頑張ってもどこかで無理がくる

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自分自身が向上していくために、努力を重ねることは悪いことではありません。

しかし、必ずしも頑張ったからそれなりの成果が与えられるとは限らないものです。

力でどうにかしようとしても、いずれそれは滅びるものです。

好きなことをやっていて、それが他人からみれば頑張っているように見えることでも、その人自身は頑張っているつもりもなく、ただ楽しいだけ。

それを真似てみようとして、頑張ってしまうと、それは偽物の成果を掴んでしまうだけになります。

頑張ってしまうと、ずっと頑張らなければその状態が維持できなくなり、いつか終わりを迎えてしまいます。

大切なことは、ありのままそのままの自分を受け入れて、良く見せようと頑張らないことです。

好きなことをしていればいい

自分の好きなことを好きなだけやっていれば、それに引き寄せられて、必要なものが集まってきます。

他人が大きな成果を達成していたとしても、それは頑張っているわけではなくて、楽しいことをやってきた結果でしかありません。

先に結果を決めて、それを追いかけることをやってしまうと、どこかで苦しくなってしまいます。

結果は後からついてくるものであって、好きなこと、楽しいことをやっていればそれでいいのです。

とことん好きなことをやっていけば、あとはそれを他人が評価してくれるだけのこと。

得るために頑張ると、何もかも楽しめなくなってしまうものです。

頑張り始めたら止まれの合図

最初のうちは楽しいと思ってやっていても、いつの間にか「しなければいけない」にすり替わってしまいます。

本当はどっちでもいいはずのことが、いつしか義務になっていき、頑張ってしまうものです。

それがダメなわけではありませんが、そんな自分に気づくということが大切なことです。

少し頑張っている気がする、疲れてきたと感じたら、止まれの合図です。

楽しくなくなると、必ず疲れを感じてしまいますので、そのサインが出始めたら、一旦やめて、離れるべきタイミングと言えます。

自然が最も力強い

全ては自然な流れによって形成されていくもので、頑張ったり、無理をしてそれを成し遂げているわけではありません。

ただ、それらの人の行いを、客観的に見た時に、「頑張っている」という評価がつけられているだけです。

好きなことを楽しみながらやって、楽しさを忘れて疲れ始めてきたら、それはやめなければいけません。

自然な流れで動いていくものであって、その力には誰も及ぶことはありません。

また、その流れの中で時間をかけてできあがったものは、簡単には崩れることはないのです。

頑張って維持しなければ成り立たないようなものは、その力を失った時にあっという間に崩壊してしまうものです。

頑張るは、もろ刃の剣となりますので、自然な流れに身を任せて生きましょう。

頑張らない=怠惰ではない

頑張らない、力を抜く、めんどくさいことはしない、好きなことだけをする。

そういった言葉を並べると、必ずしも「それは怠惰でしかない」といったことを言われます。

ですが、それは気にしなくても大丈夫です。

頑張ることを強いられ、頑張ることを自らに課せている人が、やめることが怖くて、その勇気を認めたくなくて言っているだけです。

社会的には、何もしない、やりたいことしかやらないことを、甘んじているという評価をしたりもしますが、頑張っていることだけに酔いしれている人が、最も甘えている人と言えるものです。

頑張らないことは、怠惰ではありません。

好きなこと、できることをやって、苦手なこと、出来ないことは他人にお任せ。

だからこそ、人と人とは共生しながら、感謝と慈悲が生まれるというものです。

いくら頑張ったところで、人は完璧にはなれませんし、何もかも一人でやっているわけではありません。

甘えて、頼って、そこで初めて他者への尊敬と感謝が感じられ、人とは何たるかを知ることが出来るというものです。

諦めてしまおう

出来ないこと、無理なことを自分でどうにかしようとするから苦しくなるのです。

まだやれる、頑張ればどうにかなると思って力を入れるから、どうにもならなくなっていくのです。

最後には、必ず頭を下げて誰かにお願いするしかなくなるものです。

全て手放して、諦めて、もっと自分に優しくし、他人に甘えて生きていきましょう。

諦めることをせず、頑張ってばかりいるから、他人が許せず、自分も許すことができず、自らを追い込んでいってしまうのです。

とにかく、諦めることです。

何もかも、大いなる自然の力にお任せして、ただ生きていれば全てが上手くいくようになるものです。

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