
物が捨てられない、思い出の品をいつまでも持っている。
そういった人には、心の中にどのような傾向を持っているのでしょうか。
思い出の品が捨てられない人の心理は、どんなことが考えられるのでしょうか。
あなたは、過去の思いでの品をどれくらいまで持っているでしょうか。
持っていたいと思ってしまう心理が働く人には、ある傾向がみられます。
過去が切り離せない
思い出の品をいつまでも持っている人は、過去を切り捨てることが苦手な人です。
それと同時に、今に集中することも苦手ですので、思い出に浸ったりする時間が多く見受けられます。
それはそれ、として次へと進むのがゆっくりで、なかなか抜け出せません。
いつまでも過去が切り離せないでいる生き方は、時に苦しいものとなってしまうので気を付けたいところです。
今に生きて行くことが出来なければ、人は辛い人生を送ってしまいますので、思い出は切り離しましょう。
一時的に持っているものも大切なのですが、本当に大切な思い出は、心の中だけで十分なのです。
感受性が豊か
思い出に浸るのが好きな人は、感じる時間がより長い人とも言えます。
また、嬉しいことがあるとそこにいつまでも居たいとも思ってしまいます。
いい思い出の場合はいいのですが、嫌な感情もひきずってしまうといった感性も持っているので、それが時に自分を苦しめることにもなります。
感受性が豊かな傾向にあり、人の感情を過度に受け入れてしまうのです。
少し前にあった出来事によって、次の行動への影響を受けやすいので、とてもデリケートな感性の持ち主とも言えます。
真面目で優しい
思い出の品を持っていたい、捨てることが出来ないのは、過剰に優しいのと同時に、なんでも真面目に受け取ってしまう人です。
一見するといいことのように思えますが、自分基準ではなくて、他人基準で判断してしまうことにもなるので、どこかで苦しんだりもします。
本質的には、人に優しくて、真面目な人ですので、それが悪いと言うことではありません。
ただ、自分を失うこと、今を失うことだけは避けなければいけないので、他人の気持ちを汲みすぎることには気をつけましょう。
最後に
いかがだったでしょうか。
思い出の品を捨てられないのは、心の傾向を表しています。
ですが、それが悪いわけでもダメなわけでもないので、そのままの自分を受け入れましょう。
今はまだ浸っていたい、悪い気がするから捨てられない、という感情も、確かな自分の感情ですので、それを大切にして下さい。
思い出が善きものになるように今を生きれば、いい形で決別できるようになるでしょう。
その時には、何も感じることはなく捨てる自分がいることでしょう。