何もしない人が最強となっていく

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人生の極みは、何もしないこと。

この言葉だけをそのまま受け入れると、怠惰、わがまま、無気力と判断されてしまう現実もります。

ですが、何もしないということが生きることの本質であって、そこに、人としての在り方が全て詰まっているのです。

何もしない人と聞いて、あなたはどう解釈するでしょうか?

みんな頑張っているのにふざけている。

やる気のない低俗な人間。

そう感じるのであれば、そのように解釈してみて下さい。

その先に、一体何が見えるでしょうか?

何もしないが潜在能力を引き出す

頭が真っ白になり、何も出来なくなってしまうような経験をしたことがあるでしょうか?

そうなったら終わり。

そう思うかもしれませんが、そこからが人生の本当のスタートとなり、世界の真実を知ることになります。

人間は、本来持っている能力のほんのわずかな力しか発揮していません。

潜在能力は普段は眠っていて、その中には通常では考えられないほどの力が秘められているのです。

その力を発揮することができれば、どんなことでも成し遂げることができます。

潜在意識の力を使うとはどういうことか?

潜在意識を使いこなす方法

しかし、その眠っている力は、どれだけ頑張ってみても、努力を重ねても、面鏡しても、頭で考える意識によって使いこなすことはできません。

また、強くなろうとして外側から何かを付け足すほど、発揮しにくくなります。

老子は、「この世界は逆」と説いています。

その言葉の通り、強くなろうとして力をつけていくと、どんどん弱くなっていきます。

登り詰めようとしなかった者が、頂点として崇めらるように出来ているのです。

上手くいかないのは何かをしようとするから

物事が上手くいかず、嫌だ出来事が続いたり、辛く苦しい思いをしてしまうのは、自らが何かをしようとするからです。

まだ経験が浅いうちは、自分の力で生きているのだと傲り、頑張ればどうにかなると勘違いをします。

しかし、それは流れに逆らって生きているだけで、力で押し通そうとし続ける限り、苦しみは続くだけでなく、その負担は大きくなっていきます。

賢くなろうと知れば知るほどに無知を知って、強くなろうと鍛えれば鍛えるほど弱さを思い知らされます。

頑張れば頑張るほど、やればやるほど自分が苦しくなっていくだけなのです。

何かをしようとするから抵抗が生まれ、上手くいかず、苦しんでしまう生き方は、自分自身でやっているだけなのです。

外側の世界はただの鏡です

何もしないと無限大となっていく

何かをしようとすればするほど苦しくなり、道は狭くなっていくばかりです。

それだけでなく、気が付けば生きている世界がとても小さくなっていることに気づくはずです。

何もしないことは、怠けろと言っているわけではなく、世界を広げ、無限大の力を得ることです。

とても怖く、勇気のいることですが、「何もしない」をすると、全ては完璧な状態であり、どんなことでも可能だと必ず気づかされます。

そして、不安や恐怖、悩みや苦しみが消え去っていき、不思議な現象が次々と起こります。

老子は、「『何もしない』をする」とも遺されています。

タイムリーな話題では、「レンタル何もしない人」という方が名を挙げ始めています。

彼の生き方、そして学び取っているものを見て行けば、やはりそうであると言えます。

何もしないということが、人を助け、愛を与え、世界を平和にし、人の心に平穏をもたらす生き方となります。

何もしないとどうなるのか?

何もしないをすると言われても、全くその通りにできる人は少ないでしょう。

ですが、何もしないをやってみると、本当に不思議なことが起こり始め、それまでには感じられなかったことを感じられるはずです。

何が起こるのかは、その人の今ある環境や、立場や関係性によって違いますが、必ず何かが起こります。

それを楽しみに、是非チャレンジしてみることをおススメします。

「何もしない」が奇跡を起こす!

奇跡のような現象が立て続けに起こるのですが、それが長年秘めていた潜在能力であって、その力が現象を引き起こしているのです。

何もしないの先にある世界は、実際に体感した人にしかわかりません。

今、想像するだけでも、何もしないことが簡単でないことは理解できるはずです。

しかし、その先に、必ず新しい世界が待っているのです。

何もしない人が最強となっていく

強く逞しく生きるため。

人に迷惑をかけずに一人前の大人になるため。

何をしますか?

強くなろうとして何かをすれば弱くなります。

迷惑をかけまいと頑張るとそれが迷惑をかけることになります。

強く逞しく生き、迷惑をかけない立派な人として生きたいのなら、そうなろうとしないこと。

何もしないことです。

成るのではなく、在るだけです。

何かをしたから価値が生み出されるのではなく、そこに存在していて、生きているだけで十分に立派で、十分に逞しく、十分に強い人です。

強い人は、自らの意思で何かをしようとはしません。

傲りもなく、求めることもなく、傷つけることもない。

強く在りたいのであれば、何もしないこと。

そして、全てを天に委ねて生きて行くことです。

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