どうも上手くいかない、何をやってもダメ。
そういった時には、一旦は頑張ることをやめ、無理をせずにもう一度も身の回りの整理から始めてみましょう。
何かを捨てる、手放すことによって、新たな道が開けていきます。
同じことの繰り返しのように思えても、徐々に変化していくものです。
しかし、行き詰まりを感じ、上手くいかなくなった時には、流れの滞りがどこかにあります。
過度に考え込んだり、悩んだりするよりも、捨てる、手放すを実行してみるほうが、より心に負担をかけずに解決出来たりもします。
身近なところを片付けよう
あまり大掛かりな作業をやろうとすると、かえって疲れてしまいます。
今日出来ること、今やれることに焦点を絞り、まずは身近なところを軽く片づけてみましょう。
玄関の掃除、車の中の片づけ、トイレを磨く、収納の中にずっとしまってあるものを捨てる。
本や靴の向きを揃えてみたり、食器を同じ種類で並べてみたり、あまり意味を考えずにやってみましょう。
その作業を楽しみながら、いらないものを捨てる、手放していくことを実行してみましょう。
習慣を変えてみる
上手くいっていないことは、もちろん一旦はお休みしましょう。
やめるというよりも、焦らずに休止するといった感覚で、間を空ける意味で休んでみましょう。
それまでやっていたことを、完全にやめてみてもいいですし、半分にしてみたり、時間制限してみたりするのもいいでしょう。
手放すことは、何かを少しだけやめることを意味していますので、ほんの少しだけ習慣に変化を加えてみましょう。
3分早く出発するとか、違う道から通ってみるといった小さな変化が、人生のベクトルを変えてくれます。
捨てることに慣れよう
あれもこれもと持っていたい気持ちは、やがて執着となり、それが自分の苦しみとなります。
捨てることをためらわず、慣れてしまうことによって、怖れや不安も解消されます。
多くを得よう、持っていようとするよりも、手放し上手で自由に生きているほうが、より豊かになれます。
上手くいかない、疲れるだけ、必要ないものは、どんどん手放していき、新たな流れに乗って生きてみましょう。
捨てることに執着しない
捨てることに慣れてくると、今度はただ捨てればいいといったことにこだわってしまいます。
手放すことは、それまで上手くいっていないこと、必要のないものを捨てて、やめることだけで、捨てるから上手くいくというわけではありません。
上手くいっている時には、特に何もする必要はなく、ただ力を抜いて生活を送りましょう。
そして、上手くいかなくなった時には、何かをやめて、流れを変化させてみればいいのです。
捨てるに執着せず、あるものを大切にすることによって、豊かにシンプルに生きられます。
自分に正直に生きよう
捨てる、手放すことを実行しようとすると、必ず突き当たるものは、自分と向き合わなければいけないということです。
どうしてそれを持っているのか、なぜ手放せないのか?
その奥底に、自分自身の本音が隠されています。
そういった自分がいることも認め、向き合い、どうしていくのか、どうあるべきなのかを自分で決めなければなりません。
断捨離をして、執着を手放すということは、自身の成長のためでもあるのです。
はじめのうちは怖いかもしれませんが、そこを自分の力で乗り越えることによって、真の自由が手に入れられるのです。
また、正直の生きることの心地良さや、生きるということの感動も得ることが出来ます。
それまで、どれだけ周りの価値観に振り回され、本当の自分というものを覆い隠して生きてたのかが、よくわかることでしょう。
自分勝手に生きてもいいし、周囲に合わせて生きてもいい。
そのどちらも、自分の心に正直に生きている結果であれば、それが最も幸せな人生となります。
豊かに幸せに生きることは、とても簡単なことです。
他人や環境は関係ありません。
捨てる、手放す、何もない状態が、全てが在ることを実感できるもので、そこから本当に人生が始まります
全ては、あなたの心に思い描いた通りの物語が展開されていきます。
自分に正直に生きることを、あなたがあなたに許可してあげて下さい。
今、上手くいっていない、行き詰まっていることがあるのなら、何かを捨てて、手放し、自由に羽ばたいてみましょう。