一度複雑になってしまうと、本来の目的を見失ってしまいます。
何のためにやっているのか?
上手くいかない時には、一度立ち止まってみて、もう一度冷静に考えてみる時かもしれません。
難しくなってしまったのは、どうしてなのでしょうか?
それまでには簡単に出来ていたことも、上手くいかなくなる時があります。
そんな時には、もがくのではなく、冷静になって目の前のひとつのことに集中してみるのです。
欲張ると難しくなる
あれもこれもと手を出すと、やっていくことの質が落ちるのは当然のことです。
いいかげんな気持ちでやったことは、それなりの結果しか出て来ません。
欲張っていると、形は徐々に崩壊していきます。
難しくしてしまっているのは、他の誰でもなく、いつも自分です。
上手くいかなくなった、どうしても出来なくなった時には、頭の中が複雑になってしまっています。
そんな自分に気づいたら、「止まれ」の合図だと思って、一度全てをやめてみて下さい。
そうすれば、それまでに見えなかった道が、目の前にあることに気づくはずです。
目の前のことをこなす
上手く行かない時には、まず全てをやめてみて、しっかりと休んで冷静になること。
そして、しばらく休んだら目の前のことに集中してみましょう。
今、まずやらなければいけないことから、ひとつずつクリアしていくのです。
順序を飛ばしたり、あれこれとやっているうちに、足元がぐらついていきます。
どんなことでもいいので、「今はこれ」と決めて、それだけに絞ってやってみましょう。
他のことは放っておいて、やるべきことに尽力することです。
楽しみながらこなそう
ひとつのことに絞っていくと、難しいと思っていた道が、徐々に開けていきます。
多くのことを求めず、まず目の前のことをクリアしていく。
こなしていくうちに、気が付けば目の前は晴れて行きます。
別の道を探したり、他の方法を考えたりしている暇があるなら、やれることをまずやってみるのです。
そして、それを楽しみながらこなしてみて下さい。
自らの力で課題をクリアしていくことは、とても楽しいことです。
誰かのためでもいいし、自分のためでもいい。
それが正しいのか間違っているのか、良いのか悪いのかはどうでもいいことで、与えられている課題をこなすことに集中し、楽しみましょう。