
失敗を経て、何かの改善策を見出さなければいけない。
しかし、いくら考えても悩んでも、どうしてもいい策が見つからない。
そういった場合には一体どうすればいいのでしょうか。
八方塞がりの状態で、何をやればいいのでしょうか。
今もし、そういった状況にあるのであれば、解決のヒントとして下さい。
ありのままを受け入れる
何かの策を講じなければいけない。
それは正しいように思えても、現実を受け入れきれていないからです。
それはもう仕方のないことで、そういうこと。
打つ手がない、八方塞がり、どうにもできない。
それが答えです。
どうしようもないことが起こってしまった場合、どうしようもないのです。
改善策は、何かをすることではなく、何もしないこと。
ただ、次は気を付けなければいけないと意識するしかないのです。
ひたすら目の前のことをやる
その失敗についていつまでも考えていることは、時間とエネルギーの無駄です。
それに対して、やれることがないのなら、それはそれでもうおいておきましょう。
そして、やっていくべきことは、今できること、目の前に出されている課題に取り組むことだけです。
それをひたすらこなしていれば、不思議といつの間にか解決しているものです。
どうにかしようと思うほどに問題は複雑になっていき、別のことに取り組むことで時間が解決してくれるもの。
失敗して咎められたとしても、躍起になって対応しようとはしなくていいのです。
それをやればやるほど物事はおかしな方向へと進むので、放っておくことです。
あとは待つだけ
「人事を尽くして天命を待つ」という言葉があるように、やるべきことをしっかりとやって、あとは待つだけです。
どうにかしようとか、何かを変えようとすると、さらに問題は降りかかり、やることは無限に増え続けます。
自分にできることをやって、待っていれば、そのうちいい知らせが舞い込みます。
「果報は寝て待て」という言葉もあるように、自然な流れで解決されるのを待ちましょう。
ただ、「そういうことが起こった」という現実だけを受け入れて、やるべきことに再び戻り、それを取り組みながら待っていれば、必ず上手くいくようになっていきます。
自分のペースを守ろう
トラブルが発生して、何かの対策が必要だと言われれば、そんな気がしてしまうもの。
しかし、実際には何もする必要はないのです。
それはそれですし、これから同じことが起こるかもしれないし、怒らないかもしれない。
それは誰にもわかりません。
何があったとしても、自分のやることには変わりはないはずで、そのペースを乱さなければいいのです。
目の前のことをひとつずつこなし、それをただ繰り返していくだけ。
そだれけに集中していれば、何も問題は起こらずに、問題は問題ではないことに気づくでしょう。