捨てることは手放すことでもあります。
これがどうして大切なことなのか?
古来より、「もったいない」という言葉がありますが、この「もったいない」のこだわることも執着であって、その執着心が欲張りであることを意味しています。
いらなくなったものは、そのタイミングで手放さないと、その対象物とあなた自身を苦しめてしまうことになります。
物を捨てることができない、お別れを受け入れることができないのは、不幸へと向かって行きます。
もう必要ではなくなったのに、何かに使えるかもしれないからと持ち続けるのは、対象となるモノや人を潰してしまうと同時に、それに対する執着から生まれる時間と労力が、あなた自身も消耗させてしまいます。
正しさや、快適さ、心の中にある感情は変化していきます。
それをしっかりと受け止めて、あるがままの流れに従って下さい。
捨てられないのはなぜ?
執着してしまい、捨てること、別れることができないのは、何かに怖れているからでしょう。
しかし、その怖れているようなことは、全て妄想でしかありません。
その先の未来は、抜け出してしまえば明るいものです。
消耗するだけの不幸な関係性に、まだ時間を費やせるでしょうか?
人生は時間です。
時間は命そのものです。
今この瞬間に幸せになれることを選ばなければ、執着すればするほど人生は不幸なものになっていきます。
苦しいようなことはやめて、楽しいほうへと進みましょう。
辛いのなら別れて、嬉しくなる時間を過ごしましょう。
嫌なことなどはやめて、好きなことをやりましょう。
人生とは、ただそれだけのシンプルなものでしかありません。
全ては今の自分自身
人生の主導権を握っているのは、全て自分自身です。
何をどうしようが自由であって、誰に何を言われても自分で決めることができます。
苦しいと言いながら、なぜそこにいつまでもこだわっているのですか?
辛いことをなぜいつまでも続けているのですか?
ストレスを感じながらもどうしてそこに居るのですか?
嫌だといいながらなぜ会いに行くのですか?
大変だと愚痴をこぼしながらそれをやっているのですか?
今の自分に問いかけてみましょう。
全て、自分でやっていることです。
嫌ならやめてしまえばいいだけのことです。
過去のトラウマ、未来への不安。
それらは全て妄想であって、今が全てです。
そして、自分の道は自分で決めることができます。
それは誰にも止めることができません。
沢山あって大変なら減らしましょう。
辛いなら別れましょう。
必要ないのなら処分しましょう。
今の自分にとって、それがいいものでないのなら、手放してみて下さい。
それが、あなたの人生を輝かせてくれます。