怒りたくないのについイライラしてしまう。
それがどうしてなのか自分でもわからないから、それによってまた自分が嫌になってしまう。
このようなことが繰り返されてしまうのには、必ずそれを引き起こすものが生活の中にあるはずです。
イライラは、人が離れていく原因となり、大切な関係を壊してしまうこともあります。
自分がなぜイライラしてしまうのかもわからずに、そのイライラによって上手くいかないことに悩んでいるのなら、少し冷静になって自分を見つめ直してみましょう。
・立ち止まってみよう
イライラしてしまう性格を治すには、まずはその怒りが相手によって引き起こされるものだと思わないことです。
一度、立ち止まってみて思考をクリアにしてみましょう。
他人の行動がストレスの原因となっているのではなく、ただ何気なくやっている人の行動にあなたがイライラしているだけだということが真実です。
まずは、この事実を受け止めること。
何かをされるから、してくれないから怒っているのではなく、小さなことに過敏に反応しているだけでしかないのです。
・それをやめてみよう
自分がただ苛立っているだけだと気づいているのであれば、次はどうするべきなのかを考えてみましょう。
他人を変えてみたり、環境を変えてみたりしても、同じことが何度も繰り返されるのであれば、間違いなく自分で自分にストレスを与えている行動があるということになります。
その行動を見つけ出して、それをやめることです。
なかなかそれがわからないから解決できない場合が多いのですが、単純な判断基準として、「頑張っていること」があるのであれば、それはやめることです。
それだけで、ストレスを感じにくい生活へとシフトし始めます。
・楽しいことだけやる
他人への怒りを感じたり、小さなイライラ、ストレスがどうしても消えない場合は、やりたいことよりも、やりたくないことをやっている比率が高くなっている可能性があります。
嫌なことを無理に頑張るのではなくて、楽しいことだけをやっていれば何も問題はありません。
「しなければいけない」というものが、ストレスを積み重ねて、人格も変貌させてしまうので、頑張ることを続けることは、人生を台無しにしてしまうほどに恐ろしいものなのです。
嫌なことはやめて、楽しいことだけをやりましょう。
好きなことをやっていれば、自然とストレスは消えていき、性格も穏やかになっていきます。
・イライラしない人になろう
イライラする、怒ってしまう。
そんな自分の性格を知りながらも、どうにかしたい、怒ってはいけない、と思いすぎると、それは我慢になってしまうので、同じことが繰り返されてしまいます。
本当にイライラしない人へと変貌するには、いつもやっていること、日常の行動を変えていくことです。
「しなければいけない」というものは、あなたが勝手にそう思っているだけで、実際はどうでもいいことだったりします。
そういったものをどんどんやめていき、好きなこと、大切なこと、楽しいこと、そして、幸せな時間を増やすことです。
「こうするべき」などといった常識にばかり囚われてしまうと、生き辛くなっていくだけです。
多くを求めず、高いことを望まず、急ぐことなく、結果を気にせず、今目の前にある単純な幸せをかみしめることができれば、イライラすることはなくなるでしょう。