私たちが現実のように感じている外側の世界は、実は何も存在しない仮想空間であることが真実です。
そうは言っても、それはそこにあるし、実際に触れることも感じることもできるのも事実。
しかし、人の真の世界というのは、自分の内側にしか存在せず、そこから外側の世界が無限に広がっているというのが最も真理に近づきます。
外側には何もなく、全ては幻であって、心を中心に宇宙が広がっているというのも、確かめることは誰にもできませんので、そう感じるということを語ることしかできません。
ただ、そのように仮定して物事を見た時、全ての辻褄があうようになり、真実へと近づいていく感覚が持てます。
外側の世界は幻なの?
様々な経験を通して、私たちはそこから何かを学びとっていきます。
そして、何度も何度も繰り返すことによって、どこかで何かの違和感を感じて気づき始めます。
これが、気づき、悟り、覚醒、アセンションと呼ばれるものです。
小さな覚醒は何度もありますが、最終的な人としても悟りにはかなりの時間がかかります。
もちろん、生まれた時から悟った状態で、そのままで生きることを可能にしている人もいます。
そういった沢山の人たちですらも、幻想として自分が生み出しているものでもあります。
外側の世界は幻です。
自分を取り巻くひとたちをよく思い出して観察してみて下さい。
その人たちは、必ず何かのサインを送り出しています。
また、人だけではなく物や動物、全てのものが気づきを与えるかのように訴えかけてきているはずです。
外側には何もありません。
それをそれとして出現させているのは、自分自身の心なのです。
想像した通りに創造されていく
心のよって世界が創造されていくのは事実で、妄想によって世界は作られます。
怖がってばかりいると、怖い現象が次から次へと降りかかってきます。
楽しい妄想をすれば、楽しいことばかりが起こります。
心が世界を創造することの真実は、現象から心が選択したものを切り取っているというのが答えです。
現実のように見える世界では、ただ現象が起こっているだけで、受け取り方は自分側へ委ねられています。
これが、パラレルな世界は同時に存在している並行世界だとされ、生きる世界は選択によるものだということへの解釈です。
心の中で選択したものを、外側へ反映、もしくは外側からキャッチしますので、外側の現象そのものは変えなくても、選択を変えるだけでいくらでも世界は変えられます。
ここまでくると、妄想が真実へと変化すること、外側には何もないこと、心が世界を創造することは理解できることでしょう。
選択するだけです
現実世界で何かが起こっているというのは、ただそう感じているだけです。
本当は全て完璧な状態で存在していて、自然な流れで動いているだけでしかありません。
そこに、自分の心の選択が入ることによって、世界が変化するように出来ている、そのように感じるということです。
幸せに生きたいのであれば、幸せを選択するだけです。
特別な何かをする必要はありません、今すぐ幸せな世界を創造したいのであれば、心の中で選択するだけです。
過去に起こったことでも、未来へ抱いている思いも、今変えることが出来ます。
そして、今目の前で起こっていることすらも、選択するだけです。
外側には何も存在せず、あなたの心の選択によって、全てが創られていきます。
この真実に気づけば、何も怖れることなどないでしょう。
そして、世界は自由であって、どんなことでも可能なのだと無限を感じることもできるでしょう。
さあ、あなたはこの自由を手に入れて、何を選択するのでしょうか?