
人には、不思議な力があるもので、時にそれは生きていくうえでの大切な道しるべとなります。
成功者たちはみな、大事な場面ほど直感で決めてきたと言います。
第六感、第七感による選択と行動は、大きく自分を飛躍させます。
では、この「直感」と呼ばれるものは、一体なんなのでしょうか?
それは、あなたの心の中にあるものなのです。
「なんとなく」がとても重要
直感は特別なものではなく、人間なら誰しも生まれつき持っているものです。
それは、誰の心の中にもある感覚のことです。
迷ったり、怖くなったり、上手くいかなかったりするのは、頭で何が正しいのかを考えているから。
本当の正解は、心で感じていることです。
なんとなく「いいな」とか「嫌だな」と感じることが導きです。
何もかも適当で、完璧や正しさを追い求めず、なんとなくに従っていけば、幸せな道へ進んでいけるでしょう。
考えなくていい
人は、考えることによって文明を生み出しましたが、考えることによって物事を複雑に捉えてしまったりもします。
頭で考えることで、最新の技術や手法が発達していきますが、それよりも大切なことは、やはり感覚なのです。
なぜ考えるようになったのかを紐解いていけば、やはりそこには、「人の役に立てるように」「もっと楽に暮らせるように」といった思いから始まっているものです。
行動する前から考える癖は、物事が上手くいかなくなる原因となります。
スムーズに進める順序は
考える⇒行動する⇒考える
ではなく
感じる⇒行動する⇒感じる⇒考える
といった流れのほうが、上手くいったりするものなのです。
考えることばかりに気を取られて、感じることを忘れてしまえば、目先の成功は得られても、最終的には悲しい思いをすることになってしまうのです。
直感で行動しよう
何が正しいのか、どちらが正解か。
そんなことばかり考えていても、結果には何の影響もありません。
むしろ、上手くいく方法を考えてから行動するほど、大きな痛手を負うものです。
大切なことは、直感と行動だけです。
思いついたことはすぐに行動し、上手くいけばそのまま進み、上手くいかなければ行動を変える。
ただこれの繰り返しだけです。
上手くいくノウハウを学んだり、決まったレールの上を走ったとしても、それは自分のものにはなりません。
直感と行動だけを積み重ねていくことが、自分の人生を生きることにつながっていきます。
他人の言う通りにしなくていい
あなたの中の「なんとなく」や、突き抜ける直感がある中で、それを止めようとする意見や、流れを変えよう、捻じ曲げようとする邪魔が入ることがあります。
しかし、それらは全て試練であって、それを越えられるかどうか、上手くかわせるかどうかが試されているだけです。
言われた通りにしていると、あなたの「なんとなく」は押しつぶされ、それに慣れてしまうと、自分のことがわからなくなってしまいます。
天から頂いた命で生きている人生を、他人に捧げる必要はありません。
誰かが何かを言ってきたとしても、あなたの「感覚」だけが正解です。
それだけを信じて、真っ直ぐに進むことによって、なりたい自分になれることができ、本当の人生を生きられるようになるものです。