
自分がよくわからない。
何がやりたくて、何が好きなのかもわからない。
そんな時には、どうすればいいのでしょうか。
あなたの「好き」がわからないのは、とても大変な出来事です。
何とかして、その「好き」という気持ちを取り戻すために、自分を見つめ直しましょう。
好きなことは見つけるものではない
よく耳にする言葉かもしれませんが、好きなことは探すものでも見つけるものでもありません。
既にあるものです。
「好き」という気持ちは、ただ気づくだけです。
客観的に見れば一目瞭然なのですが、それがわからなくなるから探してしまうのでしょう。
それでも、思い出すことはできます。
これから紹介するワークに取り組んで見て、あなたの「好き」を取り戻しましょう。
1.いつも何をやっている?

自由な時間に何をやっていますか?
そこにヒントが隠されています。
「好き」は気づくことです。
人は、好きなことしかできませんし、好きではないことはやりません。
好きなことは、既に終わっていることです。
そして、やめるという選択肢をとらずに、いつもやっていること、続けていることなのです。
2.心で何を感じている?

心の中にある感覚や感情が、好きなことのヒントになります。
嫌な気持ちになることは、続けると苦しくなります。
好きなことは、どれだけ疲れていてもやり続けることができます。
心の声を聞くことで、「好き」は取り戻すことができます。
あなたの心は、どう感じていますか?
3.認めて受け入れていく
いつもやっていることを振り返り、自分の行動を客観視していくと、あなたの好きは思い出せるはずです。
それでも、「好き」がわからないというのは、ただ認めない、受け入れない、してはいけないなどの否定する気持ちが邪魔をしているだけです。
人は、好きなことしか出来ません。
人は、嫌なことは絶対にやりません。
好きなことは、いつもあなたがやっています。

それに気づき、認め、受け入れてあげればいいのです。
「好き」がわからないのは、ただあなたがブレーキをかけているだけなのかもしれませんよ。
「好き」は「好き」でいいのですから、誰に何を言われようとその気持ちに許可を出してあげて下さい。
あなたはそれが好きなのですから、それでいいのです。
4.素直に表現していこう
「好き」がわからなくなるというのは、そこにあるあなたの感情に蓋をしているからかもしれません。
それはいけないことだと思い込み、素直になることを怖れているから、「好き」がわからないという状態を無意識的に作り出し、「好きではない」ということにしているのではないでしょうか。
怖れなくても大丈夫です。
「私はこれが好き」で何の問題もありません。

そして、その「好き」を認めて受け入れていくためには、素直な表現をすることが大切になっていきます。
最初は照れ臭いかもしれませんが、言葉にして言ってみましょう。
紙に書き出すのもいいですし、体で表現するのもいいでしょう。
人間は、どれだけ嘘をつこうとしても、自分の心にだけは嘘はつけません。

苦しさや辛さは、心の中で気持ちに裏切り、気持ちに蓋をしてブレーキをかけるからです。
「好き」はどんどん出していっていいのです。
素直にそう思ったのなら、どんどん表現していいのです。
「好き」は必ずあなたの中にあるはずですので、その気持ちに気づいてあげて、大切にしていきましょう。