捨てるべきモノ、やめるべきことの判断基準

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もっと身軽に、楽に自由に生きることが出来れば、より幸せになることが出来ます。

それが出来ればどれほどにいいことか。

そんな風に感じながら、ラットレースと呼ばれる世界から抜け出せないままでいることもあるでしょう。

苦しいことに耐えて、縛られて生きるのが当たり前とされていても、その選択をしているのはいつも自分です。

自分を縛るつけるのも、自分を解放するのも、どちらも自分でしていることですし、自分にしか出来ないことです。

やること、やらないこと、持つもの、持たないモノを決めるのもまた、自分です。

自分の可能性を信じて、毎日を楽しく豊かに生きるために、何を捨てるか、何をしないかをひとつずつ判断していってみましょう。

減らすことによって、可能性は大きく広がっていきます。

しなくてもいいことをしている理由もまた、自分の中にあるもので、そうしているほうが楽だからということに他なりません。

しかし、ここへこうして訪れたということは、今の世界に息苦しさを感じてしまっているということ。

それは決して悪いことではなく、自己の成長を意味しています。

それまでは良いと思っていたものに、全く惹かれなくなった。

楽しいと思っていたことが、ただ疲れるだけになってしまった。

生きていれば、その対象が変わっていくだけで、それが当たり前の流れ、自然な流れであると言えます。

・手放すことで次が始まる

何かの新たな流れを掴みたいのなら、今しがみついているものへの執着を手放すしかありません。

それをやめて、捨ててしまえば、さらなる可能性は広がっていき、新たな展開が始まります。

あれもこれもと荷物を持ったままでは、得られないのは当たり前のことなのです。

重くなってきた、辛くなってきた、楽しくなくなってきたのなら手放すタイミングです。

そして、次に始まる流れに乗り、今を楽しみながら進みましょう。

心変わり、価値観の変化は仕方のないことであり、多すぎる荷物が自分の人生の邪魔をしていることは多々あります。

生き方というのは、それぞれ自由ですので、外側の世界にある正解にこだわることもないのです。

自分を解放するのは自分ですので、疲れるだけの荷物は手放しましょう。

・手放すモノの判断基準はとてもシンプル

断捨離や、シンプルライフを目指して、「何を手放すのか?」ということをネットで調べたり、誰かに聞いてみたりしているのかもしれません。

それでは、本当の意味で自分の人生を生きていないと言えます。

決めるのは、自分です。

判断基準は、いつも自分の心の中にあります。

そして、大切なことは、頭で思考することよりも、心で判断することです。

思考というのは、いつも「正しさ」を探して考え続け、悩み続けます。

ですが、どれだけ考えたとしても、正解は見つからないでしょう。

そこで、「考えるのをやめる」というのもひとつの正解です。

ただ、もっともっとシンプルで、心と体を楽にし、生きる喜びを得るためには、心に問いかけ、実行することにあります。

誰かに決めてもらうのではなく、全て自分で決めて行動する。

捨てるべきモノ、やめるべきことの判断基準は、いつも自分の心の中にあり、それを信じて行動を積み重ねていけば、毎日が楽しくなっていくはずです。

・心と体が教えてくれる

やるかやらないか、持つか持たないかの判断基準は、心と体がいつも教えてくれるものです。

視界に入れるとどんな感じがするか?

触れてみるとどんな感じがするのか?

全ては感覚によって決定されていきます。

「高かった」「もったいない」「ブランドだから」「しないといけない」「するべきだ」「したほうがいい」というのは全て、頭で思考したものであって、自分の価値観よりも他者の価値観を介入していたり、自分の中にある欲望、承認欲求によって生み出されている答えの可能性が高くなります。

どうしてそれを持ち、どうしてそれをするのか?

と言う問いかけに、自分の中からどのような答えが出てくるのかを、しっかりと受け入れ、認めてみましょう。

そこに、過去や未来、ここではない場所の要素が複雑に絡み合い、判断を鈍らせてしまっていることもあるでしょう。

心踊るモノに囲まれ、楽しさを感じられる場所に身を置き、幸せに満ち溢れる行動だけに日常を洗練してみましょう。

大切なことは、心と体の快適さであり、不快なモノは捨てる、不快な場所は避ける、不快なことはしないといった判断を積み重ねてみましょう。

・今を大切に生きる

それはもう終わったこと、それは今考えるべきではない。

持っていても使わない、疲れるだけでさほど意味がない。

そういったモノたちを手放し、行動をやめていくには、心で判断し、今を大切に生きることへとつながります。

将来の不安を取り除くために、嫌なことに耐えて、不満を抱えてでも頑張る。

過去の出来事を悔やみ、それをどうにかしようと見返す努力をする。

いつか何かあるかもしれないから、とりあえず持っておく。

どう思われるかわからないから、なんとなく参加しておく。

それらは、一時的に行動する力を発揮するために、場合によっては必要なこともあります。

しかし、その小さな行動のひとつひとつが、さほど重要でないことであったり、自分の判断ではないことばかりなら、日常は他者の時間で埋め尽くされ、忙殺されていく日々が続きます。

どれかひとつでもやめる判断が出来れば、自分の時間、自分の人生は創ることができるものです。

~のために、と続けているうちに、人生はあっという間に終わってしまうことでしょう。

それよりも、大切なことがいつも目の前にあることに気づきましょう。

人は、今を生きることしか出来ません。

いつか幸せになるために、と今を失い続ける人生は、幸せを先延ばしにし続けていき、生涯幸せな時間を過ごすことは出来なくなります。

幸せになるべきは、今この瞬間にしかありません。

それは、人生のどのタイミングであっても同じことです。

時間というのは、流れているものではなく、今という刹那の瞬間の連続したものに過ぎません。

幸せを感じないモノは手放し、幸せを感じないことはやめる。

今この瞬間に、幸せになれる行動をしましょう。

自分にそれらの行動を許可し、自分を解放し、本当の自分の人生を生きてみましょう。

人生は、自分だけの物語であり、いくらでも自由に無限に創造することが出来ます。

今この瞬間から、自分という存在に大きなエネルギーを注いでみましょう。

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