いらなくなったものは削ぎ落とし、減らしてスペースを作る。
人生を身軽で快適にしてくれる断捨離ですが、これはただ流れをスムーズにするために定期的に行う習慣に過ぎません。
受け取る形を整えるためのものですので、断捨離に執着しないように気をつけましょう。
減らし、削ぎ落とすことで、より快適に暮らすことが出来ます。
ただ、新たな流れを受け入れないでいると、自分の中に流れる運気は再びそこで停滞することとなり、流れの範囲が小さくなってしまうだけです。
断捨離に失敗はない
捨てていくと、面白い現象が起こることに気が付きます。
いらないものは、そのまま記憶からも消え去っていきますし、今の自分に必要でぴったりのものは、再び舞い込んできてピタリとはまってきます。
それは、何度捨てても削ぎ落としても、繰り返し自分のところへと戻ってきます。
そのため、捨てることを怖れる必要はありません。
断捨離することは、今の自分にベストなもの、必要なものを知るためだけに行うものですので、失敗はまずないのです。
受け取らないと進めない
断捨離を習慣としてから、さらに必要となってくることは、受け入れることです。
送り出して、受け取って。
これを繰り返しおこなって、運気の流れを良くすることが目的ですので、入ってくるものを拒絶はしないようにしましょう。
先ほども書いたように、今の自分に必要なものは必ずまた入ってきます。
つまり、入ってくるものは、今自分が受け取るべきものであって、拒否しても何度もそれが訪れます。
諦めることから全てが始まる
これをモノだけに例えてイメージすると、わかりやすいのですが、覚えておくべきことは、起こる出来事全てがそうだということです。
同じような現象が何度も起こったり、似たような人が現れたり、同じトラブルを繰り返しているのなら、それが今の自分に必要な経験だということです。
それを拒絶していると、何度でも繰り返されるだけで、前へは進めません。
受け取ること、受け入れることは、その経験が今の自分にはベストなもので、必要なものなのだと許容し、向き合わなければいけないという意味です。
受け取りを拒否することは、逃げることを意味していて、逃げるから何度でもその出来事が起こるのです。
ジャッジはしないように
新たに入ってくるモノ、情報、経験、人などを受け入れららずに、拒絶してしまう理由は、そこに良い悪い、正しい、間違いのジャッジを埋め込んでいるからでしょう。
何かが起こった時に、善い出来事か、悪い出来事かを自分の判断で先に決めてしまうと、どうしても拒絶してしまいます。
まずはその判断を一切なくして、入ってくるものを受け入れてみましょう。
二極のジャッジがあなたを苦しめる
そうすれば、新たな流れが生み出されていき、世界は再び広がっていきます。
断捨離することばかりにこだわっていると、マイナス側への偏りを創るだけで、それもまた自分の苦しみとなってしまうだけです。
削ぎ落とすことを目的とするのではなくて、入ってくるものも拒絶しない姿勢が大切となります。
送り出して受け入れて、受け入れたらまた送り出す。
これが流れとなっていき、運気を上昇させて、自分の魂に磨きをかけていくのです。
大きな流れに身を任せよう
人生を楽に勧めるためには、自分自身が大きな流れにのって身を任せるだけです。
新たな流れが舞い込めば、その勢いを上手く利用して進み、再び違う流れを見つけたら、その流れに乗っていく。
そうすることで、ストイックに頑張ったり、血のにじむ努力をしたりはしなくても、楽に物事を進めることが出来るようになります。
では、一体何をどうすればいいのかと言うと、ただ、単純に考えて行動するだけでしかありません。
いらなくなったものは手放す。
新たなものを受け入れる。
これは、当たり前の感覚なのですが、何故だかこれが滞ってしまいがちです。
手放すタイミングは、楽しくなくなった時、苦しくなった時、心がはずまなくなった時、いいと思えなくなった時です。
頭で考えると、損か得かを考えてしまうので、手放せなくなります。
しかし、心で判断して決めてしまえば、ごく普通に手放すことも受け入れることも可能になります。
そして、これに慣れてしまえば、流れに乗っていくことなど容易に出来るようになり、ライフスタイルそのものとして身につけてしまえば、全てが簡単に出来るようになってしまいます。
選択となった時には、どちらが楽しそうか、ワクワクするか、楽に進めるかで決めてしまって下さい。
心が動く方へ進めばいいだけですので、とても簡単なことです。
そのコツさえ掴んでしまえば、世界はとてもシンプルに見え始め、楽しく生きられるようになるはずです。
流れが徐々に大きくなっていくことを感じられるようになり、怖れの幸せな世界を生きることが可能になります。