水は高い所から低いところへと流れ、大きな海へと流れ出ていきます。
それが自然な流れであって、誰にも揺るがすことのできないものです。
全てはその自然の法則に従って動き続けているのです。
色々なことがあるものですが、それらは全て大自然、全宇宙の原理原則に従って運動を続けています。
そして、その中には沢山の物質が存在し、動物や植物たちが生きています。
その全てが自然な流れに沿って動いているのですから、私たち人間もその一部であるということです。
頑張っても微々たるもの
私たち人間が、どれだけ大自然に逆らったとしても、敵うはずがありません。
頑張ることは素晴らしいようにも思えますが、人一人の力などはたかが知れています。
流れに逆らい、抗っていくほどに苦しくなるだけです。
流されまいと必死になって、逆らうこと、しがみつくことが執着と呼ばれるものです。
頑張るのではなくて、力を抜いて流れに身を任せることです。
自然な流れに抵抗することをやめみれば、簡単に進むことが出来ます。
立ち向かわなくていい
何かの力を感じたら、そこに立ち向かうのではなく、上手く流れに乗っていきましょう。
向かい風にいくら抵抗しても、無駄に力を消費するだけです。
上手く進めないのであれば、向きを変えて力なしで進みましょう。
試練や壁は乗り越える必要はなく、その流れを上手く使えばいいのです。
それに慣れてしまえば、それまでに難しかったことも、簡単に成し遂げることが出来るようになります。
当たり前の感覚で進む
自然な流れとは、人間を含む全てのものに働く流れです。
力は必要ありません。
大切なことは、ただ当たり前に持っている感覚だけです。
人は、不快になることを避け、心地よさを求めます。
これは、人間としてごく当たり前のことであり、それに従って動くことも自然なことです。
嫌だと思うこと、苦しいこと、辛いことは避けて当然です。
好きだと思うこと、楽しいこと、嬉しいことに向かうのは当然です。
この当たり前の流れを遮ったり、抵抗したりすることによって、バランスが崩れていきます。
流れに沿わないことは、人間にとって頑張ることや無理をすることになります。
ストレスを感じ始めたら、それはするなという意味です。
楽しいことならいくらでも続けられます。
それは、人間としてごく当たり前の感覚なのですから、その通りに従って進みましょう。