「もったいない」「物を大切に」といった考え方と、「捨てる」ということは、まるで真逆のように感じるかもしれませんが、実はこれは思想的には同じになります。
少ないモノで暮らしていくからこそ、あるものを大切にし、余計な物を増やそうとはしなくなります。
本当に大切に扱うことが出来る人は、同じものを何度も買ったり、足りないからと買い足したりはしません。
「足るを知る」ということは、いらないものを処分することによって見えてきます。
どんどん買い足してしまう理由、あれもこれもと欲しがる訳は、自分の中にある「欲」や「怖れ」によるものです。
手放す勇気を持とう
それがなくても、別に困ることはないはずです。
生きて行くために、本当に必要なものは限られています。
いらないモノ、使わなくなったものを手放す勇気を持ちましょう。
執着は、過去や未来、他人の価値観などによって作られています。
「今、それが必要か?」という判断によって、必要のないものは手放せるはずです。
運気を下げている根本的な原因は、自分の中にある「執着」です。
手放し、身軽になることによって、必ず新たな流れを受け取ることが出来ます。
迷ったら捨てよう
「どうしようかな」と躊躇してしまうものは、ほぼいらないものです。
「捨てるには惜しいな」という気持ちにも、小さな執着が隠れています。
確かに、どうしても手放せない宝物は、大切にしていたいものです。
その手放したくない宝物は、これまでと同じように大事に持っていて下さい。
捨てるべきは、その他のものたちで、「どうしようかな」の次に思い浮かぶ言葉によって、自分で気づけるはずです。
「高かったから」「まだ使えるから」といった言葉が続くかもしれませんが、使っていない以上は、その価値はありません。
ただ、使わずに持っているだけなら、価値はどんどん下がりますし、「持っている」というだけで、無駄にエネルギーを奪われます。
迷った物は、捨ててしまったほうが、気持ちは楽になります。
必要な物は必ず舞い込んでくる
断捨離の情報で、必ず言われていることです。
これは、実際にそのような不思議な現象が起こりますので、本当のお話です。
流れというのは上手く出来ていて、必要なものはきちんと返ってきますし、新たに入ってきたりもします。
ですので、これが手放す勇気をくれたりします。
捨ててしまっても、誰かからもらったり、手放してもまだ必要なのであれば、何度も目の前に現れます。
自分の元から手放すだけですので、失うということはないということです。
全ては巡り巡って、循環し続けているだけですので、怖れる必要はないのです。
どんどん捨てよう
「捨てる」ということには、賛否両論ありますが、捨てても大丈夫です。
新たに買い足したり、増やしたりしなければ、自分にとってちょうどいいサイズへと必ず変化します。
どんどん家の中から外へと流していき、いらないものは捨てていきましょう。
使わないのであれば、掃除のために動かしたり、たまに思い出したりするだけでも、意味もなくエネルギーを使ってしまいます。
あまり難しく考える必要はなく、「いらない」と判断したら、「すぐに捨てる」といった行動のサイクルを繰り返すだけで、運気の流れは確実に良い方向へと向かいます。
これまで、あまり良い流れではなかったと感じているなら、是非チャレンジしてみて下さい。