人生を辛くしてしまい、不幸を感じてしまう原因は、比較してしまうことにあります。
しかし、誰一人として同じ人はいませんし、同じ瞬間は訪れることはありません。
全ては、常に完璧な状態であり続けていることに気づきましょう。
そして、あなた自身が向上すれば、それが幸せであることも知りましょう。
自分以外はどうでもいい
他人のことはどうでもいいという言葉を使うと、「自己中心的」「冷たい」などと言われがちですが、自分以外はどうでもいい存在です。
何をしようが、どのように生きようが、自分には関係のないことです。
他人のやることが気になってしまうのは、あなたが比較しているからです。
どちらが優れているか。
どう見られているか。
それはあなたの人生には何の影響も及ぼしません。
あなたの価値は、生まれた時から死ぬまで変わることはないのです。
他人はあたなの価値に優劣をつける存在ではなく、それは他人も同じことです。
自分以外はどうでもいい存在なのです。
自分がどうあるべきかだけ
誰かが何をしたとか、どこへ行ったとか。
それはどうでもいいことです。
あなたが考えなければいけないことは、あなたがどうあるべきか。
どのように生きるべきなのかだけです。
他人をコントロールしたり、支配しようとするから、何も上手くはいかなくなり、比較が始まるのです。
自分の生き方、他人の生き方を尊重し、認め合うことが大切なことです。
あなたはどう在りたいのか、どう生きたいのかを明確にし、それをきちんと貫けば、何も問題はありません。
あなたはただ、あなたに課せられた使命を全うすれば、それでいいのです。
比較は過去の自分だけ
あなたは、あなた以外の誰かを見る必要はありません。
自分自身の人生に集中し、比較するのは過去の自分だけで大丈夫です。
出来なくなったことがあれば、出来るようになったこともある。
それでも、日々一歩ずつ前進し、成長しているはずです。
他の誰かと比較して、劣っているところ、優れているところを見つけたところで、最終的には虚しくなるだけですし、終わりのない道のりを行くことになります。
違う誰かになろうとしなくてもいい。
今あるあなたを認め、過去の自分と比較して、成長できていることを喜べばいいのです。
小さな成功体験を積み重ねよう
あなたの中で、出来ていないこと、達成していないことを追いかけていると、辛くなるばかりです。
目標を持って生きることは、素晴らしいように見えるかもしれませんが、そればかりを意識すると、何度達成しても終わりがありません。
楽しい人生、幸せな人生を送るには、出来たこと、上手くいったことだけを大切にしていればそれでいいのです。
こんなに出来るようになった。
ここまで来れた。
やれるだけやれた。
何とか生きてきた。
どんなことでも構わないので、毎日出来たことを見つけて、そんな自分を褒めてあげればいいのです。
失敗の中にも、必ず小さな成功はあります。
大きなものばかり求めず、遠くばかりを見ず、一歩進めばそれでいい。
それが、いつかあなたを大きく成長させてくれるのです。