
断捨離することによって、生き方はより洗練されていきます。
運気を上昇させ、人生の流れをよくしていくためには、やはり捨てることです。
執着を手放し、やめていくことによって、思いもよらない結果を手にすることができるのです。
日常生活は、同じことの繰り返しのように思えても、日々少しずつ変化し続けています。
その中で、何もかもを維持しようとすると、どこかで必ず苦しくなってきます。
こだわりや執着が、そのストレスを生み出していき、捨てるべきタイミングでしっかりと手放していけば、物事はどんどん良い方向へと進むものです。
捨てるべきものとは?
では、何をして、何をやらないのか?
何を持って、何を捨てるのか?
その答えは、あなた自身が知っていることですし、あなたを取り巻く全てのものが、そのサインを送っているはずです。
運気を上昇させて、流れを良くするためのヒントとして、いくつかの判断基準を紹介します。
1.上手くいっていないこと
何度もやっているが上手くいかないこと。
いつも同じところで失敗してしまうこと。
それは、今の限界がそこだということを示しています。
そのこととは別に、何か他にやらなければいけないことが違うところに隠されているので、上手くいかないことはあっさりとやめましょう。
2.ストレスを感じること
他人が大変だと思うことでも、自分は楽しいと思えることがあります。
その逆もあるものですが、やめるべきサインは自分自身のストレスです。
それを無視し続けることによって、ケガをしたり、病気になったり、人とのトラブルを引き起こしたりもします。
少しでも辛さや苦しみを感じ始めたり、愚痴をこぼしたりするようであれば、今すぐそれはやめるべきです。
3.何かに邪魔されること
上手くいっていないことと似たようなことですが、何かをしようとした時に、いつも邪魔が入ってくるようなら、それは今やるべきではないということです。
邪魔されるのは、そちらへ行くなというありがたいサインです。
無理に押し通すことが出来ても、何かの代償を払う可能性もあるので、邪魔が入るなら素直にやめましょう。
4.面倒だと思うこと
どうしてもやる気になれない、億劫に感じてしまうことは、やめても構いません。
そこにはもう楽しみや魅力を感じていないので、やったところで嫌な感情を射だしてしまうだけです。
昔は楽しかったことでも、面倒になってくることはあるもので、それが人間の素直な心理ですので、こだわらずにやめてしまいましょう。
5.できないこと
単純に、1日という限られた時間の中で、出来ないことはやめましょう。
また、自分一人ではできないことは誰かに助けてもらい、無理なことはお願いしましょう。
頑張ることが素晴らしいことのように思えても、誰にも甘えないことも傲慢なことです。
出来ないことを無理にやろうとするのはやめましょう。
最後に
いかがだったでしょうか。
ここまで読み進めて頂き、ありがとうございました。
人が苦しくなってしまう、辛さを感じてしまうのは、何もかもを維持しようとして、頑張り続けてしまうからです。
始めのうちは楽しくてやっていたことも、いつの間にか「やらなければいけない」「そうするべきだ」というものにすり替わってしまいます。
それを繰り返しているうちに、生活のほとんどの時間が「やるべきこと」で埋め尽くされていきます。
それに慣れてしまうことで、生活は苦しいことに耐えることだという認識にすり替わってしまうのです。
しかし、何でも自分一人でやったり、無理をして頑張り続けることも、傲慢が故の行動とも言えるものなのです。
出来ると思っていても、出来ないこともあるのが事実です。
誰かの助けを借りないと、人は生きて行けません。
甘えずに独り立ちすることが立派な大人だと思いがちですが、甘えることを知らない人こそが最も甘えているとも言えるのです。
全て諦めてましょう。
自分を認め、自然な流れに身を任せましょう。
他人に甘え、他力で生きることによって、全てが上手くいき、幸せな人生が始まっていくものなのです。