
引き寄せの法則は、いつでもどこでも働いています。
あらゆる物質は、常に振動し続けていて、似たような周波数、振動数を持ったものは引き寄せ合って近づいていくということ。
これは、目に見えない動きであって、超自然現象ですので、誰も変えることのできないものなのです。
引き寄せの法則の真実を知っても、知らなくてもどちらでも同じことにしかならないのですが、知りたい方は掘り下げていってみましょう。
単なる宇宙の現象
生きている物体も、その大元は分子の集合体で、生きていない物はもちろんそうです。
また、振動そのもの自体が目に見えないものなので、感覚が鈍ければ感じることすらありません。
普段の生活で考えられる、認識できる動きの範囲は限られています。
ですが、私たち人類が頭で考えることや、心の動きなども全て、電気や血液の流れ、筋肉の運動などといったエネルギー運動となりますので、それも微弱な振動として含まれます。
これらが複雑に入り混じって、まとまった振動、周波数となって人から発せられるため、人と人とは互いにこれを感じ取り合って、動いています。
「なんとなく」や「雰囲気的に」などいった違和感や直感は、無意識下で行われる周波数から感じる物で、言葉で言い表せないものなので、自然にそれに伴った行動をします。
言語や目に見える行動だけではなく、ただそこにあるだけ、居るだけで発し続け、互いに振動したり、共鳴したりします。
この距離が近ければ近いほど、強く互いの影響を受けますので、ズレが生じるとどちらかがはじけて吹き飛んでいったりします。
こういった現象が、人やモノ、動物や植物などあらゆるもの同士で常に起こっているだけで、そこに居続けるとその形に順応しようとし、耐えることができずに共鳴できなくなると、弱い方の一方が潰されるかはじけ飛ぶかしてしまいます。
また、留まるべきところに行き着いて、周波数によって安定する場所にはそのままとどまり続けます。
このような自然の動きに従って物事が動いているだけですので、その現象には誰も逆らうことはできないのです。
内面で起こるシフト現象
とは言っても、こういった周波数の現象すらも、人類が見出した文明のひとつであり、正解とは限りません。
人は自分の生きている世界から抜け出すことはできず、互いの境界がなくなることは絶対にありません。
誰も完全に理解し合うことはできませんし、一致することもなく、ひとつになることはできません。
どんな現象においても、外側の世界で起こっているように思えるのですが、全て自分の内側で起こっていることです。
そして、それぞれの内側の意識によって、全く世界が違って見えていくのです。
引き寄せの法則は、引き寄せているように見えているだけで、実は意識のシフトでしかないのです。
「思考は現実になる」や「ザ・シークレット」などで学んでいくと、その意味がわかるようになります。
全ては完璧な状態で既にここにあり、それが見えるか、聞こえるか、感じられるかだけが、自分の生きている世界というだけなのです。
あらゆるところから発信が始まっていますが、パラレルな世界が同時に存在していて、そのどれを自分が選択して生きているのかというだけです。
また、時間も流れてはいなくて、今、この瞬間に自分の内側であらゆる現象が絶え間なく起こり続けているだけなのです。
引き寄せの法則の真実
全ての答えは、「自分の内側で今起こっている」ということだけです。
そうだと思えばそうだというだけのこと。
最初から存在している全てを感じた時に、引き寄せたと思うか、自分の意識がシフトしたと思うのかの違いです。
また、他人が変わったと思っている人もいれば、神が与えたくれたとも表現できます。
そうだと思えばそうなのです。
また、ないと思えばないし、あると思えばあるのです。
引き寄せの原理などは全てこれに付きます。
ただ、自分自身が何をどう感じているのかを知るだけです。
ないとかあるとか、いいとか悪いとか、正しいとか間違っているとか、そういったものは存在せずに、あるのはただそう思っている自分がいるだけです。
現実をよく見てみて下さい。
ただ、それはそういうことであって、それ以上でもそれ以下でもかなったりするものなのです。
引き寄せの法則の真実は、ただ、自分の意識がそう見せているだけなのです。
そしてそれは、今この瞬間に次々と意識の中で作られていき、それを見ているだけなのです。