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やりたいこと探し、頑張る中毒からの脱出方法

「やりたいこと探し」をしてしまう、「頑張る中毒」の罠から抜け出せなくなっている。

こうした自分の「意識を高く持ちすぎる」ことによって起こる、セルフラットレースから降りて、楽に生きるためにも、気づいた時点から早めに抜け出したいものです。

「こんなに頑張ってるのに、なんで認めてくれないんだ?」

「どうしてやってもやっても楽にならないんだ?」

そういった気持ちが出てきた頃には、もう罠に片足を入れてしまっているかもしれませんね。

「やりたいこと探し」「頑張る中毒」がどういうことなのか?を知りたい方は、こちらへどうぞ。

↑↑↑自分に疲れた方におススメ

休みたいけど頑張ってしまう。

どうしても認められたくて疲れ果てるまでやってしまう。

こうしたセルフラットレースからどうしたら抜け出せるのでしょうか?

ここでは、「やりたいこと探し」を続けてしまったり、「頑張る中毒」といった自分自身で作った罠にハマりこんで、抜け出せなくなった人たちにヒントを残します。

最終的な答えは、自分の中にしか存在していないので、あくまで参考程度にお付き合いください。

・脱出方法はたったひとつだけ

どうしても頑張ってしまう。

何もしていない自分は無価値だと思って、やりたいことを探してしまう。

こうした心理の裏側には、「今の自分」がまるごと受け入れることが出来ず、生きているだけで何の問題もない、最低限こなしていればそれで十分だという感覚が抜け落ちてしまうことによって起こります。

つまり、「頑張っていない自分=無価値」であるといった認識が生まれ、休むことや、何もしないでダラダラ過ごすことに罪悪感を感じたり、不安になったりして、常に何かを探し求め続けてしまうということです。

これは、自分自身で陥ってしまうものなのですが、一度この悪循環に取り込まれてしまうと、とても苦しんでしまいます。

頭ではわかっていることでも、どうしても恐怖や不安、罪悪感から抜け出せず、何もしていない自分を許せなくなってしまうのです。

そして、そこからさらに発展していき、周囲で休んでいたり、力を抜いている人を見ると、それらの他人も許せなくなり、人間関係も上手くいかなくなっていき、何もかもが悪い方向へと向かいます。

こうした背景には、心理的作用として、強迫性障害のような性質であったり疾患のようなものが隠れていたりもしますが、だからといってそれらを治療しようとはしなくてもいいと思います。

ほんのちょっとしたこと、ささいなキッカケで突然にそれらの行動は終わりますので、色々と試してみましょう。

無価値感を感じて行動を続けてしまう場合には、メタ認知療法や、「不安行動を我慢する」といったことによって改善されていきますが、ここでおススメすることは、それよりももっともっとハードルが低く、シンプルで単純なものです。

「やりたいこと探し」「頑張る中毒」の負のスパイラルを抜け出す方法はひとつだけです。

「ワクワクを感じる方へ進む」

これだけです。

今の時代、色んなところで見聞きする言葉だと思います。

他の言葉に置き換えれば、「楽しいと思うことをやる」「好きなことを極める」「心が躍る方へ行く」といった感じになります。

「不安だから〇〇しておく」

「〇〇なったら嫌だから〇〇しておく」

「〇〇が怖いから〇〇する」

これによって、安心安全が得られて、快適に行動できることももちろんあります。

ですが、何もかもこれらを原動力に行動していると、ずっと不安を原点に動くことになり、いつまで経っても楽しい時は来ないことになります。

まず、改善していく、脱出していくためにも、「そんなに気にしなくても大丈夫だって」と相手を信じ、結果を信じ切って、そんなことは忘れてしまって、今すぐ「ワクワクする方向へ進む」という選択をとればいいのです。

それを繰り返していけば、過去の不安に思っていた自分なんてものは、どんどん小さくなっていき、「そんなこともあったな」と笑い話に変わるだけです。

昔の自分が愛おしくなり、今の自分の成長も喜べます。

・ワクワクすることって何だろう?

「ワクワクする方向へ進む」と言われても、ずっと不安行動を重ねてきた人には難しいこともあります。

現状がそれなりに深刻になってしまっていて、頑張りすぎて疲れてしまった人は、「何が楽しいことなのかわからない」という場合もあります。

そんな時には、さらにさらにシンプルに考えてみるといいでしょう。

どうしても邪魔をしてしまうのは、「何が正しいのか?」という思考だと思います。

ですが、それはあなたの心を曇らせてしまうものなので、「邪魔だからどけ!」といった感じで、その「正しさ」の思考をはねのけてしまって下さい。

そして、次は、頭で考えるのではなくて、あなたの心と体に「どうしたいのか?」を問いかけてみて、その答えが明確であれば、その通りに動いてあげましょう。

難しく聞こえてしまう方は、次のようにシンプルに考えてみましょう。

「おいしそう!食べたい!」

「疲れたからゴロゴロしたい!」

「面白そう!あれやってみたい!」

「眠い、もう寝たいな~」

といった感じで、自分の心と体に正直になっていき、我慢をせずに今すぐその通りに実行することです。

「ワクワク」というものは「おいしそう!」や「楽しそう!」だけではなく、疲れた時や眠い時に、ソファや寝具、温泉を見て「気持ちよさそう!」と思うことも同じことです。

「いや、ここは我慢だ!」という感じで、まだ頑張れる、耐えられるのであればいいのですが、いつもその悪循環にハマってしまうのであれば、我慢はせずに今すぐ行動することによって、どんどん解消されていきます。

場合によっては、その中のたったひとつの行動の身で、全てが解決することだってあります。

「何が正しいのか?」で考えるのではなく、「何が楽しいのか」であったり「どうしたいのか」を重要視して動いてみると、自然とそれに慣れていき、頑張らないのが普通になっていきます。

食べ物の場合、「どれが体にいいのか?」ばかりを考えずに、純粋に「美味しそう!」と思うことで決められます。

もちろん、健康にいつも気を使っている人なら、「体にいいもの」が「美味しそうなもの」に見えるので、結局はそれが正解になるものなのです。

・ワクワクの波動が全てを解決していく

なぜここまで、「ワクワクすることをやろう」といった風潮が増えてきたのかと言えば、それは、「ワクワクすること」をやっている時には、幸せなオーラ、波動が発せられていき、それが全てを解決してくれるからです。

頑張るのではなくて、幸せになることを今すぐに選択すれば、嫌なことは忘れていき、攻撃的な人や嫌いな人たちは近づいてはこなくなります。

不快な出来事は減っていき、多少つまづいたとしても、あっけなく解決できたりします。

ここで、間違えて頑張るという選択をとってしまうと、ドツボにはまってずっと頑張らないといけないという認識を持ってしまい、頑張ることを続けなければいけない道を進むことになってしまいます。

そうではなく、一度「楽しいこと」をやってしまうと、嘘のように全てが解決していくものなので、今すぐ試してみることをおススメします。

ただ、ここで再び「ワクワクすることをしなきゃ」と「ワクワク探し」を始めてしまうと、それもまた罠となるので注意が必要です。

それよりももっと前に、自分に「どうしたいのか?」を問いかけて「それ」を実行するのが先となります。

探してしまう現象が起こるほとんどの場合、単純に「疲れている」ということが考えられるので、まずはその「探す」という行為を自分で止めて、何もせずにボーっとしたり、お風呂に入ったり、適当に過ごす時間を持ってみて下さい。

「探す」という行動は、「今ここ」に「無い物」を求めている状態なので、どれだけ探しても見つかることはないのです。

・自分へエネルギーチャージしよう!

上手くいかなかった時、失敗した直後などに、どうしても「さらに頑張ろう」という方向へと向かってしまいます。

これは、決して悪いことではなく、力がある時にはとても成長できるキッカケとなります。

ですが、それだけの方法を頼りにしていると、何度も失敗が続いた時には、「自分の努力が足りないんだ」「さらにやらなければ」とやることをさらに増やしたり、努力をもっと重ねようとしてしまいがちです。

これを繰り返すことによって、ある一定のラインを越えたところから、ただただ消耗していくだけの時間が続き、どれだけ頑張っても上手くいかなくなり、「なんでこんなにやってるのに」と感じて、「だったらもっともっとやるんだ」といって、止まらなくなってしまいます。

これが、セルフラットレースの形となり、もはや自分以外には誰にも止めることの出来ないスパイラルにハマります。

大切なことは、そうなり始めている自分自身に、早めに気が付くことです。

これが癖になってしまっている場合には、無自覚でこれらの行動を続けてしまい、自分では気づかないうちに身近な人たちに迷惑をかけていたり、無意味に攻撃的になってしまったりもします。

そして、気が付けば自分自身が孤立してしまい、さらに自分が傷ついてしまうという結果が待っています。

そのような方向性へと向かわないためにも、「あれ?何おかしいな?」「オレ、何を頑張ってるんだ?」という違和感を大切にして、一旦は休憩を入れてみるといいでしょう。

力を抜いて、冷静さを取り戻したら、自分へとエネルギーチャージです。

だらけたいのであれば、思う存分だらける日を作り、体に良い悪いは考えず、思いっきり食べたいものを食べる。

お酒を飲んで仲間と大騒ぎしてみるのもいいし、とことんまで仕事をサボってみるのもいいでしょう。

それがずっと続くわけではないので、一旦道を外れてみることを自分に許せば、すぐに心と体はほぐれていきます。

頑張り続けることは大切なのですが、もっともっと長期的に頑張っていくために、ペースをおとしてゆっくり進んでみるといいかもしれません。

少しやったら、少し休む。

頑張ることだけを頼りに、短期的に力を入れて頑張り続けてしまうと、それはいつか限界を迎えてポキッと折れてしまいます。

最悪の場合、そこで受けたダメージの回復に、何年もの歳月を要することだってあります。

それよりも、定期的にエネルギーを自分へチャージしていき、ゆる~く楽しく進んでいけば、毎日が楽しくなってくると思います。

・疲れたらやめよう!とにかく遊ぼう!

日本で言えば、頑張っていることの代表は、やはり「仕事」ではないでしょうか。

まだ学生であれば、「勉強」もしくは「部活動」がそれに当たると思います。

確かに、努力や忍耐で強くなっていくものはあります。

ですが、長い人生、ずっと楽しく生きて行くために必要なことは、「疲れたらやめる」「遊びながら生きる」とういことです。

「疲れた」と感じてしまうということは、「楽しくなくなってきた」という意味で、それは物事を長く続けるためのモチベーション維持に大切なサインですので、「疲れた」と感じた時は、「休め」の合図です。

このシンプルで単純な答えを忘れてしまうが故に、ついつい頑張ってしまうもの。

「勝ちたい」「出し抜きたい」という思いが強すぎるがために、どうしても疲れても進もうとしてしまいますが、最終的に生き残るのは、ゆる~く楽しくやってきた人たちとなるのですから、「遊び程度で出来る」というラインを意識して、疲れたら休みましょう。

仕事、勉強、スポーツのどの世界でも、楽しみながら結果を残せる人たちは、いつも余裕を持っています。

それが「楽しい」と感じられるからこそ続くもので、続くからこそ上手くなっていくもの。

どんなことでも、「楽しさ」を失ってしまっては、本末転倒ですので、疲れたら休み、また「楽しい」と感じられる感覚を取り戻したら、再度チャレンジすれば、それでいいのです。

人生は、修行でも苦行でもありません。

人生は、いついかなる時も、ただただそれを楽しむもので、全てが遊びのようなものです。

しっかり休んで、仕事で遊びましょう。

しっかり休んで、勉強で知識を得ることを楽しみましょう。

しっかり休んで、スポーツの技術が上がることを喜びましょう。

そして、お休みの時も、寝ること、ダラけることを全て楽しみましょう。

いつからでも、新しい人生は始められます。

ゆる~く楽しく、ひとつひとつを堪能していきましょう。

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