
あらゆる物や情報を浴びながら生活をしていると、心にも脳にも体にも余裕がなくなっていきます。
無意識のうちに入り込んでくるものによる影響は大きく、現実に見えているところを片付けることで、心のデトックスにもなります。
時間を空間に余裕を持つことが、心の余裕へとつながっていくので、片づけること、捨てることは人生へ大きな影響を与えます。
現実と意識はつながっていて、外側は内側の反映だと言われています。
鏡のように出来ていて、心の状態が外側に現れるようになっています。
時空が意識とつながっている
あらゆる哲学や、スピリチュアルな世界で、意識と宇宙がつながっていると聞いたことがあるはずです。
外側にある物質界は、自分の心がそのまま鏡のように映し出され、それが実体となって出現するだけだということ。
これは、なかなか気づくことができないかもしれませんが、ひとつひとつへの認識を変えていくと、否定することはできません。
ですが、そこから導き出せることは、外側の世界はいくらでも変えることが可能だということです。
片づけると何が変わる?
外側と内側とでは、同じものが鏡のように反映されます。
内面を整えるために、近年では瞑想によってマインドフルな状態を創ることが主流となっています。
それと同時に、海外では「片づける」がムーブメントとなっています。
そのどちらも正解で、移し合っているどちらかを操作することによって、現実が動いていくというものです。
内面から変えることしかできない場合は、瞑想をすことをおススメします。
また、考えたり悩んだりすることが苦痛であって、そういった時間を持つことができない場合には、外側の世界、物質界に存在している物を片付けるしかありません。
目に見えているものを片付けることによって、自然と心の中や頭の中が整理されていき、余計なことは考えなくなっていきます。
不思議なもので、不要なものを片付けて、どんどん捨てて、必要なものをきちんと整理していくだけで、心の中も整理されていきます。
どちらが正解というわけではなく、考えたり瞑想したりすることが苦手であったり、できない場合には、片づけるだけで内面も整理されてしまうという優れた習慣でもあるのです。
余裕を作れば冷静になれる
物質的空間をあけることによって、見えるものが変わり、行動にも変化が生まれます。
また、時間的空白を作ることが、瞑想に近い状態を作り、頭の中と心の中を整理できます。
それまでに悩んでいたことはどうでもいいことであって、本当にやりたいことが見えてくるようになります。
余裕を作るだけで、フットワークは軽くなっていき、ミスやトラブルは大幅に減少します。
仕事などでは整理整頓を徹底し、いらないものは捨てて、適度なタイミングで休憩をとること。
時間と空間を空けていくだけで、上手くいかなかったことも全て上手くいくようになります。
心の静寂が訪れる
感情的になったり、大きなミスをしたり、トラブルを引き起こしたり。
そういった事態が起こってしまうのは、環境のせいやその人の性格に問題があるわけではありません。
単純に、余裕がないから起こるだけなのです。
時間と空間に空いたスペースを作れば、災いは起こらなくなります。
心に静寂が訪れることによって、クオリティの高いパフォーマンスを発揮することが出来るのです。
何もない、何もしないということが、実際に何かをする時に大きな意味をもたらすのです。