
時には深く考えることも必要です。
しかし、もっと大切になることは、その時に「考えている自分」に気づくことです。
瞑想によってマインドフルな状態へ自分を導くことも重要ですが、出来れば気が付いた時にすぐに行動が出来るようにしてみましょう。
考えている時には、まだ思考を受け流している時ですので、マインドフルに立ち戻るまで待つしかありません。
ですが、そのサイクルを早めることは可能で、その場で1分もあれば気づくことはできます。
悩んだり考えたりしている時には、決まって正解を探していますが、答えはいつでも「どうするのか」しかありません。
そして、さらに進んだ先にあるのは、やればいいだけだということです。
ここまでを導くのに時間がかかってしまうものですが、最終的な結論は「考えるだけ時間の無駄」ということです。
今を失わないように
先のことや終わったことを考えることは、完全に時間の無駄です。
どうしようかと悩んでいる時には、思考が別の時間へと移り、ここではない場所のことを考えてしまっています。
これは、今とここが失われた状態であって、意識の分離と言われています。
大切になのは、今ここにあることであって、それが統合です。
考えることは時間の無駄となり、今を失う行為ですので、出来るだけ短時間でそのことに気付きましょう。
生涯、今しか存在していませんので、今目の前で起こっていることだけに集中しましょう。
気づいた時に行動しよう
考えることは、危険を回避する上で重要なことでもあります。
しかし、いずれにしてもやるしかないことはやるしかありません。
やりたいことは、やらなければ終わりません。
気づいた時には即実行することによって、始めて次へと進めますので、考える時間があるくらいなら、すぐにそれをやってみることです。
パラレルな世界が同時に存在していて、それを見ることができるのなら、同じ出来事でも、すぐに行動して結果を得たタイミングで、もうひとつの世界ではまだ何もせずに考えている自分がいることでしょう。
何事もやってみて結果を得るだけですので、考えることにはあまり意味がなく、考える行為はやってみるという答えを導き出すまでの空白でしかないのです。
今すぐそれをやろう
誰もがみな、何かを我慢しているのではないでしょうか?
それをやらないでいるから、調和が乱れていって、トラブルが増えてしまうのです。
正しいかどうかなど誰もわかりませんし、考えてばかりいては、何も発展することはありません。
何もしない時間はとても大切なものですが、それは何かをするために必要な準備期間でしかありません。
まだ、やりたい何かが遺されているのなら、それを今すぐにやってみましょう。
新たな世界へと進めるようになるので、まずはやってみることです。