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その問題を解決する必要はない

一般的には、「問題解決」することが当たり前であると思い込んではいませんか?

そこが負のスパイラルの入り口であり、その問題を解決しようとすればするほど、悪循環にハマっていくことを知っておきましょう。

では、実際にそこに問題が「在る」ように見える場合、そのように感じる場合には一体どうすればいいのでしょうか?

人間は、どうしてもそこにある問題を解決しようと躍起になって、何かの行動を起こそうとします。

確かに、何かのアクションを起こすことによって、簡単に解決されるものもあります。

ですが、何もかもをあなたが解決しようと動き出すと、どうなっていくでしょうか?

その先へ、行ってみた人はわかると思います。

問題解決へと必死に三次元的アプローチをとっていくと、最後にはあなた自身が問題そのものの存在ととなっていってしまいます。

見たことがないでしょうか?

世の中を良くしようと頑張って、表舞台にたって、どうにかしようと声をあげて躍起になっている姿を。

それが、本当に世の中を良くしようと思う人間のとる行動なのでしょうか?

あなたがもし、世界を平和へと導くために、あらゆる問題を解決しようと旅立ったとしても、あなたは生涯、世界を平和へは導くことは出来ないでしょう。

それが正しいことであると認識している時点で、既に二元論の罠にかかってしまっています。

それはただ、「在るモノ」なだけであって、問題とするのかどうかはあなたが決めていること。

そして、それを問題ではないことにすることだってできます。

全て、あなたが決めていることであり、あなたが創造していることです。

問題へのフォーカスが終わらなければ、それを解決しても、再び同じ問題はあなたの前へと現れます。

それを解決しようとすることは、二元の悪とも正義とも言えるもので、白か黒かのどちらかに染めようとすることです。

それは、あなたがもし、光の使者であったとしても、闇の支配者と意味は同じです。

正すことなどはできませんし、解決しても意味はありません。

あなたがこれからやることは、ただ、内面へとアプローチを重ねていき、それを許すことだけです。

あなたを苦しめてきた真の問題は、あなたの外側にあったのではなく、ずっとあなたの中にあったのです。

あなた自身の願うものだけを許容し、それ以外は許せないというその思いが、あなたを苦しめてきてしまっていたのです。

これから先は、あなたが選ぶだけです。

自由で、無限の世界がこの先に広がっています。

あなたが創造し、あなたが並行世界の中から選び、進むだけです。

問題はどこにもありません。

あなたはただ、生きたいように生きて、あなたの物語りを楽しんで生きていれば、それらの問題は、姿形は変わることなく存在したままで、問題ではなくなっていきます。

さあ、今からあなたはどう生きて行きますか?

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