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捨てても捨てても楽になれない人が陥っている断捨離の罠!抜け出す方法を解説!

断捨離というものに出会い、「捨てる」「手放す」ということが、どれだけ自分の人生を楽にしてくれるものを知り、習慣化は出来ているかもしれません。

ただ、ある一定のラインから、頭打ちを感じたり、いくら断捨離しても、楽になるどころか、どんどんストレスを感じてしまっていくのはなぜなのか?

これは、「捨て活」を始めて続けていくと、ほとんどの人が陥ってしまう現象です。

仮にもし、あなたが断捨離での頭打ち、何か良くわからない違和感を感じているのなら、さらに飛躍するチャンスですので、是非お立ち寄りください。

断捨離で人生をシフトさせてきた人は、その素晴らしさに感激すら覚えたと思います。

ですが、どこからか何かがズレてしまって、最近はやたらとストレスを感じるようになってしまった。

そんな時こそ、さらに自分が豊かに楽になるために、断捨離を学び直せるチャンスです。

「捨てる」が目的になってしまう

断捨離は、対象物に対する執着を手放し、心も体も楽に生きて行くための活動です。

しかし、楽になれない現象が起こり始めているということは、再び「断捨離」というものに執着し始めている可能性があります。

行動の基準が、「捨てる」というものばかりになり、「何か捨てられるものはないか?」とそればかりを探してはいませんか?

こうなってしまうと、本来の目的である「幸せになる」ということを忘れてしまい、「捨てる」を目的としてしまうようになります。

どうしてこのようなことになってしまうのかと言えば、断捨離を覚えて、その効果を知った時の快適さ、気分の良さが脳に染み付いてしまい、その時の快感が忘れらないために、「捨てる」という行為を求めるようになってしまうからです。

「捨てる中毒」みたいなもので、必要なものまで捨てたり、他の人の持ち物まで捨てようとし始めると、それはもうストレス発散の活動になってしまっていて、「捨てる物探し」が止まらなくなってしまいます。

捨てすぎると余計に自分を見失っていく

断捨離は、自分に必要でないモノ、価値観に合わないものなどを手放すことによって、自分という存在の輪郭をハッキリと浮き上がらせ、快適に生きて行くための活動です。

しかし、「捨てればいいんだな」ということだけを覚えてしまうと、ただ物を減らせばいいとだけ考えるようになり、大切な物、好きな物、必要なものまで捨てようとし始めます。

心に問いかけることをやめ、自分の見誤っている目的を達成させるために行動し続けると、どんどん気になるところが増えていき、減らし過ぎてしまいます。

捨てても捨てても苦しくなってしまう原因は、どこにあるのかと言えば、自分自身の価値観そのものも捨てようとしていることにあります。

どういうことかと言えば、好きな物、大切なもの、楽しいと感じる空間などは、自分にとってのアイデンティティーとなります。

それがあることによって、自分自身の心を感じることが出来、自分を保つことが出来ます。

それを小さくしていこうとすればするほど、自分の居場所はどんどん狭くなっていき、そのうち何も出来ない、何も持てない状態となり、どんどん苦しくなるのです。

「捨てる」ではなく「選ぶ」と考えよう

この、断捨離の頭打ちから脱出するためには、まずはそうなってしまっている自分に気づくこと。

そして、方向性をシフトさせていくことが大切です。

自分のアイデンティティーを失わないためにも、考え方を変えてみましょう。

断捨離は、「捨てる」とういことが目的なのではなく、自分の心と対話をして、取捨選択し、「選ぶ」という作業だと考えてみてはいかがでしょうか?

もちろん、持ち物ややること、行動などは少なく厳選していったほうが楽になる部分もありますが、自分が大切にしたいこと、お気に入りもの、好きな場所、楽しいと思うことは、ハッキリとしているのであれば、何も削ぎ落とす必要はなく、それを選んで大切にしていけばいいだけのことです。

世界的にも有名になられた、こんまりさんは、これらの選択の基準を「トキメキ」で表現されています。

この言葉はとても最適と言えますし、ここ最近では「ワクワク」という言葉が流れてきているように、なんでもいいので、心に何かポジティブなものが生まれるものを選び、大切にしていこうということです。

その、自分の「トキメキ」であったり、「ワクワク」を思い出す、知るためにに、混沌とした状態から抜け出すために断捨離をしていくだけですので、それ以上に進んでいくと、自分自身の居場所すら失ってしまうことになりかねません。

行き詰まりを感じていたのであれば、これからは「捨てる」のではなく「選ぶ」のだと考えていくといいでしょう。

シンプルに考えれば即決即断して行動できるはず

手段が目的となってしまっていたことに気づけたら、「捨てること」を捨てて、もう一度「選ぶ」断捨離をしてみるといいでしょう。

もしかしたら、もう一度向き合ってみた時には、「断捨離」というものを手放すのかもしれません。

好きなものに囲まれ、一見ごちゃごちゃしていて、他人から見ればごみの山に埋もれているように見えても、それが自分の楽園なのであれば、それでいいのです。

断捨離によって、「他人にどう思われるのか?」を捨てることも、断捨離によって得る強さですので、自分自身がありのままで居られるのであれば、断捨離は大成功と言えます。

頭の中をクリアにし、シンプルに単純になれば、「断捨離」を難しく考える必要はなくなり、「何を捨てるのか?」などは考える必要はありません。

頭打ちを感じてしまって、どうすればいいのかを調べたりすることもなくなるでしょう。

もっともっと、単純でいいのです。

「これは気に入ってるから持っていたい」「これはなんだかなあ・・・」で決めるだけですので、ごく当たり前の判断だということを思い出せるでしょう。

自分の「好き」を大切にしていこう

捨てることにこだわりすぎると、どんどんストレスが膨れ上がっていきます。

片づけない人に怒りを覚えたり、捨てる快感の中毒になってしまったりと、楽になるどころか苦しい世界を自分でつくることになってしまいます。

それよりも、「断捨離」は一旦は脇に置いて、自分の「好き」を大切にしてみるといいでしょう。

自分自身の中にある、心からの「好き」は、自然な形で余計なものを削ぎ落してくれ、自分のことも好きになることが出来るでしょう。

「正しい答え」のようなものを探すことによって、どんどん苦しい方向へと進んでいってしまいますので、いつでも答えは自分の心の中にあると信じてみることが大切です。

誰かに何かを言われてもいいのです。

他の人たちの目なんて、気にする必要などないのです。

自分だけが「好き」と感じられ、心に「トキメキ」や「ワクワク」が感じられるのであれば、それだけを大切に、これまで以上に愛してみると、世界は違って見えてきます。

答えはあなただけが知っています。

もう一度、身の回りの物、家の中のものなどを見つめ直し、心に問いかけてみるといいでしょう。

きっと何かがかわっていくはずです。

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