物や情報は、脳の中に入れば入るほど力が分散していき、一点に集中する力が損なわれます。
ただ、聞くだけ、見るだけでもエネルギーは奪われていくため、集中力を高めたい時には断捨離が必要です。
本質に無関係なものを削ぎ落せば、それまでに発揮できなかった力を出すことができます。
何事も突き抜ける力が必要な時があり、そこに尽力しなければいけない時こそ断捨離しましょう。
視界に入るものを減らす
力を高めるための一番簡単な方法は、視界に入るものを減らすことです。
物はそこに置いてあるだけで力を奪うものなので、何かに取り組む時には、まずは近くを片づけましょう。
わからなくなった時、力が出ない時には、いらないものを捨てて掃除や整理整頓をしてみましょう。
ただ、それをやるだけで何かに気づくことができたり、次やるべきことに集中できるようになったりするものです。
一点集中したければ全部捨てよう
本当にひとつのことだけに集中したいのであれば、それ以外の本質に関係のないものは全て捨てましょう。
物、人、情報などの全て、今やっていることに関係がないのであれば、捨ててしまっても大丈夫です。
今、やらなければいけない最優先事項を突破する力を発揮するには、全て捨てるしかありません。
欲張って、いつまでも小さなことにこだわっていては、先へは進めなくなります。
やることをひとつだけにして、それ以外のことは諦めて、捨てていきましょう。
必要になものは入ってくる
断捨離してみて感じられることは、手放して捨てていっても、必要なものは後から必ず入ってくるということ。
力を出すべきところにしっかりと尽力していれば、全て与えられるように出来ています。
余計なことに力を使って、あれもこれもと分散していくと、何もかもが中途半端になっていき、得られるべきものも得られなくなっていきます。
集中するべきものはひとつにして、目の前のことを確実にクリアしていくことです。
それだけをやっていれば、必要なものは確実に入ってきます。
力を注げばそれなりの対価が得られる
どんなことであっても、力は注いだ分だけそれ相応の結果が与えられます。
そうでないように思えても、それは自分がそう思っているだけで、必ず出した分だけのものが戻ってくるものなのです。
だからこそ、やるべきことには集中して、しっかりと力を注いだほうがいいものなのです。
ひとつひとつを大切にしていき、確実にこなしていくこと。
そして、あとはそれに見合った価値を受け取ればいいのです。
因果応報、等価交換という法則は絶対ですので、無駄なことには力を使わずに、注ぐべきところにしっかりとエネルギーを注ぎましょう。