけの部屋にする」であったり「スポーティな服装にする」なんかもいいでしょう。

資格取得の目標には、「書店へ行ってみる」「テキストを触ってみる」などでもいいでしょう。

くだらないと感じるかもしれませんが、こうした日々の小さな目標設定と達成が、自分自身を導いてくれますので、楽しみながらやってみるといいでしょう。

継続することを最優先する

サステナブルという言葉が流行っているように、最速で目標へ向かうためには、焦らずに持続可能な目標を設定してみて、別の並行していく目標に「継続すること」を取り入れてみるといいでしょう。

モチベーションは、その高さや強さよりも、維持できるかどうかのほうが重要です。

最優先事項を、「継続すること」と意識してみれば、大きな目標へも近づきやすくなるものです。

まずは、ルーティンとして日常の中に小さな目標を組み込んでみて、すぐに結果は求めずに、毎日繰り返し行ってみましょう。

人間の行動は、強さや大きさよりも、反復したことのほうが自分への影響は大きくなるものです。

筋トレ30日プログラムを作る場合、腕立て伏せを1日50回を15日間継続したあと、残りの15日間は全くやらなかった場合には、体は30日後にほんの少しの変化しか起きないか、始める前の状態に戻っているかです。

同じ30日でも、1日25回を30日間継続していくと、始める前と後では、確実に体に変化は起こり、維持できます。

この二つのミッションを比較して、腕立て伏せを行った合計回数は同じなのに、結果は確実に違ったものになります。

また、勉強などの記憶の定着も、1ページを10分間集中して読んだ場合と、1ページを1分間眺めることを10回繰り返す場合、この二つでは後者のほうが記憶は定着されるものです。

これが、継続や反復を優先するべき理由で、モチベーションの維持と最速で目標を達成するための方法となります。

ゲーム感覚で楽しもう

目標を設定し、達成していき、モチベーションを維持し続けて、さらに継続していくためには、とにかく自分自身が楽しめるようにすることです。

ストイックすぎても、自分自身の人格に変化が起こってしまったり、周囲の人たちへおかしな影響を与えてしまいがちです。

また、大きな挫折を味わってしまうと、自己嫌悪となってしまったり、余計に自信を喪失してしまいがちです。

楽しむために、とにかく目標設定が重要で、それらをゲームのようにクリアできるように、自分自身で組むことです。

簡単なものや、刺激的なもの、新鮮なものなど様々な角度で目標を作ってみて、ひとつずつチャレンジしてみるといいでしょう。

そもそも、目標そのものが小さくくだらないと感じるものであれば、失敗したところでさほど落ち込むこともありません。

ただ、それらを楽しみながら、徐々に大きな目標に向かっているのだとイメージしてみて、日常の中で取り組んでみるといいでしょう。

1回だけやってみよう

モチベーションを向上させる、維持させるのに効果的な方法に、「1回だけやってみる」というものがあります。

筋トレであれば、腕立て伏せ1回だけやってみる。

勉強であれば、テキストを1回だけ開いてみる。

この「1回だけやってみる」というチャレンジを、繰り返し行っていくと、確実に変化が起こってきます。

どんな変化が起こるのかはそれぞれ違いますが、モチベーションが過剰に上がることはなかったとしても、下がることもありません。

ほとんどの場合、「1回だけやってみる」ということをやると、モチベーションがほんの少し上がるはずです。

この感覚を利用して、リズムに乗ってステップアップしていけると、目標を達成すること、近づくことがどんどん楽しくなります。

人間は、意外と単純なもので、考え続けるよりも、「1回だけやってみる」となんだかその気になってきて、その後も続いていったりします。

回数の目標を設定せずに、「1日1回だけやってみる」という目標を作ってみるのも、面白いモチベーションの維持方法かもしれません。

回数を設定する場合、出来なかった時に不足分が見えてしまい、それがモチベーションダウンにもつながるので、「1回だけやってみる」というチャレンジから、結果的にどうなったかを記録する方法をとるのもいいでしょう。

継続は力なり

「継続は力なり」という言葉が昔からあるように、ある一定の期間だけとことんやってみても、それらは短期間で燃え尽きたりもします。

それよりも、「ずっと続けていること」のほうが、圧倒的な自分の自信と力になったりするものです。

どんな小さなことでもいいので、継続することは、人生を豊かにしてくれます。

また、継続している自分に自信が持てることによって、それが自分の未来へのモチベーションにもなり、どんどん飛躍することができます。

いつも三日坊主。

どうしてもやる気が出ない。

何かにチャレンジしたい気持ちはあっても、いつも頭で考えているだけで、どうにもやる気が出ないでいるのなら、まずは小さな目標を設定して、長期間続けることを目指してみてはいかがでしょうか?

人生はいつからでも変えられる

人生の残りの時間が決まっているとしても、変えられるのは今しかありません。

全ては、今、ここから始まるのです。

過去は関係ありませんし、未来は自分で自由に創り上げられます。

人生で、最も若い時は今なのですから、やりたいことがあるのなら、今すぐとりかかりましょう。

何度失敗したっていいし、どんなくだらないチャレンジでも構いません。

他人の目など気にする必要はありませんし、自分自身が目指したい何かがあるのであれば、少しでもそこへ向かって足を踏みだしてみましょう。

目標を作り、チャレンジし、継続していけば、きっと毎日は楽しくなっていくはずです。

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