
断捨離を決行しようとしたとき、片っ端から捨てるといった方法もありますが、まずは視界から外すというのもひとつの手です。
片づけあるあるとして、普段は触りもしていないのに、自分が見たり、持ち主に見せたりすると「いるんだ」「いつか使う」といって捨てないといったことがあるはずです。
そういった場合には、まずは認識から除外することから始めてみましょう。
断捨離も、勢いがあれば捨てることが可能ですが、まだまだ迷いがあるのであれば、段階を踏むこともありです。
一旦はどこかにしまうか隠すかしてみると、また新たな発見があります。
開かずの扉へ封印する
いつまでもそこにあるだけで、全く使わない物でも、捨てるのに迷うのであれば、開かずの扉的なところをひとつ作って、そこへ押し込んでしまいましょう。
普段の生活の中で、視界に入らないようにすることで、また新たな答えが発見できます。
日常で出番がなければ、探しに行くこともなければ、その扉を開けることすらないはずです。
また、思い出すことも、話題に出ることもなければ、結論は出ています。
定期的にチェックする
視界から外したものは、定期的にチェックしていきましょう。
家の中から排除していない以上は、まだそこにあるという認識が頭の片隅にあるので、完全な断捨離は出来てはいません。
期間を決めて、ふと思い出した頃に、覗いてみて下さい。
新たな決断は、見た時の感覚でわかります。
懐かしい、もったいない、こんなの持ってたのか。
様々な思いがありながらも、自分が成長したことにも気付けるはずです。
捨てられるものは捨てていく
視界から外して、しばらくの期間をあけて完全に忘れてしまっているものは、その程度のものです。
見た時に、何かを感じるかもしれませんが、それは当時の想いや記憶であって、今はそれを取り戻すことはできません。
今、これから生きるのに必要のないものは、捨ててしまいましょう。
しっかりと段階を踏んでから、自分を認めることも出来ているはずなので、捨てられるはずです。
捨てられるものは、捨ててしまいましょう。
過去は消え去っていく
名残惜しい気持ちはあっても、過去は過去です。
いつまでもそれにしがみついていていも、前に進むことができません。
感傷に浸っていても、それは自分の足かせとなるだけです。
捨ててみればわかることですが、捨てたものは数日もすれば何を持っていたのかも忘れてしまうものです。
モノだけでなく、人や情報などでも同じことが言えます。
「そういえばそんな時もあった」
「あの頃の自分はこれが良いと思ってたんだ」
過去なんてそんなものです。
人はどんどん変わっていき、毎日のように生まれ変わっていきます。
過去はただの記憶でしかありません。
捨てても大丈夫ですので、どんどん捨てていきましょう。