
幸せになることが、条件付きになってしまうと、いつまでも幸せにはなれません。
幸せになることは、今すぐに幸せである状態を自分から創り出すことです。
もしかしたら、私たちは成長することによって、真逆の方向に進んでいるのかもしれません。
頑張って来て、得たい結果が得られた人と、そうでない人とがいることでしょう。
それは当然のことであって、勝ちがあれば負けがあり、得る人がいれば失う人もいる。
優秀になれば優遇されて生き、より良い人生が送れる。
確かに間違ってはいないかもしれませんが、スキルや力をつけるだけになってしまうと、大切な何かを失っていくのかもしれません。
何に怖れているのだろうか?
頑張らなければいけない。
努力して乗り越えてこその人生。
人生を振り返ってみれば、確かにそうかもしれません。
しかし、自ら苦行に耐えようとすることには、どんな意味あるのでしょうか?
何に怖れて、力をつけようと必死に頑張っているのでしょうか?
それをしなければ大変なことになる。
果たして本当にそうでしょうか?
恐怖を元に行動をし続ければ、どこまでも恐怖から逃げることになります。
それよりも、楽しさに向かって生きるほうが、幸せな生き方だと言えます。
諦めたほうが楽に生きれる
頑張って出来るようになることは素晴らしいことです。
しかし、何でも自分でやろうと能力をあげていくことは、他人の感謝を得られなくなってしまうことにもつながります。
出来ないことは諦めて誰かに任せて甘えて生きる。
そのほうが、ずっと楽しく幸せに生きられますし、人への感謝も忘れることはありません。
諦めることは、楽に生きるために重要なことで、流れに逆らわない、苦しくない生き方へとシフトできます。
ダメ人間だから幸せが舞い込む
真面目で頑張り屋の人ほど、辛さや苦しみを味わって、なかなか幸せになれなかったりします。
なんでも適当でいいかげんな人間ほど、毎日笑って生きていたりもします。
ダメ人間ほど、まわりが助けるようになっていき、互いに支え合うことを大切にしていると感じます。
正しさよりも楽しさを重視しているのがダメ人間で、言い換えるとダメ人間ほど優れた人とも言えるのでしょう。
優秀とは、優しさに秀でていることを言い、能力が高い人のことではないようです。
能力を身につけていくと、性格はきつくなって優しさが失われることが多々あります。
頑張るのが面倒で、ダメ人間と呼ばれる人ほど、人に優しかったりします。
もしかしたら、近くにいるポンコツな人が、一番幸せに生きているのかもしれませんよ。