楽に生きられるかどうかは、自分次第です。
手放すのが惜しい、しがみつきたい執着があるのなら、その「執着」が自分を縛り付けています。
他の誰かのせいではなく、自分の「執着」が自分の生きる世界を狭くし、自分自身が生き辛くなるよう、閉じ込めてしまっています。
手放すこと、解放することは怖いように感じます。
ですが、その恐怖に負けることなく、手放すことに成功すれば、自分は自由になり、本当に願っていた世界へと進めます。
「執着」は、「欲」であったり「我慢」であったりと、様々な形となって現れますが、手放してあげる、解放してあげるだけで、あとは楽に進めます。
欲しいものほど手放そう
持っていたい、もっと欲しい、手放したくない。
その気持ちは誰にでもあるものですので、仕方ありませんが、出て行こうとするものを留め続けると、やがて自分も苦しくことになります。
「執着」は、確実に自分自身を苦しめるものになります。
持っていたい、欲しいのであれば、そう思うからこそ手放してあげるのです。
それが、人、モノ、情報に対する「愛」となります。
全ては、流れるように変化し、それが自然の法則、宇宙の運動ですので、無駄な抵抗、余計なエネルギーは使わないように、「執着しない」という訓練を積み重ねていきましょう。
まわりに振り回されないように
しがみつくような「執着」は、やがて自分が苦しむことになるのと同時に、自分自身がその対象となるものに振り回され続けます。
「あの人が言ったから」「これは高かったから」「テレビで言っていたから」「ネットにそう書いてあったから」
確かに、それらの情報が役に立つことはありますが、それは自分の感じている真実かどうかはわかりません。
自分が信じたことが真実であり、真実とは目の前で起こっていること、今現時点で感じていることのみです。
そうかもしれないけれど、そうでないかもしれない。
実際には、どちらが正しいのかということはなく、自分が「どちらが楽しいか」「どちらが楽しいか」「どちらが好きか」「どちらが嬉しいか」という感じるものだけが答えです。
全ての正解は、自分で決めたことが正解で、信じたことが真実です。
自由に生きよう
沢山の情報や物に囲まれ、何が正解かわからなくなってしまうことは多々あります。
それ自体が悪いことなのではなく、いかにその中で、自分だけの答えを見つけ出せるかです。
全てを手放し、自分らしく自由に生きるためには、「そうなのかなあ?」という違和感などは見逃さず、自分が感じているものを探しましょう。
生きている世界は、自由で無限に答えがあります。
その中から、好きなものを選んで、幸せになることが、心を解放します。
執着を手放し、内面を見つめ、自分の「好き」「楽しい」「嬉しい」といった気持ちが、最も大切にするべき答えとなります。