断捨離を決行するのは、どういった理由で行動に出るのかは人それぞれ。
ただ、断捨離は、過去の自分を捨て去り、人生のベクトルを変えていくため。
また、本当の自分に出会い、決断する強さを身につけるためのもの。
やると決めたのであれば、きちんと自分のルールには従いたいものです。
断捨離を決行する時に、注意してほしいことを紹介します。
1.とにかく捨てる(減らす)
捨てて、断ち切っていくと決めたのですから、中途半端なことはしないこと。
きちんと自分の手で捨てて、減らせるかどうかを意識しましょう。
どうやって処分するのか、どういった形で決別するのかも自分で決めなければいけません。
ただ、良いか悪いかは誰にもわからないことなので、とにかく減らせられるかどうかだけにフォーカスしましょう。
余計なものを断ち切ることによって、生き方は大きく変わります。
躊躇したり、逆戻りしたい気持ちがあっても、そこで心を強くもって、自分の決断を信じましょう。
2.取り返そうとしない
人生の中で、何かを減らすことによって、さらに何かが舞い込んで来ます。
それを怖れて、空いたところを再び埋めようとはしないこと。
それをやってしまうと、また同じことの繰り返しです。
捨てようと思って移動したのに、もう一度元に戻してしまう。
せっかく手放したのに、また似たようなものを手に入れようとする。
それはしなくてもいいのです。
次はまた、余裕ができた自分にぴったりのものが入ってきますので、それを信じて待ちましょう。
3.捨てることに固執しない
いらないものを捨てると、自分に必要なものは舞い込んできます。
これは、間違いなのない法則なのですが、捨てれば得られると思って、ひたすら捨て続けるのは危険です。
捨てることにこだわると、舞い込んできた必要なものまで捨てようとしてしまいますので、いつまでも受け取ることができません。
もう終わったものは捨てて、次のものが入ってくる。
この循環が繰り返されているだけですので、断捨離はあくまで必要のないものを捨てるということ。
入ってくるものは、今の自分には必要なものなので、何もかも捨て続けないようにしましょう。
断捨離を知れば何も怖くはない
断捨離は、決断して前に進み続けるために大切な習慣です。
必要のなくなったものを捨てると、次は必要なものが入ってきます。
どこからともなく現れて、いきなり目の前に出現したりします。
この法則と現象を体感すれば、何も怖くはなくなります。
何をやったとしても、きちんと片づけることさえできれば、全ては与えられるのですから、将来の不安などはありません。
先に手に入れようとして、自分のエリアにいっぱいにため込もうとするから、苦しくなり、得ることができなくなるのです。
いらないものを減らすだけ。
たったそれだけで、足りない物は何もなく、全て出揃っていることに気づきます。
本当は、最初からそこにあって、何もかもあなたは持っているのです。
断捨離は、このことに気づくためのもので、人生の違いは、気づくか気づかないかの違いだけなのです。
幸せに気づくために、いらないものは捨てましょう。