いつの間にか物が増えてしまう人。
何かを集めてコレクションとしている人。
そうやって、物をため込んでしまう人たちの心理はどんなものなのでしょうか?
また、断捨離するとどんな変化が生まれるのでしょうか?
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捨てるのが苦手で、物がいつの間にか増えてしまっている。
また、何かを集めるのが大好きで、コレクションしてしまう。
そういった強い物欲や、収集癖の裏には、ある心理状態があります。
物をため込む人は欲望が強い
何かを手に入れることに喜びを覚えて、自分の所有物とすることが生き甲斐となっています。
こういった人たちは、欲望がとても強いと言えます。
また、支配欲のような欲望と同時に、競争意識や他人への攻撃性も強い傾向にあります。
物に依存し、それを自分が所有することによって、自分の価値を感じているのです。
欲しい物は何がなんでも手に入れようとし、自分の物としておきたいといういわば強欲なタイプ。
自覚がない人がほとんどで、自分で自分を苦しめてしまうことになってしまうでしょう。
物を多く持っている人は感情に振り回される
沢山の物を集め、所有したがる人は、自分の欲望に忠実という見方があると同時に、そういった自分の感情を我慢できないという性質も持っています。
何もかもを手に入れようとして、自分のものとしておきたがる。
捨てようとすれば怒るでしょうし、手に入らなければそれも怒る。
とにかく自分の思うように物事を進めたい性格で、自分の感情に振り回された生き方をします。
それは自分に素直であり、決して悪いことではないのですが、わがままの度が過ぎると少々危険な部分があります。
人間は、やはり感情と理性のバランスが大切で、どちらかに偏りすぎていることが問題です。
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断捨離すると全てが変わる
物を持ちたがる人に、断捨離を進めても間違いなく嫌がります。
異常なほどに怒ったり、ヒステリックになって奇行に走ったり。
自覚がなくても、他人から見ればかなり異常な行動に出る人もいます。
人は、変化することを嫌うために、物に溢れた生活に依存したい人はそのままにしておきたいのです。
それが心地いいことだから、それを続けていたいのです。
ただ、もうひとつ変わりたいという性質も持っています。
生活習慣が変われば、性格が変わります。
そして、性格が変われば人生が変わります。
断捨離をすれば、確実に性格は穏やかになり、理性と感情のバランスがとれるようになっていきます。
物を捨てると、心が楽になり、それまでに縛られていたものから解放されるのです。
本当はその物たちが欲しかったわけではなくて、集めることを目的としていた。
そのことに気づき、物をためこまなくなるはずです。
余計なものは持たず、心を軽くすれば、他人の心も自分の心も見えやすくなって、人に優しくなれるのです。
物は捨てましょう。
断捨離しましょう。
それが、自分の性格を改善し、人間関係を良好にし、人生を豊かなものにしてくれる唯一の方法なのです。
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