
物が沢山ある暮らしをずっと長い間してきて、これではいけないと思いながらも、捨てることができない。
そんなお悩みの方にも、切り抜ける方法はあります。
これではいけないと思い始めているのなら、今が飛躍する大きなチャンスです。
物はある程度は必要であっても、多すぎると生活に支障をきたします。
また、物に囲まれた生活をしていると、エネルギーを奪われ続けますので、間違いなく捨てる方向へと進んだほうがいいでしょう。
できることから始めて、少しずつ前へと進みましょう。
物と向き合っていこう
まず、捨てられずに悩んでいるのなら、一旦は捨てることを忘れて、物と向き合っていくことから始めましょう。
捨てられないという自分に苦しんでいるのなら、そのこだわりは忘れたほうが心は楽になるはずです。
今は捨てられないのですから、その捨てられない自分を責めるのをやめて、認めて許してあげましょう。
そこから、どうすればいいのかを段階をおって進まないと、自分が苦しくなってしまうだけです。
ひとつひとつ整理していくために、捨てることにこだわらずに、向き合うことから始めましょう。
物を動かしていく
捨てられないのなら、今は捨てなくても大丈夫です。
ただ、物を捨てられないのはどうしてなのか?その物に対して自分が何を思い、何を感じているのかに気づく必要があります。
そのために、捨てる前にまずは物を動かすことです。
物を動かすというのは、簡単に言えば「片づけ」「整理」のことです。
減らさなくてもいいので、自分がなぜ持っているのかを知ることができるのが、この整理という動作なのです。
その整理すらもハードルが高いと感じるのであれば、「動かす」と考えて下さい。
右から左へ、こっちの部屋からこっちの部屋へ。
それをやるだけで、次へと進める気づきが必ずあるはずです。
捨てられないことに悩まなくても、「どうにかしなければ」と思っている時点で、既に前進はしていますので、焦らずにゆっくりと進むことです。
何度も繰り返してみよう
「整理する」「片づける」「動かす」という行動を何度も繰り返してみましょう。
何日も、何カ月もかかっても大丈夫です。
何年もかけるのもいいでしょう。
とにかく、自分の手で動かしていくこと。
その途中で、必ず何かに気が付きますし、それまでと違った行動を自分がとりはじめるはずです。
無理に捨てようとしなくても、自分で何かを見出して、無意識のうちに変わっていけるはずです。
その変わっていく自分を感じたら、その自分を褒めてあげましょう。
少しでも前進できたのなら、それだけで十分です。
小さなことの積み重ね
どんなことでも、日頃の小さな行動の積み重ねで生活は洗練されていきます。
出したらしまう。
汚れたら拭く。
たまってきたら片づける。
これを小さなところから始めて、繰り返し行っていくだけです。
誰でも最初は上手くできないものですので、何度でもトライアンドエラーです。
片づけや、捨てることに失敗など存在しませんし、誰も笑ったりはしません。
今日はここまでできた!
と自分を褒めてあげて、そこに喜びを覚えながら、日々を重ねていきましょう。
ただそれをやっているだけで、数年後には見違えるほど魅力的な生活を送っているあなたがそこにいるはずですよ。