幸せになりたいのならこの2つをやろう

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誰もが願っていること。

それは、幸せになりたい、幸せで在りたいということです。

では、人々が幸せになるために、何をやっていけばいいのでしょうか?

幸せが何なのかわからなくなってしまった。

自分の幸せを見失ってしまった。

今は辛く感じるかもしれませんが、もっと豊かな人生へとシフトしていくための、大きな転機です。

これをチャンスを捉え、さらなる幸せを見出せるよう、進んでみましょう。

そもそも、幸せと感じるものは、人それぞれ違っている。

確かにそう言われるかもしれませんが、それはそれぞれの価値観が違っているというだけのものであって、人間が幸福を感じるものの根本的なものは、限られているようです。

それは、生き方によって、ずっと続くものとなるため、人生が大きく変わります。

何かを得たり、成し遂げたりすることによって、一時的な幸せは感じられますが、それはあくまで一過性の幸福であって、次はそれを失うことを怖れ始めます。

得た時に幸せは、いつの間にか、それがなくなると不幸になってしまう、という概念へとすりかわってしまう、それがさらにあらゆるものを欲しがる思考を生み出します。

そして、なんでも手に入れようと欲しがる思考がやめられなくなると、得ることばかりに執着していき、結果としてそれが不幸であることに気づかなくなり、段々と幸せになれなくなっていくのです。

これが、幸せが何なのかわかならくなってしまう現象で、どれだけ手に入れても満足できない不幸な人格の持ち主となってしまい、人生そのものが満足の出来ないものになってしまうという、最も不幸な生き方となってしまいます。

幸せになることは、「何をすれば」であったり「何を得れば」といった考え方から抜け出し、「幸せを感じられる自分」になることが、真の幸福、ずっと続く幸せな時間を手にする唯一の方法なのです。

では、そこに辿り着くためには、一体どうすればいいのでしょうか?

人間には、内側から満たされるような幸福を感じられる行動があるようなので、その幸福を感じる行動をこれからご紹介します。

何をやっても満たされない。

どうすれば幸せになれるのかわからなくなった時には、これらの行動を意識してみて、それまでやっていたこととは全く違ったことをやってみるといいでしょう。

その行動の基準となるものは、たった2つだけです。

ほんの少しだけ行動を変えることで、必ず変化が始まっていきますので、出来るところから始めてみるといいでしょう。

1.他者へ貢献する

アダム・グラントの「GIVE&TEKE」や、スティーブン・R・コヴィの「7つの習慣」でも登場するように、人の幸福は他者への貢献にあるそうです。

もちろん、何かを獲得したり、勝利したり、達成したりすることによっても幸福は得られますが、自らが「得る」という時に感じる幸福度よりも、他者へ与えることで感謝され、その時に感じる幸福度のほうが何倍も大きいものだとされています。

また、自分の力によって得るものは、一時的な幸福感で終わってしまうことが多いのですが、人へ与えて喜ばれることによって生まれる幸福感は長く続き、それだけではなく、同時に生み出される副産物としての信頼や、自分の居場所などを含めると、他者貢献によって発生した幸せというのは、雪だるま式にどんどん膨らんでいくことも理解できる。

日本国内の、真の成功者である斎藤一人さんも、「ありがとうと言うことも大切だけど、ありがとうと言われるようになりなさい」という言葉を残していました。

若い時には、「なんであいつにあんなことしなくちゃいけないの?」「何のメリットもなくて損じゃん」と単純に思ってしまいます。

しかし、経験を重ねてくると、確かに貢献した後に戻ってくる幸福度の大きさは、自分一人の力で成し遂げて得たものに比べたら、はるかに大きく比べ物にならないものとなります。

さらに、それらの行いを日々積み重ねていけば、とんでもないことが起こっていくことは間違いありません。

帝王学の教えの中でも、「先に損をすることをしなさい」というものがあります。

確かに、これらの行為は、その時には「バカなことしてるわ」「損する性格だな」などと散々言われたりします。

ですが、続けているうちに、どんどん大きな差がついていくことは間違いありません。

では、他者貢献によって何が得られるかを考えてみましょう。

まず、誰かが何かに困っていて、それを助ける力があなたにあったとします。

ここで、「私はこんな人に付き合っている暇はない」と言って立ち去るよりも、「私に出来るなら手伝ってあげよう」と手を差し伸べてあげるほうが、はるかに幸せになれます。

人を助けることによって、確実に助けられた人は、あなたに「ありがとう、助かりました」を伝えます。

その時に、あなたの中に何が生み出されるか想像がつきますか?

あなたが与えたほんの小さなものが、この時にあなたに大きなものとしてすでに返ってきています。

その行動によってあなたの存在価値が確立されたということです。

つまり、与えることによって、すぐにあなたは与えられるのです。

これを、あなたが会社や学校で、あらゆる人に対して行った場合、どうなると思いますか?

あなたの周りには、「あなたがいてくれて助かった」という人たちだらけになります。

それによって、あなたはもっと大きなものを得ているのです。

それは、あなたと周囲の人たちとの信頼、そして、あなたの居場所です。

繰り返していくうちに、あなたはいてくれないと困る存在、居て欲しい人という存在価値を与えられ、あなたは居心地の良い場所を自ら切り開いたことにもなります。

会社や学校だけではなく、あらゆる場面でその行動をとっていったとします。

するとどうなるでしょうか?

あなたの価値はどんどん上がり、信頼される存在となり、居場所を沢山与えられることになっていきます。

イメージはできたでしょうか?

それとは真逆に、いつも自分のことだけしか考えず、人に与える、助けることをしない振る舞いを積み重ねていった場合に、どうなっていくかも想像してみると、その違いは大きなものになっていることが理解できると思います。

ひどい場合には、自分だけが獲得すること、活躍すること、達成することだけに固執していき、独り勝ちだけにこだわって行動していった場合にも、最終的にどんなことになるかも想像できると思います。

人は、誰かを助けた時、誰かに与え、「ありがとう」と言ってもらえた時の方が、はるかに幸福度が高くなっていく理由は、ここにあります。

これから、少しだけ行動をシフトしていくとしても、あまり特別なことをする必要はありません。

誰かから何かの話を聞いた時、たまたま出くわした場面での困りごとなど、ほんの少しの時間とエネルギーを分け与えるだけで、必ずあなたは大きな幸福を得ることが出来ます。

是非、チャレンジしてみて下さい。

2.自分を満たす(自愛)

他者貢献と同じように、とても重要なことは、自分で自分を満たすこと。

何があったとしても、自分だけは自分を愛してあげることです。

自分を嫌いになってしまうと、何もかもが上手くいかなくなってしまうことは間違いありません。

どんな自分であったとして、自分だけはそれを受けいてれ、許して、責めないであげることです。

そして、自分で自分を満たしていくということを忘れなければ、自然と他人に優しく手を差し伸べることも出来るようになります。

他者貢献を意識しておこなってみても、いつも自己犠牲的になっていると、それはいつか恩を着せる形となってしまったり、消耗するだけで意味の無い行動となってしまいがちです。

そのような結果にならないためにも、自分で自分を満たすことは、いつでも忘れないでいましょう。

誰かに満たしてもらおうとする行為は、結果的にあなたが傷つくことになるので、自分の機嫌は自分でとるようにするのが、幸福への第一歩です。

自愛の意味がわからないという人たちもおられますが、その答えを知っているのは自分だけですので、きちんと自分の心と向き合って生き、行動を一致させていってみましょう。

食べたい物を食べ、行きたいところへ行き、会いたい人に会い、やりたいことをやっていく。

心に正直に生きることによって、あなた自身はどんどん幸福で満たされていきます。

自分自身がいつも幸せな自分でいることも、いずれは他者貢献へとつながっていきます。

いつも不機嫌でいる人と、いつも幸せでいる人では、何もしていなくても他者へ与えているものが違うことは一目瞭然です。

自分で自分を幸せにすることが上手な人は、ただその存在だけで、他者へ与えること、貢献することも可能になるので、自愛はとても大切なものです。

「何が正しいことなのか?」を考えることよりも、「自分はどうしたいのか?」をはっきりとさせて、その通りの行動をとっていくことを心がけていきましょう。

自分らしく居られることが、根本的な自分の幸福として続くので、小さな行動から始めてみましょう。

まずは何からやっていけばいいの?

あなたにおススメする行動は、まずは自愛です。

自分を愛すること、自分を満たすことを最優先で考え、毎日を過ごしてみるといいでしょう。

必ず少しずつ変化が訪れますので、正しさや、不安や恐れは脱ぎ捨てて、生きたいようにいきてみましょう。

はじめのうちは、ただそれだけを繰り返しているだけで、周囲の反応はどんどん変わってきます。

ただそこにいるだけで、存在しているだけで与えることが可能な人となっていき、話すだけで喜ばれます。

何もしていないのに喜ばれる存在として認めらることによって、あなたの中の幸福度はさらに大きくなっていくでしょう。

自愛として、自分を満たす行動の具体的な答えは、あなたにしかわかりませんので、自問自答してみて答えを出してみるといいでしょう。

そのうち自信がついていき、自分を肯定することが出来るようになっていき、誰かを助けること、誰かに与えることが自然と出来るようになっていきます。

そして、そこから先は、小さな幸福が雪だるま式に大きく膨らんでいくのを感じることが出来るでしょう。

あなたはもう、何もしなくてもいいのです。

大丈夫です。

あなたがあなたを愛した時、世界はあなたを愛し始めます。

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