断捨離を続けていくと、どんどん新しい世界が見えていきます。
シンプルに暮らし、毎日を楽しく快適に過ごすためには、小さな行動の積み重ねが大切です。
捨てて、減らして、執着しないことによって、豊かに生きることができるようになります。
断捨離は、楽に幸せに生きるための入り口でしかありません。
何をどのようにするのかという具体的なことは、やはり最終的には自分で決断しなければいけないものです。
そして、続けることによって見えてくるものは、執着を手放すことも手放せるという世界です。
やることを減らすために
まず、生き辛さを感じる人、上手くいかない人は、頑張りすぎているのは間違いありません。
わかりやすく言えば、余計なことをしていて、足元が見えていない。
あれもこれもと欲張って、色々なことを完璧にこなそうとやりすぎている可能性があります。
その、やることを減らすための第一段階として、断捨離が有効だということです。
物を減らし、行動を減らすことによって、自分の姿がはっきりと見えるようになります。
できているつもりでも出来ていなかったこと、やるべきことをやらずに順序をとばしていたこと。
他人との境界線を越えて踏み込んでいたことなど。
様々なことが見えてくるでしょう。
そこに辿り着くために、まずはやらないと生きて行けないということ以外はやめていくことです。
極限まで行動を小さくする
断捨離を継続していくと、最終的にたどり着く答えは、毎日同じことを繰り返すだけとなります。
生きるために必要なことはやらずに、最低限のことだけをこなします。
断捨離という習慣も捨てて、捨てる、掃除するなどもやらなくても大丈夫です。
散らかっていようが、汚かろうが、それが今の自分の枠であるのなあら、それはそれで受け入れることです。
できないことはできないと認め、できることをやっていく。
これが、断捨離によって最後に学ぶことでもあります。
ありのままで生きて行く
断捨離するにあたって、頑張りすぎていたこと、やらなくてもいいことをやめていきます。
しかし、気が付けば断捨離することも頑張ってしまう罠にはまりがちでもあります。
そこで、思い出すべきことは、心に従うこと、ありのままで生きることです。
全てを脱ぎ捨てて、自分の思った通りに判断して行動していくことが、楽に生きるためにとても大切なことです。
外側からは常に惑わされる情報が入ってきますが、そのどれも正解ではありません。
真実は常に心の中にあり、思った通りに進んでいけば何も問題はないのです。
捨てたかったら捨てて、欲しかったら手にして、飽きたら手放して。
最後に手放すべきものは、外側にあるもの全てです。