全て捨てたくなる、何もかも一掃したい。
そんな気持ちになるのはどうしてなのでしょうか?
そこに隠された心理を探り、自分なりの答えを見つけ出しましょう。
生きていれば、突然何もかも捨てたくなったりすることがあります。
これは、別に何もおかしいことではなく、ただその人の心の変化の時がやってきたというだけのことです。
断捨離やシンプルライフには、賛否両論ありますが、それは全く気にする必要はありません。
捨てたい心理を知って、もっともっと自分自身を知っていきましょう。
・ストレスが過剰になっている
何かしらのストレスを感じ続け、我慢していたことが飽和状態に近づいています。
捨てるという行為によって、気持ちをすっきりさせたかったり、何かを変えたいという気持ちが隠されています。
断捨離してみることも、それなりの効果を発揮しますが、その前に少しだけ休んだほうがいいかもしれません。
心を豊かにしてくれる断捨離と、自暴自棄になって衝動的に捨てるのでは意味が違います。
「疲れているのかもしれない」と、もう一度自分自身を振り返って、基本的な生活を整えていってみましょう。
・価値観の変化
捨てたくなってしまうのは、徐々に心で感じる価値観に変化が出てきているのかもしれません。
それまでにいいと思っていた物が、どうでもよくなったり、夢中になって集めていたものが、邪魔に感じたりし始めます。
これは、心で感じることの変化ですので、どうしようもありません。
素直な気持ちで整理していき、ひとつひとつ価値観と照らし合わせながら、モノを手放していくことをおススメします。
・人生の転機
特に理由もなく、全部捨てたくなる時があります。
見えない何かに動かされるように、体が勝手に動いてしまうかもしれません。
これは、人生の転機に現れる現象で、自分自身ですらも止めることが出来なかったりもします。
心理や理由を探る前に、ありのままそのままに任せていけば、その後からは身も心も軽く生きていけるようになります。
最後に
いかがだったでしょうか。
断捨離する人の心理、全部捨てたい心理には、様々な理由があるものの、大まかにはこれくらいです。
ただ、大切なことは、それによってどうなっていくのか?ということです。
なぜそうなるのか?にはあまり意味がなく、そうしたいのであれば、それが正解となります。
自分と向き合い、毎日のように新たな一歩を踏みだしていくために、捨てること、手放すことはためらわなくても大丈夫です。
また、捨てずに持っておいたとしても、それもまた後から正解となります。
物に囲まれて、窮屈な暮らしをしていたとしても、それも自分にとっての正解となる時が来ます。
とにかく、自分自身をしっかりと向き合っていれば、選んでいる道が正解となりますので、怖れる必要はありません。
それでも、出来るだけ荷物は少なく、よりシンプルに生きたほうが、人生を豊かに幸せに生きることが出来るはずです。
今は捨てられなくても、少しずつ出来るところから手放していけば、その意味は理解できるようになっていきます。
たった一度きりの人生を、どのように生きるのかは、あなた次第です。