仕事で私がやめた5つのこと

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こんにちは。

ステメンズブログのステローです。

久々の、自分自身のことを日記として書いてみますので、興味があればお立ち寄りください。

これまでに、沢山のことにチャレンジしながらも、その反対側では同じ分だけのものと手放してきました。

今回は、仕事への取り組み方についてのお話です。

特にこれといった正解を示すようなものではありませんので、「あなたはそうなんですね」というくらいの気持ちでお付き合いください。

仕事と人生

色々なところで言われているように、仕事の拘束時間が長い日本では、仕事への取り組み方、そこでの過ごし方、心の在り方が、大きく人生へと影響してきます。

人生の6割は仕事をしていると言われる日本人は、仕事大好き人間の国です。

それが、苦しいものとなってしまっては、もはや何のために生きているのかすらもわかりません。

うつ病になる人が増え、命を絶っている人もいます。

もちろん、一度は私もそこを通って、今に至ります。

仕事は大切なものです。

ただ、私が感じる仕事の大切さは、「真面目にしないといけない」とか「お金のため」とかそういったことではありません。

最も大切なことは、過度なお客様第一主義ではなく、まず人を人として大切にするということ。

従業員第一主義、そして、自分第一主義でないと、幸せに生きることはできないので、仕事に対する気持ちや取り組み方は、人生においてとても大切なことだと感じています。

もちろん、「これではいけない」と情熱的に改革を図ろうと頑張っていた時もあります。

それでも、いくらやっても良くなることなどなく、むしろ状況は悪化する一方でした。

そしてある時から、自然と私の中で削ぎ落とされていったもの。

やめたほうがいいと感じてやめたことがありますので、その中で思い出せるものを書いてみます。

1.メモをすること

一時期、忘れっぽい自分のためにメモをとっていました。

これは、昔から当たり前とされる仕事の基本ですが、今ではもうメモをすることは一切ありません。

書き残すことにあまり価値を感じられなくなり、メモをしたからといってはかどるとは思えなくなってしまったからです。

今の仕事のスタンスは、メモをする前に誰かに伝えたり、すぐにそれを実行するようにしています。

また、そのまま進まずに忘れてしまったとしても、それはそれとして流しています。

進むべき道にあることは、忘れないものですし、忘れるようなことはさほど重要ではないと認識しています。

それでは信用の問題に関わる、と言われるのは承知ですが、私はそれでいいと思っています。

こちらが忘れていたことに、相手が腹を立てたとしても、「すみません、忘れていました」で終わります。

そして、再度お願いをされて、それが今すぐに可能なことなら、それを実行するだけです。

2.目標を作ること

小さな目標を作って、それをクリアすることはもちろん繰り返し継続しています。

ただ、それがどのような形になって、どのような結果をもたらすのかまでは考えていません。

「いつまでに絶対にこうするのだ」という目標は作らないようにしています。

目標に向かって理想を掲げて、そこに尽力することが向上することのようにも思えますが、そもそも向上する必要が無いと今では思っています。

何かが起こった時に、それにすぐに対応して解決する。

それ以外に何かをする必要はなく、大きな理想へと向かう必要はないからです。

目標を作ってしまうと、それが達成されなかった時に、「ダメだった」「失敗した」と感じてしまいます。

ですが、最初の状態を思い出せば、何も変わってはいませんし、特に問題となることは発生していません。

ただ、「今以上の結果にならなかった」というだけのことです。

目標は、ただ仕事を苦しくしてしまうだけのものでしかないので、大きな目標などは作らないようにしています。

3.きちんとすること

仕事をする上で、掃除や整理整頓をすることは基本的なことです。

しかし、綺麗にすることを目的とすれば、完璧を目指してしまうために、本来の目的を見失いかねません。

何もかもきちんとする必要などありません。

完璧を目指すと終わりがありません。

必要最低限の最優先事項さえ達成できていれば、それで何も問題はありません。

全部適当にこなして、それとなくやっていれば大丈夫なものです。

結果を出しさえすれば、他のことなどどうでもいいことであって、後から片づけてしまえば何とでもなります。

仕事を増やし過ぎてしまうから、仕事が大変になってしまうので、きちんとなどせずに、最低限の力で最低限のことだけをやるようにしています。

4.計画を立てること

目標と似ていますが、計画は立てません。

必ずその通りにはならないですし、計画を立てることは、仕事の柔軟性を失います。

何が起こっても対応できる仕事のスタンスは、例え大まかな計画を立てたとしても、それは建前であって、その通りにしようとはしないでいいものです。

また、仮にもし目標を作って計画を立てるのだとしたら、クリア可能な低いハードルのものを作ります。

仕事量は大幅に減らし、かなりゆっくりなペースでしか進まないようにしか考えません。

いつまでにこれをどうしても達成する。

何もかも詰め込むような計画の立て方は、組織の崩壊を生むだけだなと感じています。

5.勉強をすること

わからないことを調べることも、仕事としての基本です。

しかし、それに頼りすぎるがあまりに、行動力を失って仕事が出来なくなってしまうこともあります。

もちろん、勉強していた時期もありましたが、今はそれは必要ないなと思います。

わからないこと、知らないことがあったとしても、それは知っている人に聞いてみたり、そこへ行ってみたり、やってみればいいだけのこと。

自分が覚える必要などないし、誰かに聞けばいいし、自然と身に付いた知識と情報だけで十分賄えます。

勉強はしなくなりました。

空いた時間に情報に触れておくことは否定はしません。

ですが、あまりに多すぎる情報は、行動力を失ってしまい、思考と直感を鈍らせるだけでしかないと思っています。

ステロー流仕事術

まだ未熟な私でありながら、「ステロー流仕事術」なんて大そうな名前をつけてしまいました。

これまでに、仕事には様々なアプローチをしてきて、疲れ果てた私が見出した、というよりは、そうなってしまったスタンスです。

うつになって動けなくなっている方たちを見て、「ダメになった」「出来なくなった」と感じている人もおられるかもしれませんが、次はあなたの番です。

私が今の状態となって感じていることは、「うつ状態」「やる気のない状態」が仕事に対して最も正常な在り方であって、しっかりと自己責任を受け入れて生きている人だと感じます。

頑張っている時ほど何も出来てはいないもので、頑張るのをやめた時に仕事、そして人生そのものを真正面から見据え、受け入れることが出来るようになりました。

だからと言って、今頑張っている人たちを否定しているわけでもありません。

やれる時には全力で立ち向かって下さい。

力尽きるまで走ってほしいものです。

「ステロー流仕事術」は、「何もしない」というところへと辿り着きました。

これは、私生活においても同じことで、とにかく「何もしない」を心がけています。

人は、何もしなくなった時に、全ての恐れが消えてなくなって、情熱的に行動するようになって、自分でも驚くほどの力を発揮できます。

私はもう、仕事中には何もしません。

体が勝手に動き、何も考えない間に何もかもが終わっていきます。

そして気が付けば、問題は次から次へと解決されていき、やはり問題のないところへと着地していきます。

正解はないけど楽しく働こう

ここまで、私の感じていること、実際にやっていることについて書きましたが、これはあくまで今の私が感じていることでしかありません。

万人に共通する正解はありませんので、「何言ってるんだ?」と思ってくれて大丈夫です。

それがあなたの正解です。

どのようなスタンスをとることも、それがあなたの正解ですので、それだけを信じて下さい。

これまで、力による「しなければいけない」「それが当たり前」といっった洗脳が、多くの人たちを苦しめてきたと思います。

ですが、本当はそんなものはなくて、常識もルールもあなた流で大丈夫です。

最も大切なことは、楽しく働くこと。

そして、幸せに生きることだけです。

上司をからかってもいいし、反抗してもいいでしょう。

職場を散らかしてもいいし、ど忘れを連発してもいい。

無理をして、正そうとしなくてもいいのです。

それぞれの働き方があって、それぞれの得意なこと、好きなことを持ち寄って、互いに楽しく気持ちよく過ごし、その作業の対価として報酬をもらえばいいだけなのです。

怒ってもいいし、サボってもいい。

ルールを破ってもいいし、遊んでもいい。

電話に出なくてもいいし、あいさつなんてしなくてもいい。

そのままを尊重し、自分を押し殺して、変えてまで働かなくても大丈夫です。

職場というのは、誰もが居心地よく、楽しく働いて、互いに「ありがとう」と言い合えるところであることを、私は願っています。

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