今を生きるということの本質

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「今」を生きることが、人生をより楽しくします。

この「今を生きる」ということは、それ以外を「削ぎ落とす」ということと同じ意味になります。

その本質を極めていくことによって、充実した時間をより多く生み出せるようになります。

「減らすこと」「削ぎ落とす」ということへ意識が向いてしまうのは、自分の中にある「違和感」のようなもので、なんだかイマイチ充足感が得られない、もっと毎日を楽しく生きたい、と願う心が変化を求めているのです。

どんどん付け足して、増やしていく生き方は、どこかで限界を迎えてしまい、疑問を抱き始めることで、本当の幸せな生き方へとシフトしていきます。

「ライフスタイル」を変えていくことは、人が生きる上でのとても重要な課題と向き合うことですので、日々の生活の中から、「今」を生きるために意識を変え、行動を変え、習慣を変えてみましょう。

過去や未来のことは考えない

終わったことは変えられず、それはただの記憶となるだけです。

また、未来への不安も、ただの妄想です。

どちらも、深く考えすぎてしまうと、大切な「今」を失い続けます。

どれだけ悩み、考えても「意味がない」ということに、より早く気づかなければ、人生の楽しい時間は減ってしまいます。

二度と取り返すことの出来ない「今」という時間を、しっかりと楽しむために、それらの「どうしようもないこと」は切り捨てて、放っておきましょう。

過去の失敗も、三日も経てば人は忘れるものですし、そこにいつまでも執着しているのは自分だけとなります。

未来への不安も、どれだけ考えたところで万全の策をうつことなどは出来ません。

今を生き続ければ、全ては上手くいきますので、考えない事です。

また、後悔や不安といったネガティブな思いを抱いたままでは、その思いが失敗の原因となり、不安が不安を的中させる出来事を引き起こしてしまいます。

「なんとかなるだろう」と気楽に考え、「今」を楽しむことが、全ての解決策となります。

いらないものは捨てる

捨てる基準もまた、「今」を起点に考えていきましょう。

「いつか使うかもしれない」というその「いつか」は来ませんし、「今」使っていないものは、これから先も使いません。

その、「いつか」に縛られたり、以前の失敗を恐れて持ち続けたりすることは、それ以上に大きな時間、エネルギー、空間を支配して失い続けることになります。

やりたいこことがあっても、行動に移せない原因はそこにあります。

失敗を恐れ、いつも何かに怯え、その準備をしているかもしれませんが、そうこうしているうちに、人生はあっという間に終わってしまいます。

気が付けば、自分の人生は「守ること」のみとなってしまい、やりたいことが出来ないままで終わります。

それらを「守ること」が「やりたいこと」なのであれば、もちろん「今を生きる」ということは出来ていますし、心と体は一致していますので、それがベストな状態です。

しかし、その場合は「違和感」や「ストレス」を感じるはずはないので、何かに抑圧されている感覚があるのであれば、それは自分で自分を縛り付けている何かがそこにあります。

「今」を生きられるかどうかは、自分の小さな行動によって全て決まります。

やりたいことを今すぐやろう

本当にやりたいことというのは、どれだけ我慢をしても体がそちらへ向かいます。

それを抑制し、別の理由を作り出して、やらないままで留まっているから、「ストレス」や「違和感」をずっと抱え込んだまま「今」を過ごしてしまうのです。

本当は、成功も失敗もありませんし、正解も不正解もありません。

ただ、何かの意図で、何かの意思があって、周囲の人たちや、身近な誰かがそれらをコントロールしようとしてきますので、そこで「自分」が困惑してしまうのです。

「したほうがいい」「やらないほうがいい」「するべきだ」「してはいけない」

その概念を、自分の中にも取り込んでしまい、本来はやれるはずの「やりたいこと」をいつまでも先延ばしにしてしまいます。

「今」やりたいことが、可能なことなのであれば、誰に何を言われようと出来ることから行動に移していくべきです。

「食べたい」「行きたい」「やってみたい」に嘘をつかずに、自分に許可を出すことが、全ての「今」を楽しくします。

そして「今」を楽しくすることだけに意識を向け続ければ、それが人生となり、その全ての時間は「楽しい時間」として刻まれ続けます。

人生をより充実させ、楽しいものにするために、いらないものは捨てて、今すぐやりたいことをやりましょう。

とりあえずやってみる

何かやりたいことを思いついても、「でもこれがこうなったら」「どれが正解なのだろうか」と先に色々と考えすぎてしまうと、何も出来ないままで時間が過ぎてしまいます。

そのように考えてしまうのは、「失敗を恐れる」ということが根本にあります。

ではなぜ、「失敗したくない」「何がなんでもそうでなければ」となってしまうのでしょうか?

大抵の場合は、自分の中に許せない部分や、誰かとの比較、どう思われるか、などが絡みついているはずです。

他人の失敗を「カッコ悪いこと」といつも認識していると、自分は何にでも挑戦するということが出来なくなるでしょう。

「全て上手くやろうとする」ということと、「失敗を恐れずに何度でもチャレンジする」ということの、どちらが自分にとって魅力的であるか、また、楽しく生きられるかとう選択のみです。

また、失敗を恐れるという「不安」をかかえたままでいると、挑戦していくことが楽しめないと同時に、「不安」に感じている出来事、それに似た結果を得ることとなります。

そこに、「良いか悪いか」はありませんが、「不安」なのであれば、やめておいたほうがいいかもしれません。

楽しいイメージが湧き、自信を持って前に進める道なのであれば、どんどんチャレンジすべきです。

大事なことは、「とりあえずやってみる」ということです。

失敗というのは、予測の範疇としておいて、成功するための学びとして、沢山の失敗の経験を積んだほうが、より楽しめるものです。

次への変化、ステージ、チャレンジへと進むために、「やってみる」「学ぶ」「もう一度やってみる」のサイクルを回していけば、そのうち「不安」はどこかえ消えてしまうものです。

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