
何をしていいかわからなかったり、やりたいことが見つからない場合は、まず減らしてみるといいでしょう。
何もしないようにしてみると、必ず体が勝手に動き出します。
いらないものを捨てて、やりたくないことをやめると、そこに空白ができるため、やりたいことも見えてきます。
「本当はどうしたいのか?」がわからなくなっていくと、自分を見失っていき、ストレスだけが蓄積されていきます。
アレコレと手を出して忙しくしたり、モノを増やすことばかりしていると、結局どうしたかったのかもどんどんわからなくなります。
身軽になって、人生をもっと軽やかに楽しみたいのであれば、捨てて、やめてみることから始めてみましょう。
やりたくないことはやめる
何度もお伝えしているかもしれませんが、今の状況があまり面白くないのであれば、「やりたくないこと」をやめることから始めてみましょう。
ストレスを発散しようとして、新たな何かを始めようとすると、余計にわからなくなります。
まず、何が自分にとって負担となり、ストレスとなっているのかを知り、それらを可能な限り削ぎ落としていってみましょう。
ストレスは発散することに意識を向けるのではなく、感じないような行動を心がけていくほうが簡単です。
やりたくない、めんどくさいと感じることがあるのなら、それはやらなくていいでしょう。
それでも、「やらなければいけない」と思っているのなら、「本当にやらなければいけないのか?」をもう一度見つめ直してみましょう。
時間に余裕を持たせ、ゆっくりと過ごすために、最低限やらなければいけないことに絞れば、さほど忙しさは感じないはずです。
完璧を求めることをやめ、面倒なことは放り投げてしまえば、自由な時間は確実に増えます。
いらないものは捨てる
自分が本当に必要としているもの、それがあることによって幸せを感じられるもの以外は、全て切り捨ててしまいましょう。
使っていないのなら、見えないところへ押し込んでしまうか、家の中から出す手段を考えましょう。
すぐに処分できるものなのであれば、いち早く処分しましょう。
使わないモノ、必要でないものは、ただ家の中にあるだけで、そこに住む人のエネルギーを奪い、運気を下げます。
捨てる決意をすれば、かなりの物量が捨てられますし、住まいをスッキリさせるだけで、心も体も軽くなっていくものです。
捨てたものというのは、まず思い出すことはありませんし、さほど困ることもないでしょう。
瞬時に判断し、「いらないな」「使わないな」と感じたら、すぐに捨てるくらいでいいでしょう。
考えてしまう、悩んでしまうものも、本当はいらないものですので、出来れば捨てる勇気を持って、手放しましょう。
新しいものが舞い込んでくる
何かを得ようとして追いかけている間は、それは手に入りません。
不思議なもので、手放すと新たなものが舞い込んで来ます。
まず、捨てる、やめるを実践していくと、あとは何もしなくても、欲しかったもの、会いたかった人、必要な情報などは全て自然に入ってきます。
今ではメジャーになった引き寄せの法則ですが、これはまずは受け取る準備を出来ている人だけが発動することが出来ます。
まずはスペースを空けること、空白を作ることです。
そこからは、何かを取りに行ったり、獲得しようと必死に頑張ったりする必要はありません。
全て、向こうから寄ってきて、まわりからどんどん集まってきます。
人、モノ、情報、お金とあらゆるものが流れ込んでくるようになります。
家の中に、沢山のものを詰め込んでしまうと、流れが出来ずに得ることが出来ません。
この、幸せな流れを受け取るために、スペースを造るのです。
排水溝が詰まっていると淀みだけが溜まるのと同じで、出す方の流れを良くしないと、善い流れを引き込むことは出来ません。
どんどん出して、新たなものを引き寄せる状態を作れば、それまでに起こっていた問題は解決していき、感じていたストレスもいつの間にか忘れてしまうのです。
自分の人生を始めよう
自分の価値観で物事を判断し、主体的でイキイキとした人生を送りたいのなら、捨てていき、やめていくことです。
無駄なことに時間とエネルギーを費やしていると、それだけで人生が終わってしまいます。
毎日を楽しく、豊かに幸せに生きて行くために、いらないものは捨てて、面倒なことはやめてみましょう。
楽しい人生を生きることは、非常にシンプルなことです。
誰かの課題を背負わず、自分だけの物語を思いっきり楽しむために、必要最小限にまで減らしてみましょう。
ただ、最小限で生きることに徹していけば、願いは叶えられ、ずっと欲しかったものは集まり始めます。
断捨離は、行いの一つでもありますが、宇宙の力の恩恵を受ける準備でもあります。
「今が幸せでない」「幸せになりたい」と願うのなら、全てを捨て、全てをやめてみましょう。
手放すことに成功した時から、奇跡の連続が始まっていきます。