人生は修行でもなければ、苦労を重ねるものでもありません。
もちろん、頑張ることや努力することが好きな方は、それが自分に合った生き方ですので、それはそれで素晴らしいことです。
ただ、これからの新時代は、もう嫌なことはやらなくてもいいですし、辛いことに耐える必要もありません。
どのように生きるのかは、全て自分で選び抜くことが出来ますので、新時代の断捨離を習慣化して、自分だけの人生をもっと楽しんでいきましょう。
ここでは、「新時代の断捨離」として、新しい断捨離の考え方を紹介していきます。
もう少し人生を好転させたい、断捨離をしているけど楽にならない、どこか行き詰まりを感じているという方は、出来るところからやってみることをおススメします。
・断捨離をやめましょう
まず始めに、「断捨離する」ということをやめてみることをおススメします。
「捨て活」「断捨離」を捨てて、手放すのです。
悪習慣を断ち切る場合でも、「それ」をやめようと強く意識することをやめましょう。
「捨てよう」「やめよう」と思えば思うほどにストレスを感じてしまうはずです。
まずはそれらを全て手放し、何もかもをやめることをやってみましょう。
「もうそれはやらなくてもいいんだ」「今のままでいいんだ」ということを心に落とし込めば、自分自身がとても楽な気持ちになっていくことを感じられるはずです。
・捨てるのではなく放っておこう
本当の断捨離は、わざわざ「捨てる」という行動すらとらないということです。
いらないもの、使わないもの、は放っておくことをおススメします。
だからと言って、明らかな「ゴミ」を放置しておけという意味ではありませんが、「ゴミ」を放置するのもまた自分の自由です。
いずれは不潔さに耐えられなくなったり、病気やケガ、ストレスなどを通じて自分の手で捨てることになりますから、結果的には同じことです。
家の中の断捨離などをする場合にも、別に「捨てよう」とはしなくても、いずれは捨てることになるということです。
使わないもの、壊れているもの、自分には不要な物というのは、放っておけば風化して使えなくなり、そのうち捨てるしか選択肢がなくなります。
その時は必ず訪れますので、「捨てるんだ」と意気込まなくても、放っておいて、自然な流れに任せてみたほうが、間違いなく楽に生きられます。
・大切なモノ、コトに愛を注ぐ
いらないもの、使わないものは放っておき、そのタイミングが来るのを待ちましょう。
捨てる物へ意識をフォーカスすることをやめて、とにかく自分の好きなこと、お気に入りの物や場所、大切にしたいものに意識を向けて、愛を注いでいってみましょう。
好きなこと、楽しいことだけに集中していれば、自分の人生はどんどん満たされていきます。
やりたくないこと、ストレスを感じることはやらなくてもいいので、自分の「好き」だけを大切にしてみるといいでしょう。
そうしているうちに、自分でわざわｚ「捨てる」にこだわって削ぎ落とさなくても、自然にいらないものは削ぎ落されていきます。
気が付いたら、それまでに削ぎ落としたい物、断ち切りたいものはどこかへ旅立って、自然な形で離れていきます。
「断捨離」をあまり深くは考えず、自分のやりたいこと、楽しいこと、好きなこと、気に入っているモノ、心地良い場所だけを大切にし、愛を注いでみましょう。
シンプルに生きていく
本当のシンプルで楽な生き方は、断捨離すらしなくていいということになります。
無駄にストレスを感じて、苦しんでしまい、考えたり悩んだりしてしまうくらいなら、いっそのこと「断捨離」そのものを断捨離するべきです。
「捨てる」「手放す」「離れる」にこだわりすぎることこそ、執着となるだけです。
毎日の何気ない生活の中に、心地よいこと、楽しいこと、快適なこと、好きなことは沢山あるはずですので、それらに意識を向けていき、大切にしてみるいくことが、これからの新時代の断捨離メソッドとなります。
削ぎ落とすのをやめて、好きなように生きれば、人生はとてもシンプルになります。