
幸せになりたいのは誰でも同じです。
人生は、何かをするから幸せになるのではなく、しないことによって幸せを感じられるようになっていくもの。
誰でも今から幸せな人生を創ることができます。
残りの人生を輝かしいものにしたいのなら、不幸になるようなことはやめていきましょう。
人生は有限なもの
始めに、人生について真剣に考え、向き合っていくことから始めて下さい。
人生とは、人が生きた時間のこと。
今という瞬間が連続していき、刻一刻と終わりの時へと向かっています。
そのことを意識して始めて、今という瞬間がいかに大切なものなのかを理解できるはずです。
時間は命そのもの。
その大切な命を、一体どんなことに費やしていくのでしょうか。
やめるべきことを考えなければいけないのは、不幸な時間をいかに減らすことができるのかを強く意識するべきだということです。
1.考えること
頭を抱え、考え悩み、いつもまでも何もしないでいると、時間だけが過ぎていきます。
知識を増やしたり、力をつけることも大切ですが、手段が目的とならないように気を付けなければいけません。
上手くいく方法を考えたり、先にノウハウを学ぶばかりで使わなければ意味がありません。
考える時間はできるだけ人生から追い出しましょう。
2.変えようとすること
この世の中にあるもの全て、手を加えて変えようとすることは、エネルギーの無駄です。
他人も自分も、あらゆるものは変えられるものではなく、ただ変わっていくだけです。
全ては自然な流れでなるようになっていくだけですので、変えようとはしないことです。
3.怒ること
怒りの感情に任せて起こす行動は、必ずトラブルを引き起こし、誰もが不幸になるだけです。
ただ、他人を傷つけるだけでなく、最終的には自分も傷つくことにもつながります。
そういった経験も必要ではありますが、気が付いた時にはできるだけ減らしたい時間です。
怒りを感じても、自分の中で消化していく術を身につけましょう。
4.恨みをもつこと
どれだけ理不尽なことがあっても、それは仕方のないこと。
物事は全て理屈で整理できるものではなく、人との関係で社会が成り立っている以上は、憤りを感じる出来事はあるものです。
しかし、本当の不幸は恨みを持ちながら生きることで、それだけ幸せでない時間を過ごすことになります。
責めず、咎めず、許していくことで、不幸を逃れることが出来ます。
5.理想と期待を追うこと
幸せは、何かを達成してこそ得られるものだと思いがちですが、それは一時的なものばかりです。
理想と期待を追いかけてばかりで、目の前の幸せを先延ばしにしていくと、不幸な時間が永遠に続きます。
ありもしない幻想を抱き、出来もしないことを追いかけ続けることはやめましょう。
何もしなければ幸せは舞い込んでくる
幸せになる方法は、何かをすることではなく、やめていくことです。
何もしていなければ、全てが上手くいくようになり、幸せな毎日が始まります。

全ての執着を手放し、何もしない、何も持たないことによって、辛さや苦しみは消え去っていきます。
あれもこれもと欲張って、何かをすればするほどに不幸になっていきます。
幸せになりたいのなら、自分の心に従って、苦しくなるようなことはやめていきましょう。