私が頑張るのをやめた3つの理由

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

この記事を開いて頂き、ありがとうございます。

ステメンズブログのステローによる日記記事です。

私は、断捨離をし始めてから、あらゆることをやめていく生き方を選びました。

そして、基本的なライフスタイルとして、「頑張る」をやめました。

様々な経験を通して、やめるというよりも、出来なくなったというのが正解かもしれませんが、大きなリスクを追うこともなく、気づけたことだけは幸いです。

ここでは、私が「頑張る」をやめた理由を大きく3つに分けて紹介します。

人生に正解はありませんが、訪れた人の何かの参考になれば幸いです。

1.疲れるだけ

昔から、頑張ることが当たり前で、何かをしていなければ無価値だという感覚が抜けずに、常に走り続けていました。

それが一体どうしてなのかはわからなかったのですが、いつも何かに追われる感覚があり、何かを頑張るのが癖になっていました。

楽しく始めたはずのことも、いつの間にか頑張ってしまう性分で、それがやめられなかったのです。

そんな自分も認めて、頑張ってしまうのも良かったのですが、やればやるほどに疲弊していき、失うものが多いことにも気づき、それがさらに心を疲れさせていき、頑張るのをやめました。

というよりも、もう頑張れなくなってしまったのです。

頑張るのが当たり前の体質から、真逆の頑張れない体質へと変わってしまい、やる気のない人にしか見えないでしょう。

しかし、私はそれでいいと思っています。

これからは、疲れるのは嫌ですし、楽に生きていきたい。

そして、細く長く楽しめればそれでいいかなと思っています。

2.あまり意味がない

頑張ってもどこかで限界が来るもので、どうにもできなくなって苦しんだことがあります。

何も出来なくなって、廃人のようになり、世界がモノクロに見えていました。

ですが、そんな時間にも大きな意味があり、重要なことに気が付いてしまったのです。

それが、この世界、宇宙は常に等価交換でエネルギーが動いていて、頑張ってもあまり意味がないということ。

中々理解するには難しいことですが、単純に1のエネルギーで10を得ることはできず、一時的に1で10を得たとしても、それは錯覚でしかなく、必ずその後から9の力が出て行きます。

期間の長さが違ったり、タイムラグがあるために気が付かないだけで、必ず帳尻を合わせるようになっているので、頑張って多くを得ようとしてもあまり意味がないのです。

それに気が付かずに走り続けると、ケガをしたり、病気になったり、最悪の事態を招くことだってあり得るのです。

幸いなことに、私は大きなリスクを負う前に気づき、頑張ることをやめたので、それは良かったなと思っています。

3.楽しくなくなっていく

頑張っていけば、その先で何かを達成することによって、得る物が必ずある。

そういった思想は、確かに間違ってはいないと思います。

ですが、一種の中毒のようなものだと私は感じてしまいます。

苦行を耐えて、最終的にたどり着いたゴールで味わう感動は、何物にも代えがたいものなのでしょうが、その時には恐らくアドレナリンが多く分泌しているのではないでしょうか。

また、そういった達成感だけに魅了されて、その狭き門に向かって行くと、そうならなかった時の落胆が大きく、大きく心にダメージを受けてしまいます。

細く高く積み上げるよりも、広く浅く小さなことを積み重ねたほうが、崩れにくいものですし、長い間楽しむことができます。

わざわざ苦しい思いをして、努力に努力を重ねて、もっともっとと頑張って。

気が付けば、目的を見失ってしまっていて、確実に楽しさは失われていくだけとなります。

私は、頑張ることそのものよりも、目を輝かせて楽しめる気持ちを大切にしたいと思います。

頑張っていることに気づいたら

自分が好きでやっているのか。

それとも頑張っているのか。

それを知っているのは、自分だけです。

もし、何かを頑張ってしまっているのなら、それは警告だと認識すべきでしょう。

それ以上いくと、どこかで必ず支障が出てきます。

また、そのサインを無視して進み続けると、大切な何かを失います。

私の知人は、頑張り続けて、無理をして走り続けた結果、腰を痛めてしまって、この先ずっと元の状態に戻ることはありません。

頑張らないのは、怠惰ではありません。

自分を大切に扱い、楽しみながら、できることをやればいい。

また、身近な大切な人が、無理をして頑張り始めているのなら、止めてあげて下さい。

大切なものは何か。

取り返しのつかないことになる前に、頑張るのをやめられるといいですね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。



コメントを残す

*