断捨離は、時間のある時におおがかりな作業としてやらなくても、「減らす」を意識するだけでも実践できます。
上手くいかない、何かが違う、そういった時には、とにかく「減らす」「やめる」をやってみましょう。
そこからまた新たな道が開けていきます。
ついつい増やしがち、付け足しがちになりますが、付け足すと余計に複雑になってしまいます。
少しずつ削ぎ落とし、シンプルにしていくために、断捨離は継続が大きな効果を発揮します。
生き方を楽に、豊かにしていくために、出来る範囲内で継続させてみましょう。
1日3つずつ捨てる
近年流行りの、「持続可能」というものは、とても大切なことです。
継続できなければ意味がありませんし、大きなことをやろうとすると、反動も同じだけ大きくなります。
少しずつ運気を好転させていき、維持していくために、「くれくらい」と決めて、チャレンジしてみましょう。
1日3つずつ捨てると決めて、それ以上は考えないようにすれば、確実に減りますし、断捨離へ執着することも防げます。
「捨てる」「減らす」は確実に物事を楽にしてくれますし、何でもスムーズに進みますので、少しずつ人生のベクトルを変えていってみましょう。
人生は習慣であり、習慣は意識といわれるように、小さな心がけの積み重ねが、やがて大きな差を生みます。
3つでなくても、自分で決めた数でもいいでしょう。
とりあえず、1日ごとに減らしていくだけで、確実に変化が訪れます。
減らしても大丈夫
「3つずつ捨てるを続けてたら物がなくなるんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、ここからが断捨離の面白いところです。
そこから先に何が起こるのかは誰にもわかりませんが、確実に不思議なことが連続して起こります。
毎日のように物を減らしても、実際は物がなくなることはないのです。
むしろ、色々なものが入ってくるようになり、さらに豊かになっていきます。
減らしても、きちんと流れるように循環していきますので、不安にならなくても大丈夫です。
実際に経験すれば必ずわかることですので、少しずつ減らす実験をしてみることをおススメします。
人によって、場合によってその後の変化は違いますが、面白いことが必ずおこります。
是非、体感してみて下さい。
増やさない努力をしよう
楽になれると思って、増やして、付け足していくと、結局はやることが増えていって、楽になるどころか忙しくなりまっす。
余計にお金がかかったり、時短のつもりが時間をとられるハメになったりもします。
そういった経験は、誰もがあるのではないでしょうか?
確かに、あったほうが便利な物もありますが、あまりにも高性能なものや、使いもしないのに持っているものは、ただあるだけで負債となり、エネルギーを奪われます。
掃除をする時に動かす必要があったり、定期的にメンテナンスが必要だったり、使いもしない機能がついていて電気代がかかったり。
生きるために必要なものは、さほど多くはないものです。
お金をかけて、それがいいと思っていても、実はそこにお金をかけないほうが楽だったりするのです。
大切なことは、日々減らすことと同時に、増やさない努力もすることです。
最低限のことだけやっていればいい
必要最低限のことと言えば、食べる、寝る、遊ぶ、仕事する、くらいのことです。
これだけに集中するために、そんなに多くのものは必要とはしません。
それらを楽にこなそうとするから、余計に忙しくなっていき、楽にはなれない日々を送ることになるのです。
体に栄養のある食事をとり、しっかりと寝て、思いっきり遊んで、元気に働くだけです。
無駄に増やしていくと、生活は色々な面で困窮していくばかりでしょう。
今のままそのままで、豊かに幸せになることはいくらでも可能です。
昔から「衣食住」を徹底的に磨けと言われています。
これはとても大切なことで、そこに力を注げば全てが上手くいくという教えです。
あれこれと欲しがり、増やしていく前に、最低限のものにまで洗練していったほうが、確実に幸せになれます。
少しずつ進んで行く
減らすこと、手放すことは初めはとても勇気のいることですので、出来なくてもあまり深くは考えないようにしましょう。
あまりにも物で溢れかえり、ごみ屋敷のようになっていれば問題かもしれませんが、変化を起こすのにはゆっくりと時間をかけて、少しずつのほうがいいでしょう。
「今日はこれとお別れ」と決めて、感謝の気持ちをこめて手放してあげる。
毎日何かを手放していけば、不思議と自分が楽になっていくことに気づきます。
そして、それまではありもしない幻想に怖れていたこと、妄想による不安に支配されていたことにも気付けるでしょう。
いらないものを手放すことは、不安や恐怖ともお別れできますので、自分を解放するためにとてもいい訓練になります。
断捨離は、他者から見ればおかしな行動に見えるかもしれませんが、運気は確実に上がるものです。
出来る範囲内から少しずつ、「減らす」「手放す」「削ぎ落とす」を実践してみましょう。